感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年03月30日
緻密に計算されたストーリは読み進めていくたびにその後が気になって頭から離れなかったほど面白かった。
次回作があるらしくそれも楽しみ。
あと難しい言葉が多く勉強にもなりました。
Posted by ブクログ 2024年02月28日
またまた中山七里作品。
なぜこれを早く読んでいなかったのか、、、
グロいー!と思いながら読み進めつつもまたまた出てくる渡瀬、古手川刑事、サイコー。
そして嗤う淑女ででてきた有働さゆり、ここで出てくるのか!と驚き。
読み始めからこの人がとわかっていたのにも関わらず、精神科医の人が糸引いているなんてさ...続きを読むすがだわ七里さん。
どんでん返しの帝王!
楽しすぎました。
Posted by ブクログ 2024年02月22日
残酷な場面では眉間にシワを寄せながら読んでいました。表現力がすごいと思います。
回想が折り混ぜられていて、この作品は犯人がわかりやすいなーと思っていたらまさかの、、中山七里さんの作品は最後の1ページまで気を抜けないと改めて感じました。
Posted by ブクログ 2024年01月16日
ポップ?な表紙とタイトルとは裏腹にハードな内容なんでしょ?という期待と共に読み始めたが、予想以上のエグさに驚いた。
基本的には刑事目線で猟奇殺人犯を追っていくという王道展開。こういうのを読みたかった。
猟奇殺人のグロさは陰惨。
途中から誰が犯人なのかという疑問がどうでもよくなるくらい先が読めない展開...続きを読むとなっていく。
目次で何が起きるのかはある程度わかるのだが、クライマックスのジェットコースターにこれでもかと揺さぶられるような構造は本当にすごいなと思った。
Posted by ブクログ 2024年01月08日
ミステリーのおすすめを探していたところ、いろんなサイトでこの作品が紹介されており、一度読んでみたい!と読む前から期待が高まっておりました。結論から言うと、一気読みしてしまう面白さで私が読みたいと思っていた内容そのもの、という感じでした。
まず猟奇的な事件が次々に起こるのですが、その事に目が離せません...続きを読む。次はどんな事件が起こるのだろう?とワクワクして読み進められました。
犯人は誰なのか判明してからが怒涛の展開で、1ページ毎にとんでもない事実が描かれており私の予想は裏切られ続けました。笑
ラストが実に綺麗なオチで、舌を巻くとはこの事だなぁ…と大満足でした。
登場人物も魅力的だと思っていたら、同一の人物のシリーズものがかなりたくさん出ているようです。
中山七里さんの作品は初めてだったのですが、カエル男の続編(やはり一作目の方が面白いという評価が多い様ですが)や他の作品も是非読んでみたいと思いました。
Posted by ブクログ 2024年01月01日
前回読んだ「隣はシリアルキラー」と同じ、犯人捕まえたら真犯人別にいたパターンかと思いながら読んでたら、まさかのさらに真真犯人いるパターンだった
続編もあるみたいだからそっちも読んでみたい
Posted by ブクログ 2023年12月12日
つい先日、「切り裂きジャックの告白」を読み終えましたが、読む順番としては「連続殺人鬼カエル男」を先に読むべきですね。
中山七里さんは2009年の「このミステリーがすごい!大賞」で、「さよならドビュッシー」と「連続殺人鬼カエル男」が同賞初のダブルノミネートされて、最終選考はどの作品を大賞にするかと...続きを読むいうよりは、どちらの作品を大賞にするかで議論が白熱した?そうなのでどちらの作品も評価が高かったことがわかります。
中山作品は必ず「どんでん返し」があるのですが、本作品も私のの推理の更に上の上を行きました。また、最後の最後にこんな仕掛けがあるとは...。まさしく「因果応報」です。
Posted by ブクログ 2023年11月30日
恐ろしくグロテスクな事件の連続。それによる市民の混乱と暴動。警察の葛藤。容疑者との乱闘の痛々しさと流血。もう胸一杯で胸焼け。でも読む手が止まらない。
そして、どんでん返しの連続。古手川刑事が心を寄せてしまっただけに、悲しさと理不尽さが増す。
さらに、ラストの一行に、驚きながらもどこか納得し、暫くの間...続きを読む、今後について考えてしまう。
とにかく、流石です!の一言。
Posted by ブクログ 2023年11月29日
なんとなく聞いたことのある題名だったので、手にとってみたら、夢中になって読んだ。
最後のどんでん返しが見事でした。
ミステリー小説として楽しめましたが、現実の法律や社会制度など、色々と考えさせられました。
Posted by ブクログ 2024年04月11日
異常な犯行に、裏付けとなる過去の描写。
伏線が回収され気持ちよさを感じていると、考えの外から飛び込んでくる結末。
痛みがこちらにも伝わるかのような緊迫した場面が続き、早く結末を迎えたいと思いつつ残りのページにはどんな展開が待っているのか期待を膨らます。
すごい作品です。
どんでん返しの帝王はすごい
匿名 2024年04月11日
刑法第三十九条第一項「心神喪失者の行為はこれを罰せず」。
『連続殺人鬼カエル男』はこの条文について、深く考えさせられる内容だった。
社会問題に突っ込んだ内容だが、話が二転三転する小説で大変驚かされ、手に汗握る展開だった。
Posted by ブクログ 2024年04月08日
信頼してる人が犯人だというのは、たくさんのミステリーを読んでいるとわかる話。
そう予想しながら読んでたので、どんでん返し感はなかった。
ただ、この人が犯人であるならせめて犯人にならざる得なかった動機とか、悪いことなんだが納得できる何かが欲しいとか、期待しながら読んでたが、その辺ほうまく理由付けされて...続きを読むいてよかった。
Posted by ブクログ 2024年04月06日
顔を歪めてしまうほどの描写と表現、心情。
心と身体にに傷を負った人‥それも複数人。
終わりが終わりじゃない、
メビウスの輪のように終わりのない事件。
読み応えバッチリ。
Posted by ブクログ 2024年03月24日
おもしろかった!でも後半あたりの一部がちょっとながくて一瞬メインを忘れかけてた。その後のあ、やっぱりからのえーそうだったの?からうわあがよかった
最後もぞくってしたのでふたたびも読もうと思います
Posted by ブクログ 2024年03月04日
最後二転三転するどんでん返しは面白かったです。ミステリの構成として、ハサミ男と似ている為、読んでいて既視感がありました。
責任能力や少年法にも焦点のあたる社会派サスペンスとしても、読み応えありです。
続きも読んでみます。
Posted by ブクログ 2024年02月15日
終盤の真相がわかる段になってからの怒涛の展開がおもしろい。
そこに至る被害者の状態や、犯人の過去など目を背けたくなるような場面描写が多く、苦手な人は注意。バトルシーンが密でやや長いのが気になった。
Posted by ブクログ 2024年02月13日
先の読めない展開のドキドキ感がたまらなく面白かったです。
また文章でグロテスクで思わず痛い痛いと錯覚してしまうほどの描写力に脱帽しました
ラストもそう来たか!という驚きもあって始終楽しめました
Posted by ブクログ 2024年02月12日
面白かった。この人の他の作品で数ページで書き方合わんなと思って読むのをやめたけど、この作品はパラパラ読んでみて面白そうだったので購入。
主人公が警察官のミステリーもの。男性主人公で、途中の展開でこの主人公大丈夫かな、闇落ちしてしまわないかなとハラハラしながら読んでいたのも事実だが、特に嫌悪感を感じる...続きを読むということも無く読み進めることが出来た。
連続しておこる猟奇的な殺人とそれを追い詰めていく警察と、そんな警察を追い詰める市民の模様が描き出されている。善とはなにか、法とは何か、人間とは獣とは。立場が変われば、見方が変われば誰でも考えも意見も変わっていく。それらを描き出した作品。
Posted by ブクログ 2024年01月29日
凄惨な連続猟奇殺人事件!
事件の犯行動機。
犯行手順の吐き気を催すほどの詳細な記述。
そして、カエル男の正体!?
物語は全てが自分の予想を遥かに超えて進行していく!
Posted by ブクログ 2024年01月19日
中山七里のデビュー作「さよならドビュッシー」と一緒に「このミス」にダブルノミネートされた作品であり、渡瀬&古手川シリーズの第一作目。
ノミネート当時はどんでん返しに次ぐどんでん返しで話題になったようだが、残念ながら中山七里作品を数多く読んだせいで、物語半ばで最後の犯人まで予想が出来てしまった。だか...続きを読むらと言ってこの作品の評価には何も影響はなく、デビュー作からしてこの構成力、ストーリーテリングの巧みさ、社会問題の提起などには舌を巻くほかなく、さすが中山七里と思わせる。
大事件が起こる度に議論になる刑法39条の問題。正直言って、誰がこの法律を支持したいのかと思う。原初的な発想の「目には目を」は現代にそぐわないとは理解しながらも、人を殺めて、ましてや複数の人間を殺めながら心身の問題で刑事罰に問われないというのは、被害者遺族でなくとも如何なものかと思う。批判を恐れずものすごく簡単に言えば「バランス悪くないですか?」という話だ。
思うに中山七里は作品を変えながらこの問題については、本人が疑問に思っているため幾度も提起しているのではないかと思える。
みなさん、自分の肉身や大切な人が殺されて、第39条のために死刑にも無期懲役にもならなかったら、どう思いますか?
作中で渡瀬が冤罪について絶対にあってはならない事だと力説する場面がある。この作品の後に上梓される「テミスの剣」はまさにそのテーマを取り上げているのだが、デビュー作からしてその後の刊行有無に関わらず、キャラクターのバックグラウンドを丁寧に設定している事を窺わせる一幕だ。さすが中山七里。
Posted by ブクログ 2023年10月28日
グロすぎて最高だった。
どこまでも狂気だったし、色々な感情になった。
何度も予想覆されて ほんと手のひらで弄ばれた 初めての快感……
障害者への偏見や、警察署へ殴り込みに行くところなどほんとにリアルすぎた
最後までカエル男が勝雄だと思ってたし かつてのナツオだと思ってた、、、
グロシーンが何度もくど...続きを読むいぐらいグロいもうお腹いっぱいになったけど読む手が止まらない、、面白かったグロお腹いっぱい、、
刑法39条ってほんとにどうなんだろうなって思ったこれを読むまではこんな刑法があることすら知らなかった。
健常者と異常者の違いは何か。違いなどないのか。心神喪失者の行為であっても罰するべきでは無いのかなって思ってしまったな。
怖いだけじゃなく、最後は考えさせられた内容だったな
引き込まれますが、結構グロい
匿名 2020年02月13日
グイグイ引き込まれて一気に読みました。猟奇的ミステリー小説やドラマ・映画は無数にありますが、文章だけでここまでグロいのはすごい描写力。苦手な方にはオススメしません。どんでん返しにはそこまで驚きませんでしたが、よく出来ているミステリーだと思います。続編も併せて読んだのですが、何だか読後しばらくモヤモヤ...続きを読むしてしまったので星4つとしました。
Posted by ブクログ 2024年04月14日
犯人だと予想していた人物の正体が分かってからのどんでん返しがいくつもあって楽しめた
御前崎先生が最初犯人の幼児性に言及していたのも伏線だったんだな〜
続きが読みたい
Posted by ブクログ 2024年03月05日
中々過激な表現が多かったのと、刑事さんが痛ぶられるシーンが長すぎたのがすこし気になりましたが、構成はさすがでした。
ラスボスや手法は予想通りでしたが、最後ページ数少なくなってから、どう落とし前つけさせるのかと思いハラハラしましたが、そういえばそうだった!なるほど!さすが中山七里!
いつもながら作...続きを読む者様は法を逃れた者に厳しいですな。
Posted by ブクログ 2024年01月10日
ストーリーの構成はさすがでしっかりできた内容だと思う。残虐さ等は好みが分かれると思うが、群衆や犯人との描写があまりに長いなと感じる。小手川があんなことになっても死なないのが疑問に感じる部分でもあったしそれこれ異常だと思った。最後のどんでん返しは半分は容易に想像でき、半分は無理があるのではと感じた。