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不可解な沈没、海底の義足、救助を拒む女。
日本初の女性海保潜水士が海に潜む闇に挑む!
手に汗握る長編サスペンス
海上保安庁初の女性潜水士・忍海 愛。
男性の同僚に比べて体力も技術もまだまだだが、誰にも負けない観察力の持ち主だ。
釣り船転覆事故の知らせを受け、潜水班を乗せた巡視船ひすいが八丈島沖へ急行。
初めての海難対応の焦りで命の危機にさらされる中、愛は沈みゆく船に奇妙な違和感を覚える。
それは海保を震撼させる事件の始まりだった。
「足かけ二年に渡る海上保安庁取材で見聞きした海上保安官の精神『正義仁愛』こそが、この本のテーマであり、矜持です」―吉川英梨(著者)
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Posted by ブクログ
女性初の潜水士「海蝶女性初の潜水士として注目を集める、横浜海上保安部所属・忍海愛。
兄は特殊救難隊、父もベテラン海保潜水士。
新米で女子の愛は、現場には気を使わせるお荷物的存在だったりするけど、持ち前の観察眼で事件解決の糸口を発見したりもする。
出だしの舞台が気仙沼だったので、あーこれは…と思ってたらやっぱりきた。地震だ。
で、一瞬読み始めるのを躊躇う。
でも、吉川英梨さんならきっと…と思い直して読む。
事故から事件へ、そして過去も事故も絡んで、震災と、その傷痕の深さと、家族の繋がりも…関係も複雑だし、読んでる気持ちも複雑で、ドキドキとハラハラとザワザワ…。
でも、良かった!次も一気に行きます!!
Posted by ブクログ
海上保安庁初の女性潜水士を描いたシリーズ。
発売当初はスルーしたけど、「悪い女」を読んだら、まともな話を読みたくなって、今更ながら読んでみた。
父も兄も潜水士の愛は、東日本大震災の時に津波に飲まれていく母を助けられなかったことを後悔しながらも、海上保安庁初の潜水士となる。
東日本大震災の時の描写は、読んでいて辛くなるし、行方不明のままの家族を探し続けるそれぞれの家族の想いはすごく伝わる。
が。
そこは吉川作品。
何となく軽さが残ってしまうのが残念。
それに愛の技術では、まず潜水士には慣れないだろう。
と素人でも思ってしまう。
本題自体も漂流者がテロリストみたいな奇想天外な感じも受け入れ難い。
でも、まだ1作目。
2作目も出ているようなので、とりあえず2作目を読んでみよう。
Posted by ブクログ
序章の場所と日時で、少し怯む。
これからどんな描写があるのか…想像してしまう。
海上保安庁初の女性潜水士・忍海愛。
海猿ならぬ海蝶として始まる日々は、先が気になってどんどん読み進める。
ところどころで明かされる序章後の出来事は想像通りなのだが、
途中で描かれている3.11の描写は、読んでいるだけで苦しい。
潜水士として愛の初めての仕事は、釣り船転覆事故。
沈没船捜索の船外活動だった。
男性ばかりの中で、一人女性として潜水士の活動をする難しさだったり、事故と思われた転覆が、実は事件だったり、とても引き込まれて読んでいった。
ただ、この事件の犯人側の部分については、今ひとつストンと入ってこなくてスッキリしなかった(気になって読み急ぎ過ぎたからかも?)。
海上保安庁の話は、とても興味があるので、愛のこれからが早く読みたいと思う。
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