あらすじ
モスクワ音楽院で起きた密室殺人。
国際情勢が音楽家たちの人生を変える。
文化的鎖国状態のロシアで、「他国の音楽は不要」と主張するモスクワ音楽院の学部長が殺された。
海外巡業中の日本人ピアニスト・岬だけが気づいた事件の真相とは。
累計190万部突破! 大人気シリーズ最新刊
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
音楽の表現がいつもすごいなーと原曲が聴きたくなります。
社会情勢とロシアとウクライナ問題も交わり、考えさせられる部分も多い。
岬シリーズは、犯人がわかってスッキリとはしないが、よ見返したくなるシリーズ
Posted by ブクログ
岬洋介シリーズ全制覇
しばらく岬洋介はお預けになるので(?)心して読んでみたが…
なんとも切ないラストに締め付けられた
さよならドビュッシーもだけど、とどけチャイコフスキーもタイトルが切ない
つぎの岬洋介が待ち遠しい
中山七里先生期待してます
ありがとうございました
Posted by ブクログ
面白かった。
岬洋介シリーズの2026年8月現在の最新作。ショパンコンクールの最終選考で競い合ったロシア・モスクワの仲間たちに会うため、岬がロシアを訪れる。そこで発生した密室殺人事件の真相を、岬が解き明かしていく。
本作は密室殺人の謎解きも楽しめるが、それ以上にロシアとウクライナの戦争をテーマにした作品だと感じた。
戦争によって、本来は仲の良かった人たちが敵対せざるを得なくなる。しかし、多くの人の本心は争いたいわけではなく、平和に暮らしたいだけなのだろう。政治や国際情勢によって、人々の人生や人間関係まで大きく揺さぶられてしまう現実が描かれていた。
「戦争は決して良いものではない」ということを、物語を通して強く実感させられた一冊だった。
個人的には、シリーズを通して読んできたこともあり、岬が生徒たちから「ピアノの神様」のような存在として慕われている姿が印象的だった。長く付き合ってきた登場人物だからこそ、成長した姿を見られたようで嬉しく、親近感が湧いた。
Posted by ブクログ
岬洋介シリーズ。
最新作だと飛びついたら、どうも2冊ほど読んでないらしい。
ロシアのモスクワ音楽院が舞台。
音楽の名家の出で客員教授を務めるピアニストのヴァレリーは、
岬洋介とショパン・コンクールで競った仲だった。
岬がロシアに来ると聞いて、音楽院での演奏を依頼する。
折しも音楽院の中では、ウクライナとロシアの生徒がもめたりと、
ロシアの戦争が影を落としていた。
そんな中、岬の学内での演奏に反対していた学部長が殺された…。
ロシアがウクライナに侵攻した現実に対して、
作者としては書かずにはいられなかったのかもしれないが、
戦地の学校に無傷のグランドピアノがあって、
それを元先生と生徒が連弾するラストはドラマチックすぎる。
それとヴァレリーと岬がはとこだというのも唐突。
読んでいない2冊の伏線回収なのか?
Posted by ブクログ
岬洋介シリーズ第9弾
今回の舞台はロシア。クリミア半島併合した直後くらい?
何故戦争はなくならないのか…。
戦場で知り合いと出会ってもお互いに銃を向けることがないように、本当に音楽があれば良いのにと思った。
岬洋介の出番が少ない…もう少し登場してほしい。。。
Posted by ブクログ
岬洋介シリーズはもはやミステリはおまけなので動機も犯人も薄いのは気にしないようにしている。本作で言いたいことはロシアとウクライナのことだろうし。改めて中山七里は時代に合わせた作品を描くなぁと思った。
岬のルーツがいきなり明かされたのが本作一番の驚き。