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一日頑張ったあなたをいたわる、とっておきの「夜食」をどうぞ。想い人を待ち続ける駅で。終電を逃し、たどり着いた秘密の場所で。禁断のラーメンを食べに行く道中で。傷心旅行で訪れたいわくつきのペンションで。古い友人たちと定期的につどうファミレスで。「正しい食べもの」をつくり続けてきたキッチンで。おいしいものが大好きな作家陣が、「夜食」にまつわる人間ドラマを描く、心とおなかを温かく満たす6篇を収録!
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Posted by ブクログ
このアンサンブルは良かったです。どうやって作品を選んできたのかな?と思って「初出」を見てみると「asta」? 「なんだろ?」と思って調べてみると小説がいっぱい。 「ふーん」こんな世界があったんだ。
やっぱり例のラーメンが食べたくなってしまって、早速100均で辛い袋ラーメンを買ってきた。 ちょうどカクテキが冷蔵庫にあったので、ラーメンに乗せて食べようと思います。
夜食をテーマにした短編小説。 どの作品も美味しそうな料理がでてくるけど、気になったのは喜怒哀楽から選ぶ小鉢(冬森灯)。今日の気分で選んでみたい。 深夜の背脂ラーメン(友井羊)や韓国のインスタントラーメン(近藤史恵)もそそられる。 冬森灯さんは「うしろむき夕食店」を前に読んでいて、今回の短編も面白...続きを読むかったので違う作品も読んでみたい。 友井羊さんの短編はミステリー小説を読んでるみたいにドキドキしながら読んだ。たまにはミステリーも読んでみようかな。
大沼紀子さんの「夜の言い分。」が特に気に入った。 食べ飲みしながら、たわいのないことをわいわい話すの楽しいんだよなぁ。こういう場で出た、誰かのふとした何気ない話しに救われたりするのも凄く分かる。今いる友達とも歳を重ねても繋がっていられたら良いなぁ〜と思わされました。 「朝になれば、また別の場所で、...続きを読むそれぞれのじかんがはじまってしまう。だからここでは、ささやかながら笑って、食べて飲んで語らうのだ。喜びも悲しみも。死が私たちを分かった、そのあとでさえ。」
個人的に好きな作品は 4作目「ペンション・ワケアッテの夜食」 5作目「夜の言い分。」 どちらも自らの人生観に優しく訴えかけてくれるような作品だったからだと思う。 全体通して、夜食がテーマであっても、 これほど様々な物語が生まれるのだなーと思った。
夜食がテーマの本でしたが、何処かほろ苦いお話が多い印象。 ふたりで背脂ラーメンを啜ったりなど、背徳感溢れる食事シーンが印象的でした。
なんだか全体的にほろ苦い物語が多かった。ご飯シーンはほっこりするのに。 深夜に二人で背脂ラーメンを どんどん加速する2人の不穏な掛け合いにハラハラ。そのラーメンどんな味するの?って感じ。 ペンション・ワケアッテ 訳あり客が来る所と思いきや? 最後はとってもスッキリ!吹っ切れた彼女がまたここを訪れ...続きを読むる日は近そう。 夜の言い分 最初はそうそう、みんな久しぶりに集まるとこんな感じ!と謎の親近感が湧いてきて、私もファミレスにいて会話に混じっている気持ちになるのに後半はなんとも切ない。 まさか語り部がこっちサイドだったとは。 正しくないラーメン タイトルどおり。行動からも正しくない。 環境にもよるけど、いつもヘルシーな物を食べてる人って普通の人もり美味しいって感覚がずば抜けてそう。 いけないってわかってるけど渇望してしまい、周りを巻き込んだらもう終わり。恐ろしいな~ 余談だが、旦那さんがひたすらいい人だった。もっと早めに本性だしてれば悩まずすんだのに。
この表紙は…キケンですよねぇ!夜中のデザートがテーマなのかと勘違いしちゃいましたね…。この作品は、今をときめく6人の作家さんが「夜食」をテーマにして描いた短編集…どちらかといえば、デザートというより、お食事でした。6人の作家さんですが、標野凪さん、冬森灯さん、近藤史恵さんの作品は読んだことがありま...続きを読むす。いつか読みたいと思っているのは、八木沢里志さんの作品!友井羊さんは、知ってはいるけれど読んでみたいと思う作品は今のところないかな…で、大沼紀子さんは知らなかったです。 〇標野凪「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」 恋人だった憲吾に時間をおこうと言われた陽茉莉、 納得できない陽茉莉がとった行動とは…。 〇冬森灯「ひめくり小鍋」 コンビニスィーツの開発の仕事をしているすず音。 ある女性に伴われて足を踏み入れたのは「うしみつ屋」という 謎めいたお店だった。 〇友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」 大学で同じサークルの友人昇一が、不眠で悩む主人公の誠に 「ラーメン一緒に食べよう」「ふたりで罪悪感を分け合うんだ」と 声をかける…。 〇八木沢里志「ペンション・ワケアッテの夜食」 恋人から別れを告げられ明美… 傷心のうちに訪れた那須の「ペンション・ワケアッテ」 オーナー夫婦は、訳アリなのか…。 〇大沼紀子「夜の言い分。」 気のおけない友人たちとファミレスで集い、 愚痴ったり、励まし合ったり…そんな「夜食会」についての話。 〇近藤史恵「正しくないラーメン」 身体に優しい料理をつくる料理研究家サワデミ。 彼女の夫も、そんな料理を好んでいたが、 サワデミは「激辛キムチラーメン」が食べたい衝動を抑えきれず…。 八木沢里志さんの「ペンション・ワケアッテの夜食」は好きなお話でした。ワケアッテの意味に、あったかいものを感じました。このお話に出てくる、オーナー夫婦もいい感じです。私もこんなペンションなら行ってみたいです。あと、近藤史恵さんの「正しくないラーメン」は、夜中に読んじゃ絶対にダメなヤツです。怖いとかじゃなくて、何か絶対に食べたくなっちゃうから…だけど、面白かったです。
標野さんの作品狙いで読みましたが、これを読んで八木沢さんにどハマり! 新進気鋭な作家さんたちの作品が書く心安らぐ物語、自分好みの書き手さんに会えるチャンスかもしれません。
【収録作品】 標野凪「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」 冬森灯「ひめくり小鍋」 友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」 八木沢里志「ペンション・ワケアッテの夜食」 大沼紀子「夜の言い分。」 近藤史恵「正しくないラーメン」 おいしいものが食べたくなるアンソロジー。 「夜の言い分。」に共...続きを読む感。
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