作品一覧

  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿
    4.2
    1巻814円 (税込)
    イルミネーションが輝くサーカステントにキッチンカー、お腹がぐうとなるいい匂い……ここは期間限定で現れる幻のビストロつくし。猫を思わせるギャルソンとシロクマのようなシェフが抜群の料理で迎えてくれる。つくしが赴くのはきまって芸術のある場所だ。ピアノが聴こえる野外劇場、絵画が並ぶマルシェ、映画が上映される砂浜――どうやらつくしの二人には、探しているものがあるようで……。弱った心と体をふっくら満たす物語。
  • しふく弁当ききみみ堂
    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    鳴神冴良が営むお弁当店「ききみみ堂」には、特別な「しふく弁当」がある。依頼主の事情や想いを仕立てた、心を届けるお弁当だ。「育休明けの仕事と家庭の両立に悩む同僚へ、そっと応援する味を」「新しい生活になじめずひとり落ち込む大学生に、元気をくれる一品を」「亀裂の入った親子の仲を修復するお弁当を」。冴良が作るやさしい味わいが心に染みわたり、食べる人の背中をそっと押す。ひと口食べれば、心がほどける。 あなたの想いを、お弁当に詰めて届けます 。小さな包みに込められた、あたたかな絆の物語。
  • 眠れぬ夜のご褒美
    3.7
    1巻792円 (税込)
    一日頑張ったあなたをいたわる、とっておきの「夜食」をどうぞ。想い人を待ち続ける駅で。終電を逃し、たどり着いた秘密の場所で。禁断のラーメンを食べに行く道中で。傷心旅行で訪れたいわくつきのペンションで。古い友人たちと定期的につどうファミレスで。「正しい食べもの」をつくり続けてきたキッチンで。おいしいものが大好きな作家陣が、「夜食」にまつわる人間ドラマを描く、心とおなかを温かく満たす6篇を収録!
  • うしろむき夕食店
    3.8
    1巻814円 (税込)
    二階建てのレトロな洋館に、ステンドグラスの嵌め込まれた観音開きの扉。ドアの両側には二つずつ背の高い格子窓。そこから見える満月のような照明と、おいしそうな香りが漂ってきたら間違いなし。そこが「うしろむき夕食店」だ。 “うしろむき”なんて名前だけど、出てくる料理とお酒は絶品揃い。名物の「料理おみくじ」は、食事も人生も迷ってしまうお客さんに、意外な出会いを与えてくれると評判だが――。
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿
    3.7
    1巻1,815円 (税込)
    幻のビストロ「つくし」は、猫を思わせるギャルソンとシロクマのようなコックが、抜群においしい料理で迎えてくれる。キッチンカーの赴くままに店を開く「つくし」だが、いつも芸術のある場所に現れる。ピアノの演奏が聞こえる野外劇場、絵画が飾られたマルシェ、映画が上映されている砂浜……。 おいしい料理と素敵な芸術は最高のマリアージュ。弱った心と体を満たしてくれるので、夢のようなひと時を楽しんでお帰り下さい。
  • 縁結びカツサンド
    4.0
    1巻814円 (税込)
    駒込うらら商店街に佇む、昔ながらのパン屋さん「ベーカリー・コテン」。あんぱん、クリームパン、チョココロネ。見ているだけでほっとするような、そんなお店。一家で経営してきたコテンの未来を背負うのは、悩める三代目・和久。商店街が寂れる中で、コテンを継ぐべきか。人の悩みに寄り添うパンを焼こうと奮闘する和久が、やがて見つけた答えとは――。しぼんだ心を幸せでふっくらさせる、とびきりあったかな“縁”の物語。
  • うしろむき夕食店
    3.6
    1巻1,760円 (税込)
    レトロな洋館に、ステンドグラスの嵌め込まれた観音開きの扉。ドアの両側には二つずつの格子窓。そこから見える満月のような照明と、おいしそうな香りが漂ってきたら間違いなし。そこが「うしろむき夕食店」だ。 出てくる料理とお酒は絶品揃い。女将の志満さんと、不幸体質の希乃香さんが元気に迎えてくれる。 お店の名物は「料理おみくじ」。いろいろ迷ってしまうお客さんに、意外な出会いを与えてくれると評判だが――。
  • 【短編】縁結びカツサンド(「おいしい文学賞」最終候補作品)
    -
    1巻220円 (税込)
    第1回おいしい文学賞最終選考作品の『縁結びカツサンド』をそのまま電子書籍化。同日配信の長編作品『縁結びカツサンド』と合わせてお楽しみ下さい。
  • 縁結びカツサンド
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    駒込うらら商店街に佇む、昔ながらのパン屋さん「ベーカリー・コテン」。あんぱん、クリームパン、チョココロネ。見ているだけでほっとするような、そんなお店。 一家で経営してきたコテンの未来を背負うのは、悩める三代目・和久。商店街が寂れる中で、コテンを継ぐべきか。人の悩みに寄り添うパンを焼こうと奮闘する和久が、やがて見つけた答えとは――。 しぼんだ心を幸せでふっくらさせる、とびきりあったかな“縁”の物語。

ユーザーレビュー

  • 縁結びカツサンド

    Posted by ブクログ

    縁結びカツサンド
    2025.11.30

    食べることが好きな私にとって、優しい雰囲気で美味しそうに食べ物が描かれていたところがものすごくよかったし、読んでいて幸せな気持ちになった。正直、表紙のカツサンドに惹かれて手に取った本といっても過言ではない。
    まごころドーナツのお話はドーナツやでアルバイトしている私にとって親近感がわいた。ドーナツの穴のように、人間関係も見えないところが大事だ。人にしたことは巡り巡って自分に返ってくる、というありがちなテーマだったにもかかわらずドキドキ感とほっこりが同時に味わえて非常に良かった。

    0
    2025年11月30日
  • 眠れぬ夜のご褒美

    Posted by ブクログ

    夜食の時間帯に読んでいたので、特にスクランブルエッグとキムチラーメンが食べたくなった。中に出てくる主人公はそこまで?!と思う程本音が言えないお話が多かったのと、食べ物って人と人を繋ぐ大切なものだなあって。

    0
    2025年11月26日
  • うしろむき夕食店

    Posted by ブクログ

    あたたかい雰囲気が作品全体を包んでいて、読後は穏やかな気持ちになった。
    マカロニの空洞には、美味しい空気が入ってる。なんにもないってことはなんでも入れられるってこと。心を少し前にむかせてくれるような文章が多く散りばめられていて良かった。

    0
    2025年10月23日
  • 縁結びカツサンド

    Posted by ブクログ

    同僚の方が薦めてくれました。仕事で病んで、疲れ切っている私に薦めてくれた意味がわかるような気がしました。

    0
    2025年10月18日
  • 縁結びカツサンド

    Posted by ブクログ

    とても温かくて、心地の良い作品。
    食べ物の中でも、特にパンが好きな人にはおすすめ話が進んでいくにつれて、前のお話に出てきたお客さんたちがちょこちょこ登場するのが街のパン屋さんの日常が表現されている気がして。
    最初はとっつきにくいかもと思ったら、読み進めていくとどんどんお話の中に引き込まれていってすぐに読み切ってしまいました。

    0
    2025年10月14日

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