吉川英梨の作品一覧
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった!!!
吉川英梨さんの海上保安庁ものが読みたいなって思って読み始めたけど、本当に読んで大正解でした。
諒がどうして岸本を襲ったのか、その本当の答えはもう誰にも分からないけれど、それが現実だよな〜って。相手の気持ちなんて想像しか出来ないけど、良くも悪くも、自分にとって都合の良い結論を出して生きていくしかないよなって。
岸本が導き出した「諒はただ顔を確認したかっただけだったのでは」って説を父親が否定したのがとても印象的だった。
親としては、きっとその説が1番希望的だし、息子の人柄からも納得がいくんだろうけど、岸本のことを思って、その説を否定したのは、器が大きいなって思った。
Posted by ブクログ
凄く熱い作品でした。
特に胸を打たれたのが子供を堕ろして、教官としての人生を歩もうとしてた鐵教官に、桃地教官が言った言葉。
「あんたが苦しかったら、あんたが切り開いた道の後に続く女性海上保安官も、みんな苦しむだろうな」
「あんたが職のために子供を堕ろしたら、後に続く女性保安官も同じようなことをしなきゃなんない」
この一連のやり取りに、本当にハッとさせられた。
鐵教官は、新しい道を切り開こうとしていたんじゃなくて、無意識のうちに世間が求める理想の型を崩さないようにしていたのかなって。
私にも身に覚えがあって、世間の「こうあるべき」みたいな形をなぞるのって、身体的にはしんどくても、意外と精神的