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Posted by ブクログ 2024年02月28日
ピアノ演奏の情景を、文字だけで、ここまで表現する七里先生の力に、読むたびに驚く。
小さい頃少し習ったことあるくらいのピアノの知識しかないけれど、音楽の力って無限だな、と思わずにはいられない。
岬洋介の「あの場面」には思わず涙が溢れてしまい、この事件の背景にあるテロ、戦争の残酷さを改めて感じた。
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Posted by ブクログ 2023年04月16日
岬さんが出てくるピアニストのシリーズ。ポーランドのショパンコンクールでのテロ事件に関して、岬さんが活躍する。全体的にピアノコンクールの曲の描写が多く、ショパンの曲を聴きながら読んだら、より表現の的確さが分かるだろうと思う。豊かな表現でショパンのピアノ曲の優雅さを表しているため、よりテロという出来事の...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月15日
小説で音楽の演奏を読んで(聴いてる錯覚)涙ぐんだのは初めてです。
「岬洋介シリーズ」3作目は、「いつまでもショパン」です。
ポーランドのショパンコンクールが舞台です。
これまでの音楽ミステリーに、テロが加わり殺人事件が起きます。
これも中山さんの得意分野で、殺人モノで本気で出せば「カエル男」が書...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月03日
舞台はショパンコンクール。コンテスタントの1人であるヤンの視点から物語が語られます。ポーランドという国にとってショパンがいかに特別な音楽家なのかがよく分かります。そのコンクールにおいて、ミサキとサカキバの2人の日本人が一目置かれているのはフィクションでも嬉しいものですね。テロにも屈しない音楽という武...続きを読む
これまで岬洋介シリーズを何作品が読ませていただいたが何度読んでも言葉でこんなにも曲を表現できるなんて…そしてミステリーとしても楽しませてくれる
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