松下龍之介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
かなり話題になっておりインスタでも紹介されていたので気になって購入。期間あけながら読んでいたらまさかのドラマ化。なので急いで読み進めることに。
当初物語の始まり、中盤までは200年前のDNAと一致する意味がさっぱり分からず周りの大人もなぜ次々といなくなるのかが全くわからず物語がどの方向へ進んでいくのか読んでて分かりませんでした。しかし終盤にかけて主人公の「悠」が全ての謎に合点がいってからはもうノンストップで読み終わりました。個人的には読んでて見応えのあるミステリーだと思いましたし、話の流れが綺麗で読んでて気持ちが良いものでした。話題になったりドラマ化する理由がよく分かる作品だと思います。個人的にはココ最近でかなり上位に来る作品でした! -
購入済み
テレビドラマの宣伝文句「200年前の人骨が失踪した妹のDNAと一致」に引かれて、購入。
昔少しですが、分子生物学を勉強したことがあり、すんなりと入り込めました。
面白かったのですが、やっぱりドラマの配役に少し影響を受けました。ドラマの影響を受ける前に読みたかったというのが本音です。 -
Posted by ブクログ
「二百年前の人骨のDNAが四年前に失踪した妹のものと一致した」というあらすじをみて気になり、読み始めた。
読み終えて、この『一次元の挿し木』が松下龍之介のデビュー作ということに驚きを隠せないくらい、謎の設定、その回収の仕方、話のテンポ感、どれをとっても卓越していた。
魅力的な謎の設定とその散りばめ方、情報の示し方、衝撃的なアクシデントのタイミングが緻密に計算されており、ワクワク感・疾走感が消えないまま読み終えることができる。
登場人物は多いが文章力のおかげかこんがらがることなく読み進めることができた。
「遺伝人類学を専攻している主人公」をふんだんに使えていることで、読み進める中で違和感や不快感がない。
遺伝子分類学、DNA、宗教とスケールの大きな陰謀、家族愛、愛情、全てが作用し合って内容の面白さを確かなものにしていたと思う。
ここまで完成されて、ワクワク感と疾走感と満腹感が共存したミステリーは久しぶりでテンションが上がった。
-
購入済み
評価通りかな
このミス大賞のパン屋の方を読んだ際、あとがきの講評であらすじを読んで面白そうだな、ここだけ読めばパン屋よりミステリー感強そうなのに、どこで評価が分かれたんだろうと気になっていました。
そのままタイミングを逃していましたがドラマ化すると聞いてこのたび読了。
まぁ評価は正しかったかなと。
遺伝子というテーマは面白いし遺伝子学やそれに関する研究の詳細など、ちゃんと知識のある人物が書いているのが伝わってきて興味深かったですが、中盤で紫晴の謎がわかって、以降はひたすら謎解きを待つばかりという状況でした。明かされた秘密に大きな衝撃は感じず。
それに主人公がネガティブ思考で感情移入しづらく、序盤は読み進めるのにしんどさを感じました。あと美青年であることの必然性がわからず。作者さんの好みかな?
という感じなのでドラマはまだ見てないんですが。白石聖さんは好きなので評判次第では見てみようかな。