松下龍之介のレビュー一覧

  • 一次元の挿し木

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    一気読みした。
    紫陽花と、挿し木の意味はわりと早くに疑っていた要素ではあったけれど、後半つながっていくのを確かめずにはいられなかった。
    残酷なシーンもたくさんあるのだけれど、始終愛を感じた。
    宗教、倫理の問いとも絡めながら、本当に見事な作品だと感じた。

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    2025年12月21日
  • 一次元の挿し木

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    「二百年前の人骨のDNAが四年前に失踪した妹のものと一致」

    あらすじに引き込まれて手に取りました。
    物語自体は様々な人物の視点で描かれ、複雑になりそうですが、時系列がしっかりと明記されており、きちんと話が繋がります。
    大体の予想をつけながら読み進めていたのですが、5章以降からは怒涛の展開で、見事に予想を裏切られました。

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    2025年12月21日
  • 一次元の挿し木

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    ネタバレ

    このミスに外れないなと思い直した一冊でした。どこか非現実的な内容だがどんどん引き込まれる読んでいてワクワクする小説でした。最後3人が一緒に暮らす素敵な展開を期待してたのに2人の未来を守るために自分が犠牲になる選択になんとも言えない気持ちになりました。
    今年読んだ小説でダントツで1番面白かったです。

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    2025年12月15日
  • 一次元の挿し木

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    ミステリーだし、生物学ちょっと入ってるし、私好みだった!展開読めなくて途中精神疾患オチ?とか思ったけど、全然そんなことなくて圧巻だった

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    2025年12月14日
  • 一次元の挿し木

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    ネタバレ

    200年前の骨のDNA鑑定が失踪した妹のものと一致したという、若干SFチックにも感じるあらすじだけど、タイムスリップ!とかぶっ飛んだものでも、かといって矮小な真相でもなく、白けることなく話に入り込むことが出来た。

    挿し木の紫陽花を自分と重ねる紫陽と、遺伝子人類学を専攻する悠。思い返せば紫陽の正体は明確だったのかもしれないけど、悠が精神的に不安定である描写でまんまと騙されてしまった。

    エピローグで悠が唯と良い感じになってるので『あんなに紫陽に執心だったのにコロっと気が変わってる』という感想を見かけたけど、失った存在を共有出来る人との繋がりを強く持ちたくなるのは当然だと思うので不自然には感じな

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    2025年12月12日
  • 一次元の挿し木

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    一気に引き込まれました。
    怖さハンパない。驚き、そして哀しみ。
    「ポチャン」という音が怖すぎたーーーーー

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    2025年12月10日
  • 一次元の挿し木

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    行方不明の義理の妹と200年前の人骨のDNAが何故か一致する。愛する妹を探すため謎を解き明かすミステリー。ミステリーなのに文章が綺麗。視点や構成がくるくる変わり飽きないが読みづらくない。ドキドキして一気読み。面白かった。

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    2025年12月13日
  • 一次元の挿し木

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    インドの湖で見つかった200年前の人骨が失踪した妹のDNAの一致。
    その謎を追う中で巨大企業と宗教組織との紐付きにたどり着く...
    前半で広げた風呂敷が後半に綺麗に畳まれる様はとても気持ち良い。
    展開もテンポが良く、読み始めてから一気に最後まで読んでしまった。
    ストーリーだけでなく、風景や人物の描写に表現の美しさが感じられる。
    アマチュアとは驚き、今後の作品にも期待。

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    2025年12月20日
  • 一次元の挿し木

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    面白かった!
    何が起こってるのか、最後はどうなるのかはだいたい予測が着いたけれど、物語の進め方やそれぞれの人物のその時の心情が分かりやすく読みやすかった。
    次の作品が出るのを楽しみにしています。

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    2025年12月20日
  • 一次元の挿し木

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    ネタバレ

    【ちゃぽん】こわー!!面白ーい!
    ストーリーの進行、展開、ボリュームが丁度良い。行方不明の妹を探す兄、妹のDNAと二百年前のインドの骨の謎、秘密を隠していた科学者たち、恋愛あり、全て妄想説があったりしたけど、とにかく迫り来る恐怖の牛尾が怖い!!誰のかわからない古ーい骨はまだなんとかセーフでしょう。ダンボールにつめられた赤黒い骨はちょっとグロすぎる。映画セブンを思い出した。時系列について、節ごとに名前と年代が明記されていてありがたかった。

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    2025年12月19日
  • 一次元の挿し木

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    ネタバレ

    一次元の挿し木
    2025.12.17

    一時期すごく話題になっていて積読してたのが、やっと読めた!大学院生や遺伝子研究など、自分と近い境遇の主人公だったので理解しやすくどんどん読み進められた。挿し木という概念を久しぶりに思い出したので、直線的で後戻りができない世界に突然現れるというメタファーになっているのがなるほどと感じた。

    ラストのシーンでいなくなった紫陽を探さず、これでよかったと終わってしまうのは少々疑問だったけど伏線がたくさんばら撒かれどんどん回収されていくのは、せっかちな私にとって良かった。

    緊張感あふれる牛尾のシーンでは、ドキドキとスリルがものすごく感じられて読んでいるこっちまで

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    2025年12月18日
  • 一次元の挿し木

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    事の始まりから予測がつかず、何事?と頭の中を掻き乱され続けました。
    悠が殊の外ハンサムであると判明して来て、イメージが変わって来ました。唯の存在。彼らの行く末が気になるお話でした。
    残忍さと悍ましさ、ものすごく怖かったです。

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    2025年12月18日
  • 一次元の挿し木

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    集中力のない私が、ページをめくる手が止まらず最後まで一気に読んでしまった……
    中だるみしたり飽きることなくどんどん読み進めました。これはすごい。
    どーなっちゃうの?!ってハラハラとか、DNAについての知的好奇心とか、牛尾に対する恐怖や怒り、喪失感への感情移入や恋情、、、いろーーんな感情がパッパっとどんどん自分の中に浮かんではまたつぎの感情に切り替わる…あ〜〜良い時間でした。

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    2025年12月16日
  • 一次元の挿し木

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    ネタバレ

    序盤は名前の読み方の慣れない人物が登場したり、◯年前と節ごとに年月が変化していき、読書を今までにあまりしてこなかった私は少し混乱した。

    中盤では、設定や著者の書き方の癖を理解してサクサク読み進めた。だが、ここから少しずつ理解しては疑問が湧きの繰り返し。それが小説というもの、と言われてはぐうの音も出ないが、、特に牛尾の正体や仙波先生の過去の出来事(これは終盤か?)。

    突然現れる「ちゃぽん」(想像すると怖いけど音の響きの柔らかさ)や悠と周りの面々との恋愛(男女の関わり)を入れ込むことで一旦冷静さを取り戻させる、ギャップは個人的に読書不慣れな私のような読者に読みやすさを与えていたようにも受け取れ

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    2025年12月14日
  • 一次元の挿し木

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    最初は遺伝子の話で難しいかなと思ったが、読んでみるとスルスル頭に入ってくる。
    分かりやすい。
    鋭い恐怖をリアルに感じられて面白かった。

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    2025年12月14日
  • 一次元の挿し木

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    今までに読んだことのないジャンルで、ページをめくる手が止まらなかったです。グロテスクなところがあるので、眉間に皺がよってしまう瞬間がありましたが…笑笑 そんな怖さも含めて、「次どうなるんだろう?」と、面白く読めました!

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    2025年12月13日
  • 一次元の挿し木

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    ヒマラヤ山中で発見され二百年前の人骨。それが四年前に失踪した妹のDNAと一致。何となく結論はこうではないかと思ったがそこにどう結び付いていくか。登場人物が語る交錯する過去と現在。新興宗教も絡み最後にまさかのどんでん返し。一気読みの一冊

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    2025年12月13日
  • 一次元の挿し木

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    面白かった!
    壮大なストーリー展開をわくわくしながら読んだ
    現実にはあり得ない事なのだが、物語に引き込まれた
    読みながら自分も一緒に闇の中を彷徨っている様なドキドキ感も楽しめた

    次回作を楽しみに待っている

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    2025年12月13日
  • 一次元の挿し木

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    200年前の人骨が
    姿を消した妹の遺伝子と一致する。
    そんな不可解な事象が物語を進めていくうちに解き明かされていくワクワク感となるほどっと納得するスッキリ感の両方が楽しめた。

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    2025年12月12日
  • 一次元の挿し木

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    ヒマラヤの山中で発掘された200年前の人骨と妹のDNAが一致した。古人骨を発掘した調査員が次々と襲われて…
    早い段階で、もしかしてと気付き、悲しい感じがずっと続くのかなぁ?なんて、読むのが止まってしまっていたけれど、背景が気になってからは一気に読めました。
    面白かった。

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    2025年12月11日