塔山郁のレビュー一覧

  • 甲の薬は乙の毒 薬剤師・毒島花織の名推理
    シリーズ2作目。
    認知症の薬をそういった目的で使ったり、
    拮抗薬と作動薬の関係性だったり、
    水に溶かすと青くなる使い方によっては危険な
    薬等々ストーリーにちりばめられている薬の
    話や薬剤師の話など知らないことも多かった
    のでとても面白くすいすい読めました。
    個人的にはあまり麻雀がわからないので
    詳し...続きを読む
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選
    タイトル通り殺人事件は起きないので、血や憎悪などの生々しい表現が苦手な方でも読めます。平和に謎解きを楽しめました。
  • 毒をもって毒を制す 薬剤師・毒島花織の名推理
    薬剤師の毒島さんが薬の知識をもとに身近な事件の謎解きをする。
    今回は
    主人公の職場のホテルで新型コロナウィルス感染?クラスター、当時の日常を思い出しながら読みました。
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理
    以前何かのアンソロジーで一編だけ読んで
    興味を持っていた「毒島薬剤師のシリーズ」。

    薬剤師と医者の関係、薬剤師の業務等々
    知らなかったことがたくさん知れたし、
    いままで頭では分かっていたものの薬の
    用法と要領の大切さも学べました。
    そしてセカンドオピニオンの大切さや
    自由診療の怖さ等々読んでて色々...続きを読む
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選
    人が死なないミステリー短編集。どの作品も文体はライトでありながら、読み進める内に「なぜだ?」と意識づけられる。真実を知った時に「なるほどね」と思う。その心の動きこそがミステリーの真骨頂なのではないだろうか。
    派手なトリックはなくとも、静かに心に響く。そんな短編集でした。
  • 薬は毒ほど効かぬ 薬剤師・毒島花織の名推理
    シリーズ5作目。今回は大麻・鬱がメインでストーリーが気になると共に勉強になる。躁鬱って鬱の症状と思ってたのに双極性障害で鬱と別物というのが目から鱗レベルに初耳やった。今回は社長の過去も知れたり他にも色々びっくりなことが多々あり
  • 薬は毒ほど効かぬ 薬剤師・毒島花織の名推理
    どうめき薬局という変わった名前の薬剤師ばかりが働く薬局の薬剤師毒島さんと、彼女に恋するホテルマン水嶋が身近な事件に巻き込まれ解き明かすミステリー。
    本作では山荘を舞台にした事件から始まる。
    ささいな事件を薬の知識で解決する一風変わったミステリー。
    他にはない設定なので新鮮で楽しめます。
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理
    薬に纏わる事件で面白いけど、主人公の下心ミエミエな感じと話題探しに妹の部屋を覗いて勝手に相談って…そこが嫌で残念笑
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理
    自分用備忘録

    水虫やダイエット薬など、身近なトラブルをサバサバ系の薬剤師が解決していく短編連作集。
    毒島さんのキャラクターや、どの話もスッキリと終わる結末は好きだけど、主人公のホテルマンのキャラクターに面白みがないのと、ホテルマンと毒島さんの恋愛要素があまり好きになれず。

    恋愛色強く進んでいくな...続きを読む
  • 甲の薬は乙の毒 薬剤師・毒島花織の名推理
    薬剤師が謎解く推理小説。薬の成分とか専門用語がいっぱい出てくる。薬剤師が読むと面白いのだろう。素人が読むとちんぷんかんぷん。でも、難しいところ、すっ飛ばしても意味はわかるので問題ない。薬の効果も知ることが出来て勉強になった。
  • 「舌」は口ほどにものを言う 漢方薬局てんぐさ堂の事件簿
    「薬剤師・毒島香織の名探偵」シリーズにも登場していた宇月さんでは⁇と思ってたらやはりそうだった。
    まさか、スピンオフだったとは。

    宇月さんの職場である「漢方薬局てんぐさ堂」にやってくる患者さんのちょっとした謎をサクッと解決する。
    漢方医学に関する知識も豊富な宇月さんならではの視点から患者の不調を解...続きを読む
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選
    5人の作者の著書から選ばれた5篇。
    小西マサテルさんの「緋色の脳細胞」以外は
    初めてだったので色んな作風が読めて
    面白かったです。個人的には友井羊さんの
    「ふくちゃんのダイエット奮闘記」が
    予想の少し上をいかれる結末に楽しめたし、
    グルメと摂食障害の組み合わせの作品は
    今まで読んだことがあったようで...続きを読む
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選
    心が整う素敵な傑作選です。道徳性や人格的な何か大事な感覚が研ぎ澄まされるっていうか。善悪の判断、生命の尊さ、誠実であること、寛容性や家族愛、思いやりと親切心・・・これなら殺人事件は起きないです。
  • 病は気から、死は薬から 薬剤師・毒島花織の名推理
    正確に書くと星3.9。
    どの話も面白かった。漢方の知識を用いたものが多く参考にもなったし、実生活にも少し役にたつと思う。
    現実的だとは思うが主人公がなよっとしすぎのようにも思える。
  • 薬は毒ほど効かぬ 薬剤師・毒島花織の名推理
    薬剤師さんが探偵役を務める作品。
    作中に描かれる薬剤師さんの仕事や薬剤師制度、薬の知識が読んでいて楽しかった。
    今回は大麻や抗うつ剤に関する事が中心のようです。
  • 薬は毒ほど効かぬ 薬剤師・毒島花織の名推理
    薬剤師の毒島さん今回は出番は少ないかった。要点だけはしっかり押さえていた。翔太がずいぶん活躍したような気がする、山荘 鬱 大麻
    しっかりと自分の仕事をしていた、最後社長の奥さんが出て、自分の過去を話し始め一緒に生活して行くのに適した相手と思い、結婚をした、なかなかこういう男性は居ないような気がする。
  • 「舌」は口ほどにものを言う 漢方薬局てんぐさ堂の事件簿
    薬剤師・毒島シリーズにも登場した宇月を主人公としたスピンオフ(帯には「新シリーズ」とも・・・)
    各地を転々としていた宇月は「てんぐさ堂」と言う漢方薬局で薬剤師として、働くことになった。
    「てんぐさ堂」は3代続く、老舗の薬局だが、先代が妻を亡くしてから、売り上げは下がる一方。
    そんな薬局を立て直すべく...続きを読む
  • 病は気から、死は薬から 薬剤師・毒島花織の名推理
    薬剤師・毒島の名推理シリーズ、第4弾。ホテル勤務の主人公・爽太にふりかかった謎を薬剤師の毒島が解いていく物語。二人のじれじれラブはさておき、本シリーズの売りは薬剤師知識で謎を解いていく流れである。回を増すごとにネタうんちくが長くなっていくのが見ごろなのだ。
    本作は漢方ネタがたっぷり。このうんちく流れ...続きを読む
  • 薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理
    ホテルマン水尾君と薬剤師毒島さんが薬に関わる謎に巻き込まれる話。薬とか難しいと思ってたけど、思いの外読み易いうえ勉強にもなる。更に薬剤師さんの大変さも分かる。医者より薬剤師さんの方が親身になって症状聞いてくれたの思い出した。
  • 薬は毒ほど効かぬ 薬剤師・毒島花織の名推理
    〈薬剤師・毒島花織の名推理〉シリーズ第五作。

    今回は毒島花織の活躍は控えめ。逆に主人公の水尾爽太が頑張っている。

    「毒消し山荘の奇妙な事件」
    『デジタル・デトックス』を売りにした伊豆山中の宿にやって来た、爽太・毒島・刑部の三人。だが五月女という男性客は何故か毒島を気にしているようで、爽太は気が気...続きを読む