塔山郁のレビュー一覧

  • 蠱毒の家

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    塔山郁『蠱毒の家』宝島社文庫。

    2014年に宝島社文庫から刊行された『人喰いの家』の加筆修正、改題作。個人的には、改題作を知らずに再び掴まされ、困惑することが多いのだが、『人喰いの家』は未読だったので助かった。

    塔山郁の作品は何作か読んでいるのだが、本作はその中でも群を抜いて面白い。描かれる事件は『尼崎事件』にも似ているのだが、呪術を使う霊能者が登場する辺りは『尼崎事件』よりもさらに恐ろしさを感じる。

    タイトルにある『蠱毒』だが、今村翔吾の『イクサガミ』の下地にもなっており、毒虫や蛇、蠍を何匹も一つの器に閉じ込めて共食いさせ、最後に生き残った一匹を呪いの道具にするというものだ。それを本当

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    2026年01月03日
  • 蠱毒の家

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     その界隈では有名な家がある。三階建てのその豪邸は医者夫婦とその子どもが住んでいたはずなのだが、いまそこに自称霊能者の美女とその息子が住んでいるらしい。しかもその家は行き場のない女性を迎えてくれる、シェルターとしても機能しているそうだ。近所のひとは新興宗教の集会所のようだ、と噂していて、ご近所トラブルのあった隣の家の住人は不審な死を遂げている。滝川美優は偶然出会った女性から、その家についての話を聞いたことをきっかけに、その家の人間と関わりを持つようになる。そんな美優も、母親や義理の弟との間に問題を抱えていて……。

     家族間の不和に起因する不快感が丁寧に描写される導入、(ネタバラシになるので具

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    2025年12月27日
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理

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    ミステリーを読むことは少ないのですが、これはミステリーになるのか、少し推理っぽいところもあるけど…
    お話は面白く、あっという間に読んでしまいました。
    塔山さんの他の本も読んでみたいと思います!!

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    2025年12月25日
  • 蠱毒の家

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    本当にひどい奴がたくさん出てくるけど

    私個人の感想で言うと、
    結局、1番ひどいやつは美優の母親では?

    めちゃくちゃ怖いホラーかと思って、ビクビクして読んだけど
    大丈夫だった
    きれいに伏線回収もされてた

    ただ…
    ほんともう…しつこいけど
    美優の母親がむかついて…そればっかりが気になった

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    2025年10月04日
  • 「舌」は口ほどにものを言う 漢方薬局てんぐさ堂の事件簿

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    漢方薬局てんぐさ堂の薬剤師が患者の体と心の悩みを解決する全四話からなる漢方ミステリー小説。
    薬剤師 毒島花織の名探偵シリーズに登場する宇月さんが大活躍。

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    2025年08月01日
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理

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    とてもわかりやすいく話が進んでいくので、
    一気に読んでしまいました!

    最初に毒島さんの毒舌が炸裂し、
    とてもいいキャラをしているなと
    毒島さん好きになりました!笑

    責任感もあり、知識も豊富な毒島さん
    とても素敵でした!
    そして、薬のことになると饒舌になるところが
    たまらなく面白かったです!

    モリ医者はヤブ医者以下だということを
    この作品を読んで初めて知りました。笑
    ヤブ医者にもモリ医者にもあたりたくないなと
    思いました…(汗)

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    2025年07月24日
  • 甲の薬は乙の毒 薬剤師・毒島花織の名推理

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    ただ薬学としての説明だと理解まで到達せずに退屈な文字の羅列にしか過ぎないものが、毒島さんの言葉として読み進めると不思議とすっと頭に入ってくる(正しく理解できているかは別として)。これは水尾の心情とリンクしているがゆえなんじゃないかと思えた。

    それにしても面白いと一気に読んでしまった1作目を超えてくるとはうれしい誤算だった。
    エピローグで伏線回収しつつ、気になっていた答え合わせをしてスッキリさせてくるあたりも素晴らしい構成だと思う。

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    2025年05月28日
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理

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    魅力的な登場人物のやりとりに続きが気になり一気に読破した。続編が楽しめる喜び。
    主人公水尾爽太とヒロイン?毒島花織が今後どうなっていくのか楽しみ。

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    2025年05月15日
  • 「舌」は口ほどにものを言う 漢方薬局てんぐさ堂の事件簿

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    「薬剤師・毒島花織」新シリーズ誕生の文言に惹かれて読んでみました。

    漢方医学のプロが患者さんの不調と謎を解き明かしていく。
    こういう物語がとても好きです。

    知見が得られたのも良かったです。

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    2025年02月02日
  • 甲の薬は乙の毒 薬剤師・毒島花織の名推理

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    “薬剤師の毒島花織の名推理”

    とサブタイトルがついていますが、今作は毒島に好意を寄せている(??)ホテルマンの爽太が活躍した印象。

    花織の破天荒さには、ドキドキと痛快感と。

    今回も知見を得られて、とても楽しく読むことが出来ました。

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    2025年02月02日
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理

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    薬剤師の毒島花織が薬にまつわる様々な事件を解決していく物語。

    事件を解決する度に得られる痛快感がたまらない。

    彼女の様なお友達がほしいかも?

    薬剤師との付き合い方や薬の知識が得られて、読んでいてとても楽しかったです。

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    2025年02月02日
  • 毒をもって毒を制す 薬剤師・毒島花織の名推理

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    薬剤師・毒島花織の名推理第三弾。

    新型コロナウイルスの第一波あたりを思い出しました。
    未知なことが多すぎて、情報に惑わされている状況。
    ホテルに隔離とか、バイキン扱いと思われるくらいあちこち消毒するのとか、なんか懐かしいなという感覚にすらなりました。

    薬剤師は病気を診断することはできませんが、薬の知識を正しく伝えることで、患者さんを救うこともできる。
    患者さんのために日々向上心を持ち、知識を増やし続ける毒島さんは、薬剤師の鑑ですね。
    一人の患者さんにしっかりと向き合うことで、信頼を得たり、隠された悩みを引き出したり、本当に素敵な薬剤師さん。
    これは薬剤師としてというより、毒島さんという人間

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    2024年12月27日
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理

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    このシリーズ大好きです!
    病院に通うと必ず薬局に立ち寄るため親近感が湧き手に取りました
    毒島さんの『ヤブというよりはモリでしょう』が好きです
    意外性があり頭の良さはもちろんユーモアが溢れている人だと伝わります
    このシリーズを読み進めているとわかるのですが
    キャラクターがすごく魅力的で愛着がわきます

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    2024年12月13日
  • 甲の薬は乙の毒 薬剤師・毒島花織の名推理

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    薬剤師・毒島花織の名推理第二弾。

    前作に引き続き、薬にまつわる事件やエピソード。
    タイトルにもありますが、薬は患者さん毎に処方されるものなので、他人には使ってはいけないですし、使い方も重要。
    薬は、薬にもなり毒にもなる。

    今回の話は、薬の間違った使い方が出てくるので、読んでいてハラハラというか、ぞっとしました。
    悪気があるものないもの様々ですが、薬は正しく使わないと怖いものです。
    フルニトラゼパム関連は実際にも話題になりましたね。

    私自身、フルニトラゼパムではありませんが、別の睡眠薬で前向性健忘になったことがあるので、向精神薬は怖いなと実感してます。
    悪用するのはもっての外ですが、毒島さ

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    2024年12月02日
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理

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    薬オタクの様な薬剤師さんと彼女に心惹かれる主人公のストーリー
    薬の知識が人を助ける。痛快な部分もあって楽しめる。続編も読みたい。

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    2024年11月27日
  • 薬なければ病なし 薬剤師・毒島花織の名推理

    ネタバレ 購入済み

    なるほど

    骨粗鬆症の話、義母もチュアブル飲みにくいが、必要成分量が合わずイクラ状は断念。
    若者達がストレスで擦り切れていくも、頑張る姿にはエールを!
    毒島さんこれからも、深い話を期待します。

    #タメになる #共感する #深い

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    2024年07月17日
  • 「舌」は口ほどにものを言う 漢方薬局てんぐさ堂の事件簿

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    とても読み進めやすかったです。短編ですが、とても区切りが良かったのと繋がりがあったり、家族のことだったりといろんな視点から読むことができました。

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    2024年07月06日
  • 甲の薬は乙の毒 薬剤師・毒島花織の名推理

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    難しい専門用語も出てくるが、ストーリーがわからなくなることはなく、面白く読めた。
    薬に関する細かい知識がないので、知らないことを知れておもしろかった。
    体調に関わることではあるが、専門知識を得るのもなかなか大変だし、小説でサラッと知ることができるのはいいと思った。

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    2024年06月10日
  • 「舌」は口ほどにものを言う 漢方薬局てんぐさ堂の事件簿

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    飄々とした薬剤師が素敵。
    漢方の話なので、わたし的にはファンタジー感を感じてしまう。読んでからだいぶ日が立っているので、登場人物の名前とか忘れてしまったけど、全てのキャラが癖があって面白い。続編あるといいのに。

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    2024年03月13日
  • 甲の薬は乙の毒 薬剤師・毒島花織の名推理

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    これはもしや「お仕事小説」なのかな...でもこのミス大賞だし...と悩んで、結局ミステリにカテゴライズ。まぁ、ミステリ成分がメインか...

    主人公の「変人度」は、前作よりアップしているような(^ ^; でもそれと並行して(?)、爽太との恋に進展...という程は無いか(^ ^; でも「信頼できる人がいてくれるから無茶できる」は、たとえ当人が自覚していないとしても正鵠を射ているのでは。

    作者が書き慣れたのか、キャラが安定してきたのか、前作よりテンポ良く読みやすい印象だったような、これはまだまだ続きそうな予感(^ ^

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    2024年02月15日