【感想・ネタバレ】連続殺人鬼カエル男のレビュー

あらすじ

マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

残虐な方法で殺害された死体が連続して発生し、カエル男に町が脅える、お話(?)。

精神鑑定と刑法39条や児童虐待、ありありと情景が浮かんでくるかのようなグロ・対決シーン、さらに重ねてのどんでん返しからのラスト。見事にハマっていましたな。

最初の真相のあたりでまだ残りページがあることで、もうひと展開あるのだろうなぁと思い、だとしたら怪しいのは、、、とまでは読めたのだけど、そこからさらに展開があって、やられたなぁ、となり、そこからラストでわぁ順番通り、となってすごかったです。

続編へと進みます。

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2026年01月19日

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キャッチーな表題に対して暴力描写が詳細でちょっとグロい。劇的な展開と余白を残した終わり方がぞくぞくした。

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2026年01月18日

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文句なしの傑作です。展開の引き込まれ方やストーリーが二転三転変わる意外性や、社会派ミステリー的要素などとにかく凄まじい小説です。重いテーマですが、素晴らしい小説です。

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2026年01月12日

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○読む手が止まらない
残虐な描写が多いのだが、その不快さを凌駕する圧倒的な描写の迫力、内容の面白さがある。主人公の気持ちや言動の細部にわたる記述。読んでいるうちに、その物語の世界に引き込まれる。続編も読んでみようと思う。

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2025年12月24日

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オーディブルで視聴。

聴き終わった後の衝撃が凄まじくて、感想がしっかりと出てこない。

何重にも重なった犯人や殺人のトリックや動機が大きな輪から小さな輪になり
ピンポイントに光が当たるイメージ。

そうか、これが動機だったのか。
その動機を知った時、体が震えた。

すごすぎる。

そして最後の一行

すごすぎる(語彙力なし)

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2025年12月17日

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ネタバレ

カエル男???というタイトルに惹かれて読んだんですが、これはカエル男だ…
1人の殺人鬼から始まるパニックや人衆の流れとかここまで大騒ぎになるかという感じですが、人のパニックって止まらないんですよね。それがすっっごくよく描かれててハラハラした。
犯人はお前かーいってお前かーいってお前かーい!!です(ほぼネタバレ)

最後の一行が理解できなくて3回ぐらいページ見返してようやく理解した瞬間変な声出た。あの一行が全て持って言った。猟奇殺人大丈夫なら読んでほしい

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2025年12月17日

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刑法第39条、心神喪失状態での犯罪がテーマの小説。主人公の新米刑事がベテランで凶悪な顔をした班長とのバディで残酷な連続殺人事件の犯人を追うストーリー。グロテスクな描写が多いが、未知数の犯人に迫っていくハラハラ感。中山七里先生らしいどんでん返しが最高。

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2025年12月13日

購入済み

面白い

久しぶりに心が暗くなる面白い小説を読みました。読んでる間ずっとそわそわします。これから続編よみます!

#怖い

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2024年11月09日

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マンションの13階で女性が裸の状態で吊るされるという猟奇的な殺人事件が起きた。
その場には一枚の紙が残されており、そこにはカエルを弄ぶ、気味の悪い内容が綴られていた。

残虐な殺人事件では、犯人の異常性や狂気が垣間見えることが多いが、本作では純粋な幼児の遊びのような感覚が漂っており、それがかえって読者に強い恐怖を抱かせる要因となっている。
犯人の思考の異質さや、思わず顔を背けたくなるような人間の行為の数々。
心神喪失者に対する現在の法制度の不備や、人々の犯罪者への過剰な因果関係の追求など、私の好む題材であることもあり、社会派ミステリとしても非常に読み応えのある作品だった。
加えて、暴力シーンの描写では、痛みに対する人間の反応のリアリティが強く感じられた。
特に、二転三転するストーリー構成は本書の大きな魅力であろう。

『幼児は飽きるか叱られるかしない限り、気に入った遊びを決して止めようとはしないのです』

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2026年01月10日

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ネタバレ

二転三転する犯人たちについて、しっかり驚かされながら読み進めた。所々にあった違和感をちゃんと推理すれば犯人像に近づけたようにも思う。いじめっ子は暴力はしていないという発言があったのに、真斗にあった身体中の痣。4人目の被害者が責任能力の有無を問うような者の弁護をしている弁護士だった事。
しかし、凄惨な殺人をした有働も子ども時代は虐待されていたり、御前崎は娘を殺されてその犯人は責任能力が無いとされ無罪放免となっている被害者でもあった。だからといって復讐を良しとしているのではなく、我々読者にも第39条の是非を問いかけているように思えた。
また、精神疾患者でなくとも、一般市民の我々も一歩間違えれば狂気に満ちた犯罪者と同じようになってしまうと、警察署へのデモの場面では描かれていた。古手川が護らなければと思っていた有働も当真もまさか当の犯人だったというのは虚しい事だった。古手川が犯人を追う中で自身の過去にも向き合いながら成長していったようにも見えた。さらには、昭和気質でぶっきらぼうな先輩刑事でバディの渡瀬も実は真っ直ぐな正義感溢れる刑事だった。
どんでん返し系ミステリーでありながら、第39条についてや古手川の過去の贖罪などの深いテーマがあって、続きの気になる一冊だった。

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2026年01月18日

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あまり期待はしていなかったのですが、とても面白かったです。
あちらこちらに伏線が散りばめられていて、あれ?と思いながら読み進めていた箇所が最後にどんどん回収されていく様が、伏線回収大好きマンにとってはとても痛快でした!!
一方、終盤の描写が詳細かつ長く、陰鬱な気分になってしまったので読み進めるのに苦労しました...

続編も読んでみようと思います!

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

刑法39条の存在意義、集団パニックの怖さを、犯罪心理学・社会心理学の観点から見ても詳しく書かれていて楽しく読めました。
暴力・殺人描写がかなり詳細でグロテスクなのと、「子供への性的虐待」「動物虐待」が細かく描かれているので、苦手な方は多いかと思います。

【良かった点】
上記のとおり、集団パニックに陥った人々の恐怖心や加虐性、異常な環境で育った人間の心の変容をうまく描かれていた点が好きでした。
ただのミステリーで終わるのではなく、刑法39条「心神喪失者への刑罰」や、家庭環境の劣悪さによって生み出される異常性、連続殺人鬼に怯える集団の正義による正当化・加虐性について深く考えさせられる良い作品だと思います。
もちろんミステリー小説としても、何転も起こるどんでん返しには驚かされました。
「被害者の共通点は何?」「本当の犯人は多分この人じゃない…でもそしたら誰?」を考えるのが楽しかったです。

【個人的に好きではなかった点】
一番気になったのは「解離性同一性障害」の扱いについてです。
この病気は複数ある人格が入れ替わることで記憶の空白が生み出されることが特徴的ですが、この病気を持ったキャラクターにそれが見られてなかったように思います。
ただおとなしい面と狂気的な面を持っているだけかのように見えました(普段から実子への虐待を行ってるし…)。それならただのサイコパスなのでは?
他がよく描かれているだけに、この病気について誤解を生むような書き方をされたことに、とても残念に思いました。
また、他のコメントにもありますが、最後がグダっていたような…
暴徒が警察署に乗り込む場面、そこからの2回の犯人逮捕劇…とても長くて、そして胸糞でしっかりと読む気になれませんでした。
アクションシーンを好む方は、むしろ好きな場面かもしれませんが、個人的にはこの部分は合わなかったです。

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2026年01月01日

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二転三転?いやそんな程度じゃ満足できませんよ?って人にピッタリの傑作。
ついに読むことができました。

暴徒と化した住民達や犯人(?)との格闘シーンも(ちょっとくどかったけど)壮絶だし、真犯人が誰なのか何度も振り回されてしまって読み終わったらもうグッタリ。

それでもやはり名作と言われるだけあって楽しませて貰いました!

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2025年12月29日

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これは怖い。
表紙買いだが、怒涛の展開に衝撃を受けた1冊。
ただ勧める相手は慎重に選ぶ。

カエル男という名前にコミカル要素を感じてたけど、
生い立ちエピソードから既に壮絶であり、殺害手段はまるで小さな生命を奪うかのような容赦の無さ、狂気を越えた異常さを感じる。
惨すぎる遺体のそばに残される手紙。
幼児性と残虐性のギャップにひたすら恐怖が拡がっていく。

連続殺人事件を追う若手刑事の物語に
映画"羊たちの沈黙"を連想するが、
捜査が進めども進めども犯人像に辿り着かない。
結末に近づくにつれ、
ようやく犯人を追い詰める。
それなのに、何度も、何度も、ひっくり返される。
驚かされ続け、血みどろになりながら、
ようやくラストの1ページに辿り着いたのに、
まだそこでも終わらないのかと、衝撃を受ける。

犯罪を犯した者の、精神疾患が認められた場合、責任能力の有無やその症状によって、無罪あるいは減刑されるという「刑法39条」
被害者と加害者の心情や、正義とは何かをグチャグチャに掻き回されるこの法律は、殺人の道具にもなる。

続く2作品も通して読みたいと思います。
面白かった。

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2025年12月19日

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ストーリー展開は⭐︎5でしたが、不気味な描写が多くて少し長いので、⭐︎4にしました。伏線が素晴らしく、読み返して何度も納得。すごい作品です。

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2025年12月19日

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ネタバレ

完結編が出たので1作目から。とにかく多作で作風も多岐にわたる七里さんの本はかなりの数読んでいると思うけど、結末が二転三転がウリと言わるのは、そうかなー?と思っていた。
最後にどんでん返しはみんな結構ある訳だし。でもこの本読んであーこの本辺りからそう言われ出したのかなと思える結末でした

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

死体や、暴行などのシーンが細かく描かれており、怖かった。「切り裂きジャックの告白」で古手川がおそらくこの事件を振り返る文章があり、あっ、きっとこの事件を指しているんだろうなと思い出して読むのが面白かった。古手川が体力というか身体が強すぎてバケモンだろと思う。精神的な病は外傷ではないから、精神状態が他人から分からない。だからそういった事件が起こる可能性のあるという恐ろしさについて考えさせられた。続編も購入したので読む、、。

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2025年12月14日

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すごい話だ。文字通り何度も裏切られるので救われていいのか絶望していいのか分からないくらいに複雑な読後。

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2025年12月12日

匿名

ネタバレ 購入済み

どんでん返しを警戒して読んだからか、性別誤認させようとしているところには気づけたけれど
さらにその先があったとは。。。
因果応報での締めも良かった。
ただ、戦闘シーンとかくどく感じてので多少読み飛ばしてしまった。

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2025年02月01日

購入済み

読む順番

中山先生の作品は登場人物がクロスオーバーします。
正しい読む順番が知りたい。

わたしは『嗤う淑女』シリーズを『二人』まで先に読みました。

☆ひとつマイナスの理由は以上です。

#ドロドロ

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2024年08月24日

匿名

購入済み

どんでん返しの帝王はすごい

刑法第三十九条第一項「心神喪失者の行為はこれを罰せず」。
『連続殺人鬼カエル男』はこの条文について、深く考えさせられる内容だった。
社会問題に突っ込んだ内容だが、話が二転三転する小説で大変驚かされ、手に汗握る展開だった。

#ドキドキハラハラ #ダーク

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2024年04月11日

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一気読み必至! 中山七里って名前は本屋の棚で見かけたことがあったが、読むのはこれか初めて。
タイトルから想像つかないほど、中身が凄かった。満足した。

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2026年01月22日

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構成が面白い ディテールがきちんと調べられている感じだし、度重なるどんでん返しという構造がよくできている。

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2026年01月12日

ネタバレ 購入済み

引き込まれますが、結構グロい

グイグイ引き込まれて一気に読みました。猟奇的ミステリー小説やドラマ・映画は無数にありますが、文章だけでここまでグロいのはすごい描写力。苦手な方にはオススメしません。どんでん返しにはそこまで驚きませんでしたが、よく出来ているミステリーだと思います。続編も併せて読んだのですが、何だか読後しばらくモヤモヤしてしまったので星4つとしました。

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2020年02月13日

Posted by ブクログ

若手と古株刑事が連続殺人鬼を追うよくある設定だが、そこに「子供の絵日記のような怪文書」「精神障害者が起こす事件の先」「次は自分かも、と思わせるような犯行対象」が組み合わさることで常に臨場感を漂わせた

憎しみの連鎖が怒涛のように押しかけてきてすごかった

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2026年01月25日

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社会派的要素が詰まっていて読み応えあった。
刑法において心神喪失をどう捉えるかというメインテーマのほか、犯罪者(不起訴になったものも含む)の社会復帰のことや事件へ反応するネットユーザーの民度、市民感情についても話が及んでいた。

個人的に、アクションシーンを文章だけで読んで頭の中で映像化するのがとても苦手。
なので終盤の攻防のところは長すぎるし具体的に何が起きてるのか拾えず。

自分が小説に求めてるのは、人間の内面的な描写なんだなと改めて実感した。

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2026年01月16日

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きっつ〜…。しんど〜…。素晴らしく凄い内容!ちゃんと最後にビックリもさせられたし、どうなるどうなる?!って気になるし、テーマについて凄い考えさせられた。その反面辛すぎて何回も離脱しかけた。いやぁ…きっつ〜…。報われへん気持ちになったわぁ。つらぁ…。あと、こてがわ、何回ボコボコになんねんwって思った笑

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2026年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

漢字が難しい…(笑)都度、アプリで読み方を調べてた。
最後の闘うところでは、現実離れしてるなぁと感じてあまり作中に入り込めませんでした。

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2026年01月13日

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口にフックをかけられて13階から吊るされた女性の死体。そばには子供が書いたような犯行声明文が…
死体がなかなかグロい!あと痛い!
犯人はやっぱりこの人か(単純)って思ってたら、そこから二転三転する展開に。
続編への繋がり方がまた面白い。

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2026年01月05日

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なんとなく、光景が想像できなくてそんなに感情移入出来なかった。
あんまり好きではない言い回しが多かった。

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2025年12月25日

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ネタバレ

猟奇的な殺人を行うカエル男
その描写は惨く、ゾッとする手口であり、悍ましいものだった。

事件が発覚し、遺体の見聞や警察の動きから次の犯行が行われるまでハラハラして読めたが、警察署で起きた暴動や犯人との対峙など、戦闘描写がとても長く感じた。

犯人はある程度想定できていたけど、個人的には実際犯人を見つけ真実が判明されたら、どの小説も多少の余韻があるうちに結末を迎え、しばらくその残った余韻を楽しみたいという思いがある。

が、この話は戦闘描写や犯人とのやり取りが長くて、読んでいるうちに余韻を消化してしまい、いつ終わるのかという別の感情が生まれた、、、個人的な感想ですが。

でも、面白いという表現を使って良いのかわかりませんが、続編も読みたいと思います。


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2025年12月24日

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ネタバレ

中山さんの長編は2冊目。一度目のどんでん返しで「あれ?前読んだ本もこんな感じだったな。なんか冷める」とか思っていたら、えぇ、またどんでん返しくるの!?
結構胸糞悪い内容でした(褒めてる)
でもなんだろう…人が死んじゃう描写は何も思わないんだけど、動物はきついんだよなぁ…
あと暴動の描写がちょっと長かったような…この本ハードボイルドだっけ?みたいになりました。

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2025年12月17日

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グロテクスな描写にゾワッとしながらも先が気になってどんどん読んでしまった…正直怖かった。そしてどんでん返しに次ぐどんでん返し。読み終えても安心できないモヤモヤ感。

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

続きが気になるし、残酷な描写とか、びっくりするような結末とかって刺激的だから読んでる瞬間は楽しいけど、読み終わると、こんなの読んで楽しんでたなんて、自分はやばい人間なんじゃないか!?って気になっちゃう。
若い子が、こういう本ばっかり読んでたら、絶対情緒に悪影響だろうなぁ
あまりに痛い描写は目を細めて読み飛ばしちゃった。
多分、怖がらせることの他に39条がらみとか、刑事の使命的なこととか、なんかテーマ的なこと書いてたんだろうけど、刺激に脳みそが邪魔されて、そっちを読解するひまはない。そういう社会性みたいなの無理やり挟んで、読む意義のある小説っぽくしなくていい。読んでる間の短い時間だけ楽しければいいような、仕掛けはあるけど中身はないモノとして認識してるから

こういうのは、小説じゃなくて映画にしてくれって思う

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

猟奇的な殺人に添えられた稚拙な文章の犯行文、一連の殺人が、街を人を狂気に陥れて行く...。タイトルからは想像もつかない社会派ミステリーで、刑法39条(心神喪失及び心神耗弱)をテーマに据えています。日本の刑法は、意思を持たない者の行為を罰することができません。法律が定める意思とは何でしょうか。ミステリーとしては極上ですが、本音を言え ば後味が悪かったです。先に読んだ王とサーカスが可愛いと思えるくらい。

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2025年12月21日

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