塔山郁のレビュー一覧

  • 蠱毒の家

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    こわーーーー。
    胸糞悪いーーー。
    いやほんと宗教(オカルト)にのめり込むの、よくない。でももう何もかも失ってそれしか残ってなかったら仕方ないのか?後味も悪いよー。
    家族って救ってあげないといけないのかな。あそこまでひどいことをされたのに?と思ったり。

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    2025年12月19日
  • 「舌」は口ほどにものを言う 漢方薬局てんぐさ堂の事件簿

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    毒島花織シリーズに出ていた宇月啓介というキャラクターが出てきます。
    丸々一冊、漢方薬のお話になっているので、漢方に興味があった私には勉強になりました。
    ただ、毒島花織シリーズと比べると展開があまり面白く感じませんでした。
    短編を繋げただけなので、ありきたりな展開になってしまうのも致し方ないかもしれませんが。
    続刊楽しみにしています。

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    2025年12月17日
  • 蠱毒の家

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    ラスト、一気に畳み掛けてくる感じがよかった。
    主人公に対してなんでそんなことするの、でもまぁ物語だしなと思いながら読んだ。

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    2025年12月09日
  • 病は気から、死は薬から 薬剤師・毒島花織の名推理

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    シリーズの第四弾。今回は新キャラクターが登場する。

    薬局の話に限定すると話のカラーに偏りが出そうかなと思ってたけれど、主人公の爽太が勤めるホテルのエピソードと絡めることで楽しく読み続けられている。
    今回は自分が誰か分からないお婆さんの話とマルチ商法にハマった母を助けようとするホテル従業員の話、そして、馬場さんの結婚相手にまつわる話だった。

    人が弱ったり苦しんだりする時、最初に頼るのが薬だと思う。その頼る気持ちを利用したりするのは本当に許せないし、一度頼ってしまったらそこから自分の心を引きはがすのも易しいことじゃない。
    「引き返す」ことの難しさ、自分のしたことを恥ずかしいと思って立ち止まって

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    2025年12月06日
  • 毒をもって毒を制す 薬剤師・毒島花織の名推理

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    ちょうど新型コロナの最も激しい頃の話。色々と思い出しながら読んだ。

    日常が失われ、主人公の水尾爽太が勤務するホテルも宿泊客は激減。毒島さんも薬剤師である仕事上、人と会うことは避けましょうということで、二人の仲はいったんストップしている。
    そんな中、馬場さんが発熱した。新型コロナの可能性が高いと判断され、濃厚接触者である爽太とともにホテルの最上階に隔離されることになる。

    読みながらこの頃の生活が鮮明に蘇り、感慨深かった。
    今もまだ、しっかり予防していかなければならないけれど、あの頃は本当に落ち着かない日々だったな。
    描かれたエピソードはどれも印象的で、特に赤ん坊を育てている若い母親の話が心に

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    2025年12月03日
  • 毒をもって毒を制す 薬剤師・毒島花織の名推理

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    とても読みやすかったです。
    何より、勉強になります。

    乾いた咳は上気道の炎症が原因で、湿った咳は気管支が炎症して分泌液が増えているのが原因だと言われていることや、クラミジアは、偏性細胞内寄生菌で細菌とウイルスの中間みたいな存在などなど、勉学になりました。

    当時(2021年)のコロナ状況が、ほんとうにそのまんま書かれているので10年後に読み返した時、懐かしめそうです。コロナが流行った当時の状況を後世に伝える良い教本にもなりそうだなと思いました。

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    2025年11月30日
  • 705号室に、泊まらないでください

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    ビジネスホテルで起きるホラーな話。
    私ホテル1人で泊まったことないんだよな。
    一人一部屋、とかならあるけど本当に1人、ってのはなんか怖くてできない。でこの本を読んでますます無理!ってなったよねー。ホテル側はなんにも悪くなくて、ただただ巻き込まれただけで可哀想...。
    このミス大賞とのことだけど、これはミステリーじゃなくてホラーかな。最後の最後の結末は、まだまだこの話は終わらないんだなってことがわかった。怖い。

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    2025年11月27日
  • 705号室に、泊まらないでください

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    本当なのかフィクションなのか、あとがきを読み終わっても...ぇ⁉︎...って気持ちになるお話し!
    ちょっとした筒状の物に敏感になっちゃいますね...

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    2025年11月25日
  • 甲の薬は乙の毒 薬剤師・毒島花織の名推理

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    引き続き、「薬剤師・毒島花織」シリーズ。
    爽太の恋は思ったよりも真剣で、急がない様子が好ましい。薬に対して真剣な毒島さんの気持ちを尊重しているんだなと感じられる。

    ホテルの接客対応のエピソードも絡んできて、ますます楽しくなってきた。
    麻雀の場面はルール説明と皆のやろうとしていることが混乱してしまって、なかなか難しかった。馬場さんが、ほんとにもう、いい大人のくせに……って感じですね。

    この次も読みます。

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    2025年11月08日
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理

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    ホテルのフロントマンと薬局薬剤師という組み合わせが面白いなと思いました。
    ホテルのフロントマンの水尾さん→いろんなお客が来る→薬に関しての相談→薬剤師の毒島さん、という流れで主に話は進んで行きます。

    わたしは薬学生ですが、薬に関しての知識やちょっとしたネタがとても勉強になりました。薬学の知識はそれなりにある前提で読んだので、毒島さんの長々とした説明にクスッと笑ってしまいました。
    将来、薬剤師になったときの服薬指導の参考にします笑。

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    2025年11月04日
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理

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    おもしろかったし、読みやすかった。

    ホテルマンの水尾爽太が足のかゆみをきっかけに、調剤薬局の薬剤師さんたちと知り合って、時に相談を持ち掛けたり、あるいは力になったりしながら、薬との付き合い方を考えていく。

    一話完結の連作短編である。
    薬剤師の毒島香織をはじめとする薬剤師の方々の苦労もよく描かれていた。接客業の一面もあるかもしれないが、患者さんの健康を預かる責任を考えれば厳しさも必要だろうし、難しいところだと思う。
    キャラクターに愛着も湧いてきたので、シリーズを順番に読んでいきたい。

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    2025年11月01日
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理

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    テンポの良い文章で読みやすい。
    出てくるお薬名は、架空になっているが、すべて実在する薬。
    その本当の薬を知っているので、「あー、あれか」と、すぐに分かったけれど。。

    毒島さんの鈍感さと、薬マニアぶりがすごいなー。。
    爽太がんばれ!って感じ。

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    2025年10月28日
  • 蠱毒の家

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    何というか・・・怖い話だった。
    最初は何で蠱毒というタイトルが付くのか分からなかったけど、終盤に差し掛かるにつれて蠱毒というタイトルを付けた意味が分かってきて、どんどんホラーな感じになってきた。
    相手を心理的に縛りつけたり、呪ったりと、意外に実際あるかもと思うとゾッとしてしまう。
    ストーリー的に見るとあまりオススメな本ではないかも。

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    2025年10月26日
  • 705号室に、泊まらないでください

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    非科学的なものや憑き物系は、話に色んな展開をもたらすことができるからミステリーものとしてはどうだろう、という気持ちで読み進めた。しかし、途中から、結局はその人の持つ本質的な部分が露呈しただけで、だれにでも説明できない行動を取る可能性はあるのではないかと思えた。そう考えるとやはり人間は恐ろしい。

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    2025年10月25日
  • 薬なければ病なし 薬剤師・毒島花織の名推理

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    短編でどれもためになる話
    近くに毒島さんのような人がいたら薬のこと色々聞けるし、薬にまつわる話も聴けて良いだろうなと思う。
    薬局に行っても、次の患者さんがいると細かいことまで聞いて時間かけたら悪いなと思ってしまうし。

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    2025年10月23日
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理

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    毒島、ぶすしまなんて読めるの知らなかった…
    薬剤師の鏡みたいな女性、カッコいい。
    こんな人になってみたかった。
    これからの仕事にも役に立つ内容でした。薬の話も、患者さんに対しての伝え方なども。

    でも、ん?と思った部分もいくつかあった。
    そこまで悪口言っちゃう?とか、え、この人性格悪くない?人としてどう…?とか
    あと、是沢クリニック院長ヤバすぎ。

    参考資料が懐かしかった!!

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    2025年10月20日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    ネタバレ

    「緋色の脳細胞」は読んだことがあった。
    それ以外は初めてだったが
    シリーズを読んでいないので
    特に「知識と薬は使いよう」とかは
    人間関係がよくわからないものがあった。
    「ふくちゃんのダイエット」は完全に妹が悪者と思っていたので騙された。
    「暗い部屋で少年はひとり」はこんなに打ち込めるものを見つけたのはうらやましいのに
    母が残念すぎる。
    母が残念。

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    2025年10月18日
  • 蠱毒の家

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    ネタバレ

    ミステリに限らずだけど、面白い作品って派手なオチは要らないよな。って改めて考えさせられた。
    不快だし結構ありがちな展開なのに飽きるポイントが無くてズンズン読み進められる。美優がただただ不憫すぎて不憫。最初のおっさんはほんとに事故死なのか、呪い殺されたのかは闇の中。そういう少し含ませる結末も良い。

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    2025年10月13日
  • 薬なければ病なし 薬剤師・毒島花織の名推理

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    名推理と言えるほどではないかもしれないけれど、読むと登場人物が好きになる作品です。朝の連続テレビ小説を見ているような安心感と楽しさがあります。続きが出ることを楽しみにしています。

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    2025年10月07日
  • 蠱毒の家

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    わかりやすかったと思います。最後の武志の場面は意外でした。まさかそこにつながっていくと思っていなかったので意外でした。

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    2025年10月06日