松下龍之介の作品一覧
「松下龍之介」の「一次元の挿し木」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「松下龍之介」の「一次元の挿し木」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
200年前の骨のDNA鑑定が失踪した妹のものと一致したという、若干SFチックにも感じるあらすじだけど、タイムスリップ!とかぶっ飛んだものでも、かといって矮小な真相でもなく、白けることなく話に入り込むことが出来た。
挿し木の紫陽花を自分と重ねる紫陽と、遺伝子人類学を専攻する悠。思い返せば紫陽の正体は明確だったのかもしれないけど、悠が精神的に不安定である描写でまんまと騙されてしまった。
エピローグで悠が唯と良い感じになってるので『あんなに紫陽に執心だったのにコロっと気が変わってる』という感想を見かけたけど、失った存在を共有出来る人との繋がりを強く持ちたくなるのは当然だと思うので不自然には感じな