吉川英梨の作品一覧
「吉川英梨」の「新東京水上警察」「感染捜査」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
「ヨダ」とは三陸地方の方言で大津波のことだそう
特に地震を伴わない津波や前触れなしに寄せる海面のうねりを言い表す語として使われたとのこと(1960年のチリ地震津波では、三陸地方では地震を感じられずに大津波が発生、この時の津波もヨダと呼ばれました)
また、海面が高い壁のようになり陸地に押し寄せる様を「よった、よった」と表現し、それが訛ってヨダ(よだ)になったという説もあるようです
という訳で、『海蝶』シリーズ第三弾はまたしても東日本大震災の闇を描く問題作をぶち込んできました
正直もう目を背けたくなる深淵を白日の下に晒すこの物語はヨシエリさんにしか書けない物語だと思います
「明けない夜はない」
Posted by ブクログ
碇と礼子がたった4ヶ月で離婚や、日下部と東子が結婚と出だしからびっくり箱でした。
碇の長女・瑞希が急に碇の元へやってきた経緯と、母親である美沙子があまりに家庭に無関心なのが、今回の悲劇を招いたんですよね…
碇は刑事としては優秀かもしれないけれど、最初の結婚は奥さんが男まさり、次は女!って感じで、あんまり結婚運ない気がしました。1番の原因は碇の家庭を顧みない性分なんでしょうけど。
その中でも、仕事にも理解があり、碇を心から尊敬している礼子の存在は大きかったのに、理由が理由でスピード離婚。切なかったです。
瑞希か落ち着いたらヨリ戻してくれそうな感じがしてホッとしました。
Posted by ブクログ
ついに恋人同士になった碇と礼子。なんだかんだ言って礼子にベタ惚れな碇に周りが失笑。そんな中、斧が頭部に刺さった遺体が発見され…
豪華客船を舞台に絡み合う悪意。
根底にある憎悪がまさか、福島第一原発にまで発展するとは思いませんでした。
壮絶な作業にゾッとしつつ、その中で作業していた人が現実にいたのも事実で。フィクションと判っていても何とも言えない空虚感が漂いました。
碇と礼子も本当の意味で絆が生まれて良かったけど、何か碇がこれ以上家族増やせない発言が微妙にひきました。刑事としては優秀なんだろうけど、家族としては憎悪の対象なのは判る気がしました。