【感想・ネタバレ】#殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選のレビュー

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Posted by ブクログ

所謂日常の謎を集めた短編集。新作ではなく既刊からの選り抜きなので、購入の際は収録策をご確認ください。宝島社文庫のカタログ的な1冊ですね。

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2023年09月10日

Posted by ブクログ


人の死を扱わない純粋に謎を解くミステリー。

殺人事件が起きないので、
凄惨な場面や暴力的な描写がなく
構えず穏やかな気分で読めました。

人の心の底や家庭の奥を覗き見るような
秘めたる部分を詳らかにする物語。

〜〜〜〜〜〜〜
ビブリオバトルの波乱 岡崎琢磨
緋色の脳細胞 小西マサテル
知識と薬は使いよう 塔山郁
ふくちゃんのダイエット奮闘記 友井羊
暗い部屋で少年はひとり 柊サナカ
〜〜〜〜〜〜〜〜

個人的には、『知識と薬は使いよう』が
納得感が得られて好きな読後感でした。

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

タイトル通り殺人事件は起きないので、血や憎悪などの生々しい表現が苦手な方でも読めます。平和に謎解きを楽しめました。

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2024年03月11日

Posted by ブクログ

人が死なないミステリー短編集。どの作品も文体はライトでありながら、読み進める内に「なぜだ?」と意識づけられる。真実を知った時に「なるほどね」と思う。その心の動きこそがミステリーの真骨頂なのではないだろうか。
派手なトリックはなくとも、静かに心に響く。そんな短編集でした。

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2024年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

5人の作者の著書から選ばれた5篇。
小西マサテルさんの「緋色の脳細胞」以外は
初めてだったので色んな作風が読めて
面白かったです。個人的には友井羊さんの
「ふくちゃんのダイエット奮闘記」が
予想の少し上をいかれる結末に楽しめたし、
グルメと摂食障害の組み合わせの作品は
今まで読んだことがあったようでなかったので
興味深く読めました。
岡崎琢磨さんの「ビブリオバトルの波乱」は
本作を読んだことがないのでえっ!店員さん
そんな感じでぶっこんで来るのと驚き、
柊サナカさんの「暗い部屋で少年はひとり」は
すごいやさしい世界でほっこりした。
塔山郁さんの「知識と薬は使いよう」は
今までにあまり読んだことのないジャンル
だったのですごく面白く、本編の方も
読みたくなりました。あぁ~これがこの本に
仕組まれた罠だったのか・・・

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2023年10月27日

Posted by ブクログ

心が整う素敵な傑作選です。道徳性や人格的な何か大事な感覚が研ぎ澄まされるっていうか。善悪の判断、生命の尊さ、誠実であること、寛容性や家族愛、思いやりと親切心・・・これなら殺人事件は起きないです。

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2023年09月16日

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