塔山郁のレビュー一覧
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薬剤師・毒島花織(ぶすじま かおり)と、彼女に想いを寄せるホテルマン・水尾爽太(みずお そうた)のシリーズ第4弾。
毒島さんが昔世話になった、という薬剤師の男性・宇月啓介(うづき けいすけ)の登場に、爽太の心は揺れる。
この宇月の、最初の印象と最後まで読んで後の印象の違いは驚くべきものがある。
馬場さんが変わっちゃうんじゃないかと寂しくなったけれど・・・まあ、良かった(笑)
『第一話 私は誰、ここはどこ?』
認知症老人に振り回される爽太と原木くるみ、そこにやはり老人あるあるの事件も絡ませたのがさすが!意外な解決編。
『サプリメントと漢方薬』
病院での更年期障害治療を勝手にやめて、次々と怪し -
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薬剤師・毒島花織(ぶすじま かおり)と、彼女に淡い思いを抱く、ホテルのフロントマン・水尾爽太(みずお そうた)のシリーズ第3弾。
やはりこのシリーズも、コロナの試練は避けて通れない。
なんと、馬場が発熱し、馬場から感染したかもしれない爽太と二人、勤務するホテルの最上階で自主隔離することになってしまった。
第一巻以来の、「馬場からうつされた疑惑」(笑)
症状のない爽太が馬場に食事や着替えを運んだりの世話をすることになった。
ほぼ日記形式で、刻々と変化する馬場の症状と、症状がないのに外に出られない事でストレスを溜めていく爽太が描かれる。
そしてなんと、従業員間でクラスター発生か!?
緊迫したコ -
Posted by ブクログ
ビジネスホテルに宿泊した男は、その部屋で妙な感覚に捉われながらも一泊するのだが、そのときに見た夢が奇妙で、隣りの部屋から壁を叩く音がする。
翌朝、隣りの部屋を覗いてみたがすっかり清掃が終わった後のようだった。
客室係に聞いてみるとその部屋はリフォームしたばかりでまだ誰も泊まったことはないと言う。
始まりから曰くつきの事故でもあった部屋なのか…と思いながら読み進めるが、どうやらかなり前に宿泊した客に関わりがあったようで。
江戸時代のいつか…山伏が持っていた竹筒から端を発する伝承のようで、それが代々続いて旅籠から民宿、旅館の女将へと女ばかりに継承していくおくだり様だ。
それを断ち切ることは完全 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2025.08.10 (日)
人生で、この部屋なんか…嫌な感じ…って感じたことがある人は、ゾワゾワが止まらないと思う
わたしは中学と高校の修学旅行で感じた気味悪さを思い出した……
初めて、嫌な感じがして夜に読めなかった…
怖かった……こんな季節だっていうのに、指先が冷たい……最後の最後、あとがきまで怖い…なんならあとがきが本編で、それまではただの序章に過ぎないような……怖い………!面白かったけど、怖かった…全身鳥肌が止まらないまま、恐怖で笑いながら読み終えた……
これから部屋番号あるホテルで、カラオケで、ふと思い出してここがそうかも、と怖くなっちゃうわ……