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今回もとても面白かった。前作は夢中で読み、最後のどんでん返しが楽しめたのでずっと読もう読もうと思ってた作品。
前作は相当前に読んだのでをもう一度読み直してからの「カエルふたたび」。読み返しておいて正解でした。
刑法39条の問題、心神喪失者は罪にならないなどをこれでもかって位に問題提起してる点が素晴らしい!
ラストの展開はまたゾクゾクしました。でも彼女がまだいる。。。
Posted by ブクログ
メインの登場人物が頭に入っている分、内容に集中できる点がシリーズもののいいところ。文句なしに面白い。登場人物を介して、作者の思いが伝わる。
「刑法第39条が胡散臭く思われる理由は、実はシステムが不備だからじゃないのか」
「被害者遺族の心は二度殺される」
「不特定多数の生命の安全を犠牲にしてまで、犯罪者ないし虞犯者の人権を尊重すべきなのかどうか」
「何のために国民から税金吸い取ってやがんだ」
「健常者と障碍者を隔てる壁は思うほど高くも厚くもない(中略)そもそもそんな壁があるのかどうかさえも胡乱」
被災した時、コロナ禍、そしてホルムズ海峡が事実上封鎖され生活の全てに影響が出ると知った時、いつもパニックになった身に渡瀬警部の言葉が沁みる。
「切迫した感情に打ち克てるほどの論理性を備えた人間なんてのはごく少数」
結末を知りたくて急ぐあまりおざなりにしていた細部を、再読でねちねち読み込んで確かめて味わう…そんな一粒で二度美味しい読み方ができる社会派ミステリー。
ただ、さらっと説明されるネタばらしに、それはさすがに無理があると膝から崩れ落ちた。そりゃ東京周辺は確かに多いけどさ、ちょっと都合がよすぎないかい……
1点だけ納得がいかないものの、終盤まで十分楽しませてもらった。完結編に期待。
Posted by ブクログ
正直、前作では古手川のバトルシーンが長く、中弛みしたり音楽の知識が全くと言うほど無い私にとっては度々挟まれるベートーヴェンの曲に関する話し等が難しく感じ読み辛さを感じていたのですが今作はスラスラと読めました。
相変わらず渡瀬と古手川のコンビが活躍してくれてすごく良かったし、渡瀬という素晴らしい上司の元で働ける古手川を羨ましく思うほどに渡瀬はいいキャラで大好きです。
そしてこれも相も変わらずに殺害現場の描写は生々しく、前作よりもグロテスクさを感じました。
でも、それもカエル男シリーズの醍醐味だと私は感じています。
このまま完結篇まで一気に読み進めようと思います。
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