松下龍之介の作品一覧
「松下龍之介」の「一次元の挿し木」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「松下龍之介」の「一次元の挿し木」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
とにかく面白くて読む手が止まらなかった。二百年前の人骨と四年前に失踪した妹のDNAが一致したという存在し得ないような目を引くあらすじ。しかし、それが遺伝子実験によって実現してしまう。まったく予想もしなかった結末に驚きと恐怖を感じた。タイトルの「一次元の挿し木」にも、妹の名前である紫陽にも、紫陽花の挿し木を見る場面の「この花は、私と同じだから」、悠への「今の私のこと、忘れないで」や「その眼で、私の姿を覚えていて。ずっと」、ヘアドネーションの場面の「抗ってほしいのかも遺伝子に」といった言葉のように、至る所に伏線があったことに驚いた。
エピローグでの紫陽の今後には驚いたが、紫陽を再び失った悲しみを抱