松下龍之介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最初は、タイトルの意味はわからなかった
表紙のイラストに惹かれた
友だちが読んでいた、あらすじを読んだ
とても気になった、絶対好きだと思った
だから借りた
読み始めた、ひどく面白かった
ページをめくる指が止まらなかった
続きが気になって気になって仕方なかった
悲しい話だった
辛い話だった
でも
テセウスはミノタウロスに勝つのである
あの短剣とあの赤い糸で
ここでは赤い糸は出てこない
でも、たしかにそこには
アリアドネからテセウスへの赤い糸が
彼を迷宮の外へと導いたのではないだろうか
そして私たちは
結局どこまでいっても、たった4つの
塩基配列、一次元の世界だし
挿し木は最も簡単な -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近知ったのだが、謎解きと人物の深堀を2つとも行っている作品を、ヒューマンミステリーと言うらしい。この作品は、それに該当するのでは無いだろうか。
DNA研究を利用した死者の復活というのは、よく聞くSFのテーマだがそれをリアリティに上手く落とし込めているとは思う。
多数死者も出ているが、牛尾との対峙の緊迫感や悠と唯の関係性など、ヒューマンドラマとして面白いと感じる部分は多かった。
記者や警察の処理の仕方が雑ではあったし、牛尾と悠が最初に研究室で対峙した時に防犯カメラに映らなかった理由など、腑に落ちない部分もまぁまぁあるが、謎の組織の圧力ということで納得しよう。(無理やり)
残念な部分の評価ば -
Posted by ブクログ
ネタバレホラー身を感じるミステリー小説
妹だと思っていた少女は、この世に存在しない
実は骨のDNAから新たに生命が生まれた話
読んでる途中怖さと恐ろしさを感じたけど、
主人公のどこか優しい落ち着きや、紫陽や結のポジティブな明るい性格がよかったな
なんでもない時間の方が、ずっと価値がある
生きているものは
生まれてきたことに意味がある
どんな過程でも、どんな姿でも
毎日を大切に生きている
大事なことがある
光や風を感じ、同じ気持ちを持てる人、同じ時間を過ごすこと、時には日常からはみ出してみること、悲しみを分け合い、信じ合うこと、なんの意味もない会話、ささいな日常はとても良い
そして、見た目など -
Posted by ブクログ
作品の世界観のつくりが重厚でうまく、ベースに科学の知見もしっかりあって、またストーリーも良くできていて、面白かった。
惜しいなぁと思ったのは、全体の構成が前半に厚く、後半が薄くてバランスが悪く感じられたこと。全体の分量が決められていたのか、後半に近づくにつれて語りが足りない展開で、そそくさとあっさりと終わってしまった感じがした。設定を詰め過ぎて、それを回収するのに語りが足りないという感じだろうか。多分、全体の分量が倍ぐらいあったら、語り尽くせたのかなぁと思う。
次回作に期待大だが、本作の世界観と同等か、超えられるようなものができるのか、本作の出来が良かったのでかなり難しいとは思うが、作者には頑 -
購入済み
評価通りかな
このミス大賞のパン屋の方を読んだ際、あとがきの講評であらすじを読んで面白そうだな、ここだけ読めばパン屋よりミステリー感強そうなのに、どこで評価が分かれたんだろうと気になっていました。
そのままタイミングを逃していましたがドラマ化すると聞いてこのたび読了。
まぁ評価は正しかったかなと。
遺伝子というテーマは面白いし遺伝子学やそれに関する研究の詳細など、ちゃんと知識のある人物が書いているのが伝わってきて興味深かったですが、中盤で紫晴の謎がわかって、以降はひたすら謎解きを待つばかりという状況でした。明かされた秘密に大きな衝撃は感じず。
それに主人公がネガティブ思考で感情移入しづらく、序盤は読み進