ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
レトロな洋館に、ステンドグラスの嵌め込まれた観音開きの扉。ドアの両側には二つずつの格子窓。そこから見える満月のような照明と、おいしそうな香りが漂ってきたら間違いなし。そこが「うしろむき夕食店」だ。 出てくる料理とお酒は絶品揃い。女将の志満さんと、不幸体質の希乃香さんが元気に迎えてくれる。 お店の名物は「料理おみくじ」。いろいろ迷ってしまうお客さんに、意外な出会いを与えてくれると評判だが――。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
悩んでいる時に、おいしいものを食べると 心がほっとやわらかくなる。 気持ちがきゅーっとなってる時に、 読み返したい一冊。
しあわせは、自分でつくるもの。 人にしてもらうものじゃない。 印象に残った言葉です。 どんなときも、食べることは続けなくてはならない。料理がほんとに美味しそうに感じる本です。
この店に通っておみくじ料理引きたい。出てくる料理とその絵が美味しそうでお腹が空く。人との繋がりが温かくて、読んでてほっこり。うしろむき、って悪い言葉と思ってたけど、そうじゃないな、私には私の進んできた道があるからそれを振り返るのも悪くないって思えた。
細い路地を何度も曲がってやっとたどり着く「うしろむき夕食店」は、二階建ての洋館に一枚の絵のように続く左右のステンドグラスの嵌め込まれた観音開きのドアの店。ドアを開くと、「お帰りなさい!」と、はじけるような笑顔の女将の志満さんと孫の希乃香さんが着物姿でお客を迎えてくれる。自分の勝手な想像だが、廣嶋玲子...続きを読むさんのふしぎ駄菓子屋銭天堂のイメージが浮かんできた。名物「料理おみくじ」には、ちょっとした言葉と料理名が書かれている。相手を想って作られたその料理が、とにかく美味しそう。それがお客の迷いや悩みの背中を押してくれることになる。五つの物語とおまけの一話は、だんだん面白くぐいぐい引き込まれていった。それぞれの話の登場人物が、その後の話にも登場して、それをつなぎ合わせて色々想像するのも楽しかった。
あやごぜさんのレビューで知った本です。ありがとうございました。 この本の印象は、なんといってもハート型のエビフライ。イナコさんの装画に魅せられてしまいました。その他のお料理のイラストも思わず食べたくなるものばかりでした。 夕食店の店主、志満さんのお料理は、どれも気取ってないのにおいしそうなものば...続きを読むかり。彼女は、誰に対しても態度を変えない素敵な方でした。店員の志満さんの孫、希乃香さんが見送ってくれるときの「いってらっしゃい、明日もいいお日和になりますように」という言葉には、さりげない心遣いが感じられました。 おみくじでオーダーされた五つのお料理に込められた言葉は、その人のことをさりげなく後押ししてくれるものでした。最後の〈おまけの小皿〉の物語は、これからのうしろむき夕食店の始まりが描かれていて、みんなの笑顔が溢れていました。 うしろむきではなく、前向きにさせてくれるお店は、「相手を思うこと」で頑張っている人をそっと後押ししてくれていました。 とても優しい物語でした。 〈お品書き〉 一の皿 願いととのうエビフライ 二の皿 商いよろしマカロニグラタン 三の皿 縁談きながにビーフシチュー 四の皿 失せ物いずるメンチカツ 五の皿 待ち人来たるハンバーグ おまけの小皿
心温まる5つのお話ご書かれている。 店主と孫のお店に行ってみたいなぁと思うほど、素敵な店主とお客様。 とても読みやすくて面白い本でした。 『全てが巡り合わせ』いい言葉です。 心に染みる本でした。
うしろむき食堂の常連さんのお話が短編で描かれています。お客さん同士が、うしろむき食堂以外の場所で少しずつ絡んでいて『世間は狭い』とはこういうことを言うのだなと思った。 皆いい人で個性的。 人生上手くいかないことも、通り過ぎてからふと振り返ってみると、それがあったからこその今なのだ,無駄じゃなかったじ...続きを読むゃないか、ってなるよなぁとしみじみ。おばあちゃんと話せるお店,いいなぁ。
一見さんは何故かなかなか辿り着けず不思議な何かに導かれる、悩みを抱えててもおみくじ料理を食べれば前向きになれる「後ろ向き夕食店」。 何事も考えようってことに尽きるんだけど、美味しそうな料理と少しずつ前向きになる様子は、実は私たちの身近にある日常に他ならない。 家族にもっと美味しいものを作ってあげたい...続きを読む、それが少しでも元気の栄養素になったら嬉しい。今日はいつもより心を込めて夕食を作ってみよう。そんな気持ちになりました。 「縁談きながにビーフシチュー」の話が一番好きだった。
うしろむき夕食店は人生に躓いたり挫けそうになった人々がそこのお食事を食べることで前向きになっていくという優しいお話でした。幸せというのは誰かから与えてもらうのではなく自分で作り出すものというメッセージが響く。
うしろむき夕食店? なに? どんな本なの? と、???な気持ちで手に取った。 読後感 なかみは後ろ向きではなく、前向きでした。 美味しいものを食べると、人は幸せになるんだね もちろん美味しいだけでなく、料理を作る人の心がこもっていることが大事ですがね。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
うしろむき夕食店
新刊情報をお知らせします。
冬森灯
イナコ
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
眠れぬ夜のご褒美
縁結びカツサンド
京都烏丸のいつもの焼き菓子 母に贈る酒粕フィナンシェ
しふく弁当ききみみ堂
すきだらけのビストロ うつくしき一皿
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲うしろむき夕食店 ページトップヘ