松下龍之介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「ヒマラヤで発見された骨と4年前に失踪した妹のDNAが一致した」という序盤に提示される大謎がとっても魅力的。
ただしそのトリックのタネは少し順当すぎる印象があった。
謎が提示されたタイミングで考えたことは以下
1.紫陽が悠の創り出した幻という説
悠は精神疾患持ち、3年前の学会発表で紫陽の幻(?)を見ている。
じゃあ紫陽のものとして持ってきた検体は誰のものなのか。
悠がヒマラヤに行った描写はない。ヒマラヤの骨と同一のDNA型をもつ検体を入手することはおそらく不可能。
2.ヒマラヤの骨は紫陽のものであり、なんらかの方法で200年前の骨と同じ状態にした説
年代推定は放射性炭素原子の測定によって -
Posted by ブクログ
ネタバレ題材は難しいけど、読みやすさがあったので挫折せずに読める。
緊迫した空気感の表現は上手く、読む手が止まらない。
ミステリーとしてだと★3になるが、哲学的なテーマやその他色んな要素を踏まえると楽しめた作品だった。
まずタイトルから凄い。
遺伝子の文字列を一次元と表し、挿し木をクローン。
作中にもあるが、遺伝子がその人生を決めるのか、環境が決めるのか
この問いを考えさせられた。
牛尾と紫陽の対比
そこに紫陽花を入れたのもよかった。
土によって咲かせる花の色を変えるのは、環境の変化こそが人生を決める。
そう定義されているような…
だが実際、同じ環境で育てた100人の子供は全く同じようには育