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Posted by ブクログ
オフィス街の一角にあるスープ専門店。ランチとディナーのみの営業だが、実は朝のスープセットが存在する。ひっそりと営まれる朝ごはん。
第1話 タウン誌編集部で働く理恵は、一時的に化粧ポーチがなくなり、その事で同僚を疑ってしまう自分が嫌になっていた。そんな時にしずく屋さんの朝営業を知る。
第2話 理恵の同僚伊予は、友達で先輩の椎名が彼女に去られて食べられない状態であるのを知る。一緒に彼女を探しながら、なんとか食べさせたい伊予は椎名をしずく屋に誘う。
第3話 ふくちゃんのお姉ちゃんは元モデルで美人。お母さんも美人。自分がふっくらしていると思っているふくちゃんはダイエットしようと頑張るが、ついつい食べてしまうのだった。しかし甘いものが目の前に出て来るのが姉の企みだと知り…
第4話 理恵はしずく屋で3人連れの女性客と行き合う。そのうちの1人が婚約指輪を紛失したと言いがかりをつけられ…
第5話 しずく屋の麻野の娘露は早くに母を亡くしたはずだったのに、ある時理恵は露が「お母さん」と呼ぶ女性と一緒にいるのを目撃してしまう。
Posted by ブクログ
食事のメインにはなりにくいけれど、あると嬉しいのがスープ。
ちなみに食事におけるスープの役割としては
・消化を助ける
・栄養バランスを整える
・体を整える温度調節機能
・ご飯とおかずを繋ぐ
・心理的な安心感
という働きがあるよう。
そういえば、このスープ屋しずくに来店するお客は、疲れた人が多い。そして、しずくで食べた後はほっこりした気分になることが多い。
なので、スープが作品を繋ぐ要になっているのは間違いないだろう。
個人的には3話目の「ふくちゃんのダイエット奮闘記」が印象的だった。
読み進めていくと感じる違和感を、最後にしっかりと回収していく。しかも、終わり方がモヤモヤしない、わたし好みの内容と構成だった。
また、スープの描写がイメージを搔き立て、食べたくなってしまうので、食テロ注意!
ミステリー好きだけど、グロいのは苦手という人におすすめ。
Posted by ブクログ
昔読んだ記憶があったが、内容を忘れていたので再度購入・再読。描写は細かくそれでいて堅苦しくない軽い文体で非常に読みやすい。「謎」のクオリティーに関しては著者の他の作品で信頼出来ると確信していたので不安はなかったが、この作品も例に漏れずこちらの認識を2度3度と裏切ってくれる心地よささえ感じられる。
個人的には第5話「わたしを見過ごさないで」のまんまと著者の思惑通りに騙され続ける感覚も好きだが、「あぁ、やっぱりこの作者好きだな」と思わせてくれたのは第3話「ふくちゃんのダイエット奮闘記」だろう。食事に関する描写も巧みなので腹が減る。夜も深い時間にこのレビューを書いているがスープでも作ろうか……いや明日の朝まで待ってみようか。そんな気持ちにさせてくれるあったか~い作品。おすすめ。
いいにおいが沁みます
スープ専門店が舞台。実際にこんなお店あったら行ってしまうだろうな。朝からスープって素敵すぎます。
何かありげな店主と娘さん。それを取り巻く人々との交流が興味深いです。ほんわか系と思いきや、その根本にあるものは、なかなか手強い。これからの展開が、とても興味深いです。
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