七四

七四

858円 (税込)

4pt

完全密室の七四式戦車(ナナヨン)内で、死体が見つかった――。
自衛隊内の犯罪の捜査および被疑者の逮捕を行なう部署である中央警務隊。
隊長・大曽根より、突然の命を受けた甲斐和美三等陸尉は、富士駐屯地に向かい、
第百二十八地区警務隊の捜査に協力することになった。
それは単なる自殺と思われた事件だったが、内部からの告発により、殺人の可能性があるという……。
甲斐和美は富士駐屯地に急行し、自衛隊組織の暗部に迫っていく――。
『このミステリーがすごい! 』大賞優秀賞受賞作家が贈る、渾身の自衛隊ミステリー!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

七四 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    陸上自衛隊少年工科学校、富士学校を経て戦車部隊に配属された経歴を十二分に表現した作品だと感じました。資料や文献に基づいて書いたものとは違いリアリティと臨場感に引き込まれました。国内では戦争による活動はないので前作の深山の桜のように海外派遣が舞台の作品が多い中、国内が舞台でここまでスリルとワクワク感が

    0
    2021年04月04日

    Posted by ブクログ

    まだ二作目ということも含めて五つ。描写がマニアックすぎて半分くらいしか情景を想像できてなかったかもしれない。自衛隊という特殊な存在に改めて興味が湧いた。他は千里眼シリーズくらいしか読んだことがなかったので

    0
    2017年10月31日

    Posted by ブクログ

    装備品の開発評価を担当する赤川1佐が74式戦車の車内で遺体となって見つかった。遺書もあり初見で自殺として処置されそうな事件に自衛隊の警察、中央警務隊から警務職種の甲斐和美3等陸尉が派遣された。
    甲斐3尉は違和感を感じつつも自殺の線を崩すほどの証拠を見つけられないまま結論づけられようとしていた。
    一方

    0
    2023年12月04日

    Posted by ブクログ

    自衛隊の警察組織、警務隊の女性隊員が主人公の異色のミステリー。
    クライマックスは圧巻ではあるが、物語の流れに必要ではあるのだろうが、自衛隊の組織、構造の説明、勉強になったがもう少し簡潔でもよかったのでは?

    0
    2019年04月27日

    Posted by ブクログ

    自衛隊の警務隊を描いた作品は少ないので、中々興味深かったです。加えて、主人公が女性幹部と言う事と、主人公の上官の幹部がなぜか言葉遣いが・・・?と言う所も、興味深い(笑)いい舞台設定です。

    舞台設定はどこかしらコミカルですが、内容は中々シリアス。自衛隊の動機の繋がりが、悲劇につながると言う感じです。

    0
    2018年01月19日

    Posted by ブクログ

    イヤハヤ、読むのに時間がかかってしまった。

    ナナヨンの室内の様子を想像するのがナカナカ難しい。

    0
    2017年10月23日

    Posted by ブクログ

    神家正成『七四(ナナヨン)』宝島社文庫。

    自衛隊を舞台にしたミステリー。第一作に比べると読み易く、面白い作品になっている。主人公が自衛隊内の犯罪捜査を行う女性自衛官というのも奇抜で面白い。元自衛官という経歴の作家だけに、自衛隊の組織やアセットについての描写は相変わらずしつこいが、そこは大目に見よう

    0
    2017年09月29日

    Posted by ブクログ

    植木シリーズの第2弾にして神家さんのデビュー2作目。
    【深山の桜】より更にボリューミーな内容。
    ドンデン返しもドンデン返し。
    そして張り巡らされた伏線を見事に回収していく爽快感。
    神家さん元自衛官ということもあって登場人物の信念の強さがひしひしと伝わってきた。

    0
    2020年05月04日

    Posted by ブクログ

    自衛隊内の犯罪捜査および被疑者の逮捕を行う部署である中央警務隊。甲斐和美三等陸尉は突然の命令により、富士駐屯地で第百二十八地区警務隊の捜査に協力することになった。完全密室である七四式戦車の車内で見つかった遺体。それは単なる自殺と思われた事件だったが、内部からの告発により、殺人の可能性があるという。捜

    0
    2017年10月27日

    Posted by ブクログ

    著者は自衛隊に勤務していただけあって隊内の制度や慣習に詳しく、人間関係の重要さがよく分かる内容になっている。
    また、後半のDVDを巡っての攻防は、北朝鮮の工作員なども登場して、中々読み応えがあった。
    ただ、自衛隊内部にこの本に書かれているような北朝鮮に偏った隊員がいないことを願うばかりだ。

    0
    2017年10月01日

七四 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

宝島社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

神家正成 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す