【感想・ネタバレ】とどけチャイコフスキーのレビュー

あらすじ

モスクワ音楽院で起きた密室殺人。
国際情勢が音楽家たちの人生を変える。

文化的鎖国状態のロシアで、「他国の音楽は不要」と主張するモスクワ音楽院の学部長が殺された。
海外巡業中の日本人ピアニスト・岬だけが気づいた事件の真相とは。

累計190万部突破! 大人気シリーズ最新刊

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Posted by ブクログ

シリーズ10作。クリミア併合により緊迫するロシアとウクライナ情勢。そんな中、モスクワ音楽院で教壇に立つヴァレリーは旧知の岬洋介に学院での演奏を依頼するが、反対するボリス学部長が密室で殺される。謎解きはやや物足りないが演奏が圧巻。題名に込められたメッセージにも共感!

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

大好きな岬洋介シリーズ!!
このシリーズを読んでいると、次々と映像が頭に浮かんできます。演奏部分なんか特に。久しぶりにチャイコフスキーのピアノ協奏曲ちゃんと聴いてみようと思いました。
岬さんの登場はいつもより少ない気がしましたが、颯爽と、穏やかに、鮮やかに、は、相変わらずです….大好きです!
そして、七里さんならではの、問題提起というか、いつも本当に考えさせられてしまいます。ありがたいことに今の日本は日々平和ですが、命の危機を感じながら生きている人も世界にはたくさんいて、フィクションなのにやけにグサグサ刺さってきます。遠い国だから関係ない、ではないような気がします。

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2025年12月15日

Posted by ブクログ

岬洋介シリーズ、大好き!最高!
音楽、演奏の描写も細部にわたり丁寧であり、岬洋介の人柄もかわらず、というか今回はさっぱりした作品だったのでそこまでスポットライトが当たらなかった印象。戦争、政治、そちらの要素がどうしても強かったし捜査の乱暴さも不快だった。それでなきゃチャイコフスキーが語れないのもまた事実なんだろうなと、悩ましかった。岬洋介の血筋の話は感動したー。次は何が来るのか、ドキドキ、ワクワク。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

楽しみにしていた岬洋介シリーズ。
いつもYouTube片手に音楽を聴きながら。
今回も世界情勢、政治的なことも教えて下さって頭を下げたくなる。歴史にもしかも!岬洋介の来歴にも触れ……。

もはや、ミステリー小説ではなくて多様な意味合いがあって、しかも音楽まで(勝手に)聴いてまた、シリーズを読み直したくなりました。だけど想像するだけでこちらの本物のピアノを聴くことは出来ないけれど。
生の演奏がそれだけ素晴らしいってこと、よく分かってます。機会があれば、演奏会場に足を運びたいと思うばかりです。

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2025年11月25日

Posted by ブクログ

岬洋介シリーズ第9弾。
今作の舞台は、前作の最後に語られた場所であるロシア。
ロシアと言えば、今なお続く、ウクライナとの問題があるが、
それが物語に絡んでくるかどうか・・・。

ロシアは、ショパンコンクールで奇跡の5分間を演奏したが、
課題曲が不調でうまくいかず、入賞を逃した岬洋介と競ったい、
5位入賞を果たした、ヴァレリーの母国である。
そのロシアでのコンサートツアーをするべく、岬洋介が赴くと、
ロシアの音楽院で客員教授をしているヴァレリーと再会するのだが・・・。

ロシア情勢が大変なさなかで、コンサートツアーをすることになり、
そこで起きる事件やその動機がどうにも疑問であり短絡的と感じたことが、
評価を5にしたものの少し下げても良いかと思うところで、
それでも、驚かされる展開と、クラシック音楽を聴くきっかけがチャイコフスキー
って人も居るでしょう。そんな自分も、クラシックコレクションの創刊号だけ
購入して聴いたチャイコフスキーの曲でクラシック音楽を聴くようになったことも、
思い出込みで、良かったかななんてね。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

岬洋介シリーズ。小説は、小説によって、戦争をやめさせたいと言うことを伝える。
 岬洋介は、ピアニストになり、ロシアで講演する。そして、ロシアでは排外主義が巻き起こっている。その中で、岬洋介はモスクワ音楽院で演奏することになる。岬洋介の出生の系譜が明らかになる。
 チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番についての深い意味を語る。
相変わらず、曲の説明が、丁寧で細かく綴られる。言葉を読みながら、音楽が見えてくる。

 1958年、モスクワでフルシチョフの肝煎りの第1回のチャイコフスキー国際コンクールが行われた。前年、ソビエトはスプートニクを打ち上げ優位性を誇っていた。そのコンクールで、アメリカ人のヴァン・クライバーンが優勝する。アメリカ人にチャイコフスキーがわかるわけないと言う意見がある中での優勝だ。クライバーンと競ったのが、ナディア・ガガリロフで、音楽一家の血筋を持っていた。
ナディアは、クライバーンの演奏を褒め、「音楽には国境がない」とクライバーンに言う。

 ヴァレリー・ガガリロフは、2015年からモスクワ音楽院の客員教授をしていた。モスクワ音楽院は1866年、ニコライ・ルービンシュタインによって創設された。
 ヴァレリー・ガガリロフは、2010年ショパンコンクールで五位入賞を果たした。そのショパンコンクールには、岬洋介も参加していた。ヴァレリーガガリロフと岬洋介は競争者であり、友人だった。

 2014年にロシアがクリミア侵攻をした。モスクワ音楽院では、ロシア人とウクライナ人が音楽の勉強をしていて、ウクライナ人は、ウクライナからロシアは出て行けと言う。そして、ロシア人はウクライナはもともとロシアだと言う。音楽学院の中で政治が吹き荒れていた。ヴァレリーガガリロフは、そんな生徒の争いに手を焼いていた。ボリス音楽部長は、ロシア大統領と親しく、徹底した排外主義だ。外国人の音楽は音楽ではないとも言い切る。そして、ヴァレリーは、岬洋介を呼んで学内コンサートをしようとするが、音楽部長に拒絶される。そんな時に、ボリス音楽部長は殺される。

 音楽部長が突然亡くなったことで、岬洋介のモスクワ音楽院のコンサートが実現する。岬洋介は、その演奏する曲を、チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番とする。
 チャイコフスキーという姓は祖父ピョートル・フョードロヴィチの代にチャイカで、伝統的なウクライナの姓で、カモメを意味することから改めたものであり、家系は現在のポルタヴァ州に領地を持っていたウクライナ・コサックのチャイカ家に出自を持っている。ピアノ協奏曲第1番は、ウクライナの情景も醸し出される。チャイコフスキーの作曲時には、ロシアもウクライナも良好な関係にあった。
 岬洋介は、ロシアとウクライナとの険悪な状況に対して、メッセージとしてチャイコフスキーを奏でるのだった。だから、本の題名は、『とどけチャイコフスキー』なのだ。

 そして、岬洋介は、目が青色かかっている。ロシアの著名なナディア・ガガリロフは、1959年、日本の駐ソ連外交官である神崎勇実と、電撃的に結婚。ナディアは日本で暮らすことになり、ピアノ教師として活躍。その神崎とナディアの間に遥子が生まれた。そして、ピアノの才能があった。遥子が22歳の時に、若き検察官岬恭平と結婚する。そして、岬洋介が生まれた。つまり、岬洋介は、ガガリロフの血筋が流れていたのだ。はじめて、岬洋介の血統が明らかにされ、ヴァレリー・ガガリロフ教授もびっくりし、同じ血統の中にいることを知る。

 モスクワ音楽院では、岬洋介のピアノとヴァレリーガガリロフの指揮で、学生と教官のオーケストラで、ピアノ協奏曲第1番を演奏する。多くの聴衆者が集まり、圧倒的に成功するのだった。
 そして、岬洋介は、ボリス音楽院長が、誰に殺されたのかを解明する。
 中山七里の音楽によって、国境はなく、平和のメッセージを伝えようとする姿の岬洋介とチャイコフスキーの音楽解説が実に素晴らしい。やはり、岬洋介シリーズはいい。

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2026年02月17日

Posted by ブクログ

待っていました〜!岬洋介シリーズ最新刊!

今回の舞台は、緊迫するロシア・モスクワ音楽院

モスクワ音楽院という音楽の聖地を舞台に
国際情勢という抗えない荒波に
翻弄される音楽家たち…

岬洋介の静かな、けれど熱い信念が
美しくそして切ない旋律が
響きわたるミステリー作品



色彩豊かな装丁から
想像もつかないような緊迫した情勢と
音楽家たちの命がけのプライドをかけた
チャイコフスキー協奏曲を奏でるシーンは
大きく心を揺さぶられました…



いつもは物語が終わると
続編の仮題名が記載されているのに…
今回は仮題名が記されていなかった!!

物語のラストも…
ロシアとウクライナで起こっている
戦争のある世界に警鐘を鳴らす終わり方

そして今回のタイトルに
“とどけ” と付くところも
チャイコフスキーの音楽が届け〜だけではなく
平和を願う中山七里さんの想いもタイトルに
込められているのではないかと感じた!

これから私たちが歩む世界によって
岬洋介のシリーズが動き出すのかもしれない!!

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

今回はミステリーというよりは、国境をこえた人間ドラマ。

チャイコフスキー=バレエ音楽の印象しかなかったのですが
チャイコフスキーについてはじめて知ることも多かったです。

島国の日本人には決して分からない感覚が
きっと大陸の方にはあるんだと思うし、それぞれに正義がある。また、ある国の行動が全ての国民の総意の行動でもないんでしょう。

ただ、いまの状況をチャイコフスキーがみたらどう思うのかを思うと切なくなります⋯

コンサート部分の描写もとても素敵でした。
第一楽章を辻井伸行さんのピアノ協奏曲ききながら再読しました。
個人的には第三楽章が好き。



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2026年02月11日

Posted by ブクログ

 我々は、普段「自由」という事をあまり意識しないが、ロシアの様な国では、本当に生きづらいのだなあと思った。自分の好きな音楽を聴き、好きな所に行き、自由に発言できる日本に生まれて良かったと思った。

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

みんな大好き岬洋介シリーズ

今回の舞台は「いつまでもショパン」のショパンコンクール入賞者のヴァレリーがいるモスクワ

モスクワ音楽院の学部長が殺害された
今回はミステリ要素は少ないものの
岬洋介の圧倒的な音楽と岬洋介のクウォーターであるルーツが判明するところがファンには堪らない
ハズレなく面白く読めた

ただ最後は哀しく切なかった

そしていつもの続編匂わせがなかったのが一番怖い


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2026年01月20日

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ネタバレ

2026年2冊目。
岬洋介のルーツはロシアだったのですね。最初に出てきたナディアはなんだったんだろうという思いが途中判明。ロシアとウクライナに1日も早く平和が訪れることを願います。日本は経済的に厳しいけど平和ではあることがありがたい。

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2026年01月06日

Posted by ブクログ

繊細な音楽表現、何度も聴いているチャイコフスキーのコンチェルトが直ぐ聴こえてきそうな気がしました。
ロシア、ウクライナの争いが音楽に国境はないはずなのにここまで及んでいるとは!厳しい現実も見え隠れしました。
岬恭介の推理は今一つでしたがルーツを知れて楽しめました。

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

岬洋介が今回赴いたのがロシア。
根強いロシアのプライド高い音楽性。お国柄なんでしょうが、中々窮屈な感じがしました。

そして、岬洋介のルーツが明らかになり、クウォーターだったとは知りませんでした。

伝統ある音楽大学での殺人事件。犯人が全くわからないままラストまで行って、またも驚きの結果に。
ロシアとウクライナの確執もあり、ハラハラしっぱなしでした。

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2026年01月01日

Posted by ブクログ

岬と同じショパンコンクールで5位に入ったロシア名家出身のヴァレリー・ガガリロフは、今はモスクワ音楽院で客員教授をしていた。閉塞感のあるロシアの政治は音楽院にも影響し、政府寄りの学部長ボリスの前では政治的な話を自由にすることは憚られるようになっていた。そんな時ツアーで岬がロシアに来るという。ヴァレリーは岬の滞在先を訪ね音楽院での演奏を頼み快諾されるのだが、外国人排斥(というより、国粋主義)が強まっているなか、学部長の許可が下りない。そんな時に音楽院で殺人事件が起こる。
登場人物少ないのに、犯人がなかなか明かされず、最後の最後らへんで「おまえか~」ってなります。岬の華麗な血脈も明かされ、重ねてびっくり。つい最近、北朝鮮舞台の本読んだばかりなので、重苦しいとはいえ、まだ、人間が住める社会って印象でした。あと、私の職場にはロシア出身の方が年に数回みえるのですが、時節柄、「年末は帰国するんですか?」なんて同僚が質問したのに対し「危ないから帰らない(微妙にカタコトニュアンスで)です」という返事で、切なさを感じました。
岬シリーズはエログロ少なめです。ずーっとシリーズ読めていれば小学生でも読ませて大丈夫。基本は中学校から。

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2025年12月23日

Posted by ブクログ

閉鎖的な重苦しい空間の中で変化していく空気感を丁寧に描写しつつ、演奏シーンでは熱狂を肌で感じるような勢いを感じるテンポがよかった。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

切なかったな。
音楽は国境を越えるけど国境が無いわけじゃない。
歴史があるものを一緒くたにはできない、という事をひしひしと感じた。
それでも、良いものは良いのだ。
終盤の演奏シーンは《ピアノ協奏曲第1番》を聴きながら読んだ。
筆者の表現力の素晴らしさがよく分かる。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

推察だが、エピローグシーンを描きたいからこの小説を書いたんじゃないかと思えるほど、最後の最後でウクライナ戦争の罪深さを鮮やかにシニカルに一刀両断している。岬シリーズはストーリに関係なく、演奏場面の活写が魅力なのでチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番という超有名曲で、旋律を思い浮かべながら読むことができた。ストーリがありふれていて、かつ犯人の意外性もないところは残念。

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2025年12月08日

Posted by ブクログ

岬洋介シリーズ最新!!
 もう10個目か…

舞台は、ロシア〜

世界三大音楽院の一つ モスクワ音楽院で、教壇に立つヴァレリー。
岬と同じ時のショパン・コンクールのファイナリスト。
膨大な違約金返済の為に、馬車馬のように働く岬が、ロシアにいる事を知って、学生たちに見せたいと!

ピアノの演奏部分は、言葉だけで、流れるように演奏してるところが、目に浮かぶ。
相変わらず、凄い文章力!
こんなイケメンで、司法試験通って、それ蹴ってピアニストになって、「5分間の奇跡」…
「天は二物も三物も与える」_| ̄|○
与えすぎ!
かっこええけど…

あれ?
今回は、あんまり殺人事件の話しないし、ピアノの話で終わるの?
左にあらず。
しっかり、ありました!
得意の大どんでん返しで!

今回は、ウクライナ問題も取り上げて、問題提起してる。
戦場のピアニスト(映画)みたいに…
そんなとこで、敵味方で会うのツラい。
戦場やなく、コンサートホールで弾いて欲しい…( ; ; )


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土曜日は、映画館へ

「WEAPONS/ウェポンズ」

ぼくの友だちみんな、行方不明になりました・・・
IT、死霊館とか制作したスタジオの最新作!!

それぞれ、目線を変える為か、色んな人を主人公にして、ドキュメンタリータッチで進んでいく〜
行方不明になった子供たちは?
何故、こんなことがおこったのか?
何や!これは!
めちゃベタな〜_| ̄|○

しかし、痛い〜痛すぎる〜
こら、R18+になるわ〜
スライサーっていうんですか?
人参とかスライスするヤツ。
野菜とかスライスするヤツ。
人の顔にしたらあかんヤツ…
  ゲロゲロ(꒪ཀ꒪) (꒪ཀ꒪) (꒪ཀ꒪)

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

今回はモスクワ音楽院の殺人事件の結末。 みさきのモスクワ公演の前に音楽院に生徒に本当の演奏をというショパンコンクールのファイナリストのヴァレリーからの依頼で演奏会を開く。チャイコのピアノ協奏曲1番が生々しい。 犯人はあっけなく最後にわかるが、その後ウクライナ戦争で、師弟が意外な再会をして幕は結構綺麗なお終わり方で、岬は少ししか出てこないが、みさきのルーツが分かり、ちょっと新味な話であった。

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2025年12月19日

Posted by ブクログ

待ってました!岬洋介シリーズの最新刊。
前作からは2年の月日が経った舞台設定でしょうか。
今回の舞台はロシア。かつてのショパンコンクールでのファイナリストとの物語です。ファナリスとのつながりシリーズが3作続いたということになります。
今回は、洋介の謎解きは控えめな感じ。物語を中心となって進めるモスクワ音楽院のヴァレリーの目から見た描写となっています。
洋介の思わぬ背景も本作で明らかになります。
とはいえ、ミステリー小説なので、洋介の謎解きをもう少し味わいたかったかな。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

前半はクラッシック門外漢の自分には取っ付きにくかったです
後半から結末までのストーリーはとても面白く読めました
残念ながらクラッシックに知見がある方ならもっと面白く読めただろうなと思いました
また作者が戦争を嫌っている思いがよく伝わって来たと感じました

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

岬陽介シリーズですd(^_^o)
一休さんがたくさん読まれていて悔しかったので買ってきました( ー̀֊ー́ )
悔しいのでバームクーヘン食べてやるっ!


今回の舞台はロシアです。
最初から、ナディア・ガガリロフなんて、細そーすぎるお名前がっ(2024 M1 バッテリィズネタより)

国際情勢不安定なロシアで、モスクワ音楽院の教壇に立つヴァレリーは学生に外国の音楽にも触れさせたいと考えていた。その頃、岬陽介がロシアにいることを知り、音楽院で演奏してもらえることになる。
しかし学部長に相談すると、猛反対されてしまう。
そんな折に、学内で殺人事件が起こる。


中山七里先生にしては、この本はかなり薄かったです(^◇^;)
内容はこれまでの岬陽介シリーズを読んできた人向けの一冊でした。

現在のウクライナ戦争に繋がる国際情勢などにも触れ、中山七里先生はきっと平和を願ってこの本を書かれたのでは無いかな?なんて勝手に想像してしまいました。


チャイコフスキー
ピアノ協奏曲第一番

・・・なんて本で読んでいても全然ピンとこなかったので、YouTubeで辻井伸行さんの演奏を聴きながら読みました。
めっちゃ有名な誰もが知る曲でした(∩ˊᵕˋ∩)・*
あぁ、これか!

読んでいると聞こえてくる音楽と文章が完全に一致してくる場所があって、鳥肌が立ってきました。いつも思いますが、音楽を文章で表現出来るのが凄いっ!


今回は本の薄さと、岬陽介の出番の少なさからお星様は3つでm(_ _)m

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

大好きなシリーズ。
今回も期待して読んだけど、あれ?ちょっと薄くない?
面白さはボリュームには比例しないんだけど、終盤にさしかかるまであまりミステリ要素がなく、ロシアとウクライナ、それからチャイコフスキーの音楽の話がたくさん、といった感じ。
嫌いじゃないけど、もう少しミステリ要素が欲しかったかな。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

岬洋介シリーズ
いつもながらチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を聞いているかのような表現力が素晴らしいです。
ラストの教え子との再会も切ない。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

国家主義下での親子や友情のあり様が投げかけられながらも、十分に回収されずに終わったのがたよりなかった。でも、チャイコフスキーのコンチェルトが好きなので、どの部分を語っているか、フレーズが容易に浮かんで楽しめた。チャイコフスキーの音楽は芸術の面での鎖国に耐えうるものであったと思う。
読み終えた日、BS 世界のドキュメントで 名もなき反逆者.ロシア が放送されていた。メディアや書籍は、事の真偽について考える手助けの一つにもなる。

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2026年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SL 2025.12.31-2026.1.2
岬洋介シリーズ。今回の舞台はロシア。
岬洋介と親しい、この作品での主人公の視点から語られるスタイルはいつもと同じ。今回は比較的早い段階で岬洋介が登場してくる。
9作目で岬洋介の詳しい出自が明らかになるところも、新たなエピソードでよかった。
余韻の残るラストも良かったけど、世界情勢の扱い方が浅くて深みがないと感じる。
ミステリとも言えないくらい事件の描写も少ないし、初期の作品ほどにはワクワクできなかった。

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

音楽に詳しければもっと楽しめそう。あとで探して聴いてみたい。平和だからこそ芸術に目を向けることができるのかも。そう思って楽しみたい。

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2025年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

岬洋介シリーズ第9弾

今回の舞台はロシア、時期はクリミア半島併合の時で、ロシアのウクライナへの攻撃への非難もテーマとして含まれています。
岬洋介の先祖がわかったり、現在のウクライナ戦争もエピローグに出てきたりとメインのミステリー以外の方が面白かったです。
ただ岬洋介の次回の演奏旅の予告がなかったので、ショパンコンクールファイナリストを訪ねる演奏旅シリーズはおしまいなのかな?

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

中山七里の岬洋介シリーズは本作品で9作目。実に息の長いシリーズとなった。そして満を持してようやくチャイコフスキーが出て来たものの、やはりウクライナ戦争を意識する話になってしまった。しょうがないとは言え、チャイコフスキーはウクライナとロシアの綱引きに使われてしまう。政治が音楽に与える影響は計り知れないが、その政治による弾圧が直接、ある意味間接的に素晴らしい作品を生み出す一因となるのはまさに皮肉とも言える。戦争だけでなく作曲家への様々なストレスにより、作曲家が精神的を病んでしまう事例は昔から多い。ただ、心神の喪失と引き換えに名曲が生まれ、言わば命を削って作曲された曲目を我々はもっと敬意をもって感謝しつつ聴かなければいけないと考える・・・言い過ぎかな。ロシアは積極的に外人部隊を活用しているが、ウクライナでは民間人が駆り出されているので、本作品の様な内容が実際に起こっているかもしれない。うちの口裂け電磁波ババアも、国民を危険に晒すような発言は本当に控えて戴きたい。近隣諸国とはコミュニケーションを大切にして、出来るだけ現在の平和を維持して欲しい。

本作品はいつもより少しライトな感じを受けた。殺人に関する描写よりも、ロシア警察のミハイル(ハイドンか!)警部のしつこさが作品全体を支配していた。いつもながら感心するのは音楽の演奏描写、特にピアノ特有の繊細・多彩な表現には今回も脱帽!そして本題のどんでん返しは・・・負けました。岬洋介の推理が今回は消去法のみ、それで自らの推理で犯人に自首を進めるだけなのはちょっと出来すぎの感がある。エピローグは更に出来すぎで、なんか中山、丸くなったなとの印象に落ち着いた。

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

文化的鎖国状態のロシアで、「他国の音楽は不要」と
主張するモスクワ音楽院の学部長が殺された。海外
巡業中の日本人ピアニスト・岬だけが気づいた事件の
真相とは…。

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2026年01月21日

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