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日本がんセンター呼吸器内科の医師・夏目は、生命保険会社に勤務する森川から、不正受給の可能性があると指摘を受けた。夏目から余命半年の宣告を受けた肺腺がん患者が、リビングニーズ特約で生前給付金三千万円を受け取った後も生存しており、それどころか、その後に病巣が綺麗に消え去っているというのだ。同様の保険支払いが四例立て続けに起きている。不審に感じた夏目は、変わり者の友人で、同じくがんセンター勤務の羽島とともに、調査を始める。一方、がんを患った有力者たちから支持を受けていたのは、夏目の恩師・西條が理事長を務める湾岸医療センター病院だった。その病院は、がんの早期発見・治療を得意とし、もし再発した場合もがんを完全寛解に導くという病院。がんが完全に消失完治するのか? いったい、がん治療の世界で何が起こっているのだろうか――。
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Posted by ブクログ
他の方のコメントにもあるように、終盤の畳み掛けるような種明かしはややあっさりというか、ページ数の残り的にこれきちんと終わるんか‥と心配になった。実際もう少しページを割いてくれても良かったのでは?
ただ‥それでも迷った末に5点をつけます。
ミステリを読み慣れていないので、トリックの出来栄えに関しては言えることがないけれど、「出来レース仮説」や貧困弱者の救済手法は鮮やかだと感動しました。
また、私自身生保勤務ですが‥大日本生命、不正疑いのある加入・保険金請求に関してキチンと実態調査を行っているなあと感心。感心というより、これでいいのか弊社??
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