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海上保安庁初の女性潜水士のお話です。
一気読みでした。
とても良かった。面白かった。最初から最後まで目が離せませんでした。
途中の東日本大震災の描写はとても切なかったですが、ラストは涙しながら読み終えました。
この本を紹介してくださった方に感謝します^_^
続けて続編の「海蝶鎮魂のダイブ」に挑戦です。
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吉川英梨の新シリーズ、女性海上保安官で初の潜水士
忍海愛、つけられた名前は「海猿」ならぬ「海蝶」
父も兄も海上保安官の潜水士
東日本大震災で母を亡くし(遺体は見つかってない)、3人の関係がギクシャクしていたが、愛の最初の出動で最後には3人の絆が確かなものになる。
それにしても、吉川英梨の小説はサクサク読める!
Posted by ブクログ
序章の場所と日時で、少し怯む。
これからどんな描写があるのか…想像してしまう。
海上保安庁初の女性潜水士・忍海愛。
海猿ならぬ海蝶として始まる日々は、先が気になってどんどん読み進める。
ところどころで明かされる序章後の出来事は想像通りなのだが、
途中で描かれている3.11の描写は、読んでいるだけで苦しい。
潜水士として愛の初めての仕事は、釣り船転覆事故。
沈没船捜索の船外活動だった。
男性ばかりの中で、一人女性として潜水士の活動をする難しさだったり、事故と思われた転覆が、実は事件だったり、とても引き込まれて読んでいった。
ただ、この事件の犯人側の部分については、今ひとつストンと入ってこなくてスッキリしなかった(気になって読み急ぎ過ぎたからかも?)。
海上保安庁の話は、とても興味があるので、愛のこれからが早く読みたいと思う。
Posted by ブクログ
女性初の潜水士「海蝶女性初の潜水士として注目を集める、横浜海上保安部所属・忍海愛。
兄は特殊救難隊、父もベテラン海保潜水士。
新米で女子の愛は、現場には気を使わせるお荷物的存在だったりするけど、持ち前の観察眼で事件解決の糸口を発見したりもする。
出だしの舞台が気仙沼だったので、あーこれは…と思ってたらやっぱりきた。地震だ。
で、一瞬読み始めるのを躊躇う。
でも、吉川英梨さんならきっと…と思い直して読む。
事故から事件へ、そして過去も事故も絡んで、震災と、その傷痕の深さと、家族の繋がりも…関係も複雑だし、読んでる気持ちも複雑で、ドキドキとハラハラとザワザワ…。
でも、良かった!次も一気に行きます!!