あらすじ
マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。
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Posted by ブクログ
古手川が生きていて良かった。
あんなに体も心もメタメタにされながら己の信念を貫き通したのはすごいししぶとすぎる。
細かな描写に想像力が掻き立てられて苦しくなる所が何度もあった。
殺人対象者があいうえお順というのが面白かったし、あれだけ市民が狂乱してしまうのも恐怖だった。
そして、後半が怒涛の展開で驚きの連続だった。
古手川と渡瀬の優秀さが際立っていた。
また、最後の一行で因果応報の意味が理解できた。
偶然から始まり偶然で終わるのかと。
Posted by ブクログ
スゴい!面白い!
基本的には殺人や死体の描写がグロい。
それも何回もグロいのが出てくる。
なのに何故か夢中になって読んでしまう。
「ふたたび」に続き「完結編」も出てるので3作一気読みもおすすめです。
Posted by ブクログ
がーん!そんなことだったとは。謎解きで、どんどんと、反転していくが、最後のどんでん返しが、すごかったなぁ。最後の章は2度読みした。殺害方法や、暴力的な記述は、とても残虐なもので、オーディブル読書だったので、聞くのが嫌で、恐ろしく、10秒飛ばし読みとか、してしまった。しかし、ストーリーが面白すぎて、一気読み。
中山七里さんの作品を、最初に読んだ時は、その残虐な表現が、嫌で聞くに耐えなく、途中でやめてしまい、それからなんとなく、七里作品は食わず嫌いだったのだ。
しかし、中山七里さんのエッセイ的な本を読んだ時、小説に向き合う彼の姿勢、多作なわけ、読書や映画なども、なんでも多読で、なんでも見る。よくないもの、B級などを読むことで、なぜよくないのかがわかる。そう、おっしゃっていた。
時間の使い方は、小説を書くためだけに使い、それを自分の生きることとしている。
それを読んで、七里さんの小説を読もうとあらためておもい、それからは、中山七里ファンとなりました。カエル男の続編に進みます。
Posted by ブクログ
初めて読んだのは高校1年生の頃。ミステリー小説の面白さ、どんでん返しの衝撃を教えてくれた1冊。
ぼんやりと覚えていても、想像もしたことない猟奇的な殺人、後半の目まぐるしい展開、生きた心地のしない描写は鮮烈だった。
Posted by ブクログ
凄惨な事件現場の描写と、犯人の心理描写が鳥肌立つくらいの恐怖を呼ぶ。猟奇殺人が起きた街の状況や空気感もリアルで、夜久々に「今住んでいる街でも同じような事件が起きたらどうしよう…」と怖くて眠れなかった。
大どんでん返しに次ぐ大どんでん返しで心臓は鳴りっぱなし!
サスペンス小説としては傑作と言わざるを得ないのでしょうが、二度と読みたくない…
でもこれ、シリーズものなのですね…
続きが気になりすぎるので頑張って読みます…とほほ
Posted by ブクログ
容疑者と思われていた男が犯人だと思い込まされていただけで、犯人が捕まったと思いきや真犯人が別にいるというどんでん返しと、最後の最後で次のターゲットを選ぶところでこれが因果応報…!と思わされるシーンでゾクゾクした。御子柴礼司シリーズも好きなので、そこからの登場人物の繋がりも楽しんで読めた。
Posted by ブクログ
原作未読。ドラマ版の感想です。 この著者は初めてでですが、どんでん返しがすごいとの事でまずはドラマ版があったので見ました。 黒幕に驚きました。 ドラマシーンでも死体描写はとても凄惨です。(解剖は四肢のみ) 主人公の刑事はボコボコにされるし、エンタメ重視の過激さはありますが、刑法39条について考えさせられる社会性な面もあります。 実際には減刑されても閉鎖病棟への強制入院となりますし、障害者と認定された人が罪を犯すのは高くはありませんので誤解しなければいいかなと思います。 正直危ないのはグレーな人達ですね…
Posted by ブクログ
個人的には考えさせられる一冊だと感じた。でも、内容はけっこう生々しいのでダメな人は最後まで読み終えるのは難しいかも。
内容は良いだけに読み手を選ぶ作品なのは残念。
Posted by ブクログ
☆4.3【Audible】
犯行現場に残された稚拙な声明文と残忍な方法で損壊された死体ってもうたまらんよな笑
まぁ正直聴いてて犯人は読めてしまったし古手川が不死身すぎてリアリティない、警察署の暴動シーンが中弛みというかあんまり面白くない割に長いっていうので評価の割にはそこまで…
と思ってたのは最終章まで
想像以上のどんでん返しに驚愕し、事件の真相に潜む悪意に恐怖した
そして特に痺れた最後の一文
よく映画とかでラスト10分で貴方は騙される的なのあるけど本当に本作のラスト一文は痺れた
Posted by ブクログ
きょうもかえるをつかまえたよ。
ずーっと、積読だったこの作品。
やっと、読めた!そして、予想通りのグロさと面白さ!!
殺人鬼カエルおとこの恐怖も見どころだが、主人公、古手川の凶暴さというか、なんというかそれも見逃せない。
オチもしっかりついてて、メチャクチャ面白かった。
どうやら、自分はグロ寄りのミステリーが好きなのかも。続編もいずれ、読んでみよう!
Posted by ブクログ
オーディブルで傾聴。
内容や描写はグロテスクだか、ストーリーの重なり、最終局面の展開は聞き応えがあった。
因果応報 を分解したらこんな事になるのだろうか。
Posted by ブクログ
「きょう、かえるをつかまえたよ。」で始まる稚拙な犯行文を猟奇的な殺人現場に残したことで名付けられた「カエル男」によって街は恐怖のどん底に突き落とされる――。
妙にコミカルな表紙とタイトルとは裏腹に非常に凄惨・残酷な描写が多い。プレス機にかけられた人間がどうなるかなんてわしゃ知りとうなかった(ToT)
後半は恐慌を来した市民が暴徒と化して警察署が戦場となり、続いて犯人との闘いが延々と続く。暴力&蛮行&バイオレンスで読んでてかなりキツい。それにしても主人公よく生きてたなぁ…。
ミステリーとしては最後の最後まで気を抜けないどんでん返しの連続で面白かったけど内容的には人にはオススメしづらいし続編も読むかどうか躊躇している。
Posted by ブクログ
表面的なグロさにはちゃんと理由があることが、最後まで辿り着いて、驚きとともに腑に落ちる。
続編は必要だったのかどうなのか、今でも迷う。
いや、続編も凄いんだけど
Posted by ブクログ
警察モノの殺人ミステリー。
高層マンションの庇に吊らされた奇妙な死体。ともに見つかった不可解な声明文は精神異常犯をほのめかす。次々と増える被害者。執念の警察捜査の末に意外な真相が明らかになる。
単純思考の自分は見事に落とし穴に引っ掛かりました。おかげで予期しない展開を楽しめました。
犯罪者の精神分析が本作の重要要素の一つですが、専門的になり過ぎないながらも納得しやすい程度の記述になっていてウマいです。
小さな論理矛盾が散見されるのがやや残念でしたが許容範囲かと。
Posted by ブクログ
読み進めるにつれて、単なる猟奇事件ではなく、日本の司法制度や精神鑑定のあり方に対する問題提起が本質にあることが見えてくる。
終盤の展開は非常に衝撃的で、真相が明らかになったときには驚きと同時に、やるせなさや後味の悪さが残った。
強烈なインパクトを残すサイコサスペンスであり、単なる猟奇的な事件ものにとどまらない、社会派ミステリーとしての側面も色濃い作品だった。
Posted by ブクログ
おもろでした!
叙述トリック的な要素もあり、「ハサミ男」を思い出しました。わかりやすく、伏線も回収してくれて、最後の一文で、「ほう?」となりました。
続編もあるようなので読んでみたい。
Posted by ブクログ
audibleで聴きました。結構グロかったけど、ストーリーの流れと論理が面白くて最後まで聴きました(読書だと想像しすぎて多分最後まで読めなかったと思います)
続きも気になる…!
Posted by ブクログ
犯人こいつかーとなったら
さらに黒幕が…という展開にびっくり。
さゆりがナツオには一番驚いた。
カタカナのトリックにやられた。
教授は本当に最低。
50音殺人と見せかけるために
関係ない人を巻き込み
殺したい人を殺すやり方は
方法としては秀逸だけど外道すぎる。
伏線回収もありつつ、色んな人の思惑が
入り混じっててすごい内容だった。
特に後半は手が止まらず。
古手川が鉄人すぎる。
あんなん耐えられないって位に
危機迫る迫力ありありの戦闘シーンだった。
匿名
どんでん返しを警戒して読んだからか、性別誤認させようとしているところには気づけたけれど
さらにその先があったとは。。。
因果応報での締めも良かった。
ただ、戦闘シーンとかくどく感じてので多少読み飛ばしてしまった。
読む順番
中山先生の作品は登場人物がクロスオーバーします。
正しい読む順番が知りたい。
わたしは『嗤う淑女』シリーズを『二人』まで先に読みました。
☆ひとつマイナスの理由は以上です。
匿名
どんでん返しの帝王はすごい
刑法第三十九条第一項「心神喪失者の行為はこれを罰せず」。
『連続殺人鬼カエル男』はこの条文について、深く考えさせられる内容だった。
社会問題に突っ込んだ内容だが、話が二転三転する小説で大変驚かされ、手に汗握る展開だった。
引き込まれますが、結構グロい
グイグイ引き込まれて一気に読みました。猟奇的ミステリー小説やドラマ・映画は無数にありますが、文章だけでここまでグロいのはすごい描写力。苦手な方にはオススメしません。どんでん返しにはそこまで驚きませんでしたが、よく出来ているミステリーだと思います。続編も併せて読んだのですが、何だか読後しばらくモヤモヤしてしまったので星4つとしました。
Posted by ブクログ
描写がリアルで、何度か吐き気を催しながらも完読。
当真勝雄と嵯峨島ナツオがリアタイで登場しているようにミスリードされ、どっちがカエル男なの?
でもナツオは子どもだよね?と悩みながら読み進めると、ナツオは有働さゆりの子どもの頃の名前で男の子でもなかったと、叙述トリックにミスリードされまくってました。挙句にはこの犯罪は三重構造になっていて、自分がカエル男だと信じきってる勝雄と自分が彼を操ったと思ってるさゆりの更に上に真の犯人の御前崎がいたなんて、もう驚きしかない。
でも、証拠はなく御前崎を裁くことができない... 不屈の小手川に逮捕して欲しいのに...歯がゆい。
ただ、続編でのカエル男の第5の獲物が御前崎とのこと。
こんな終わり方されたら、次も読まない訳にいかない。刑法39条がどこまで獣を野に放ち続けるのか、見届けたい。
Posted by ブクログ
殺害のされた方がどれもグロかったです。
でもそれよりも、その被害者の一人が真人だったのが、切なかった。まさか彼に暴行を働いていたのが母親で最後にはその母親に殺されてしまうだなんて…
悲しすぎます。
ストーリー的にはどんでん返しに次ぐどんでん返しで、その母親も結局は被害者だったのですが…
とにかく後味がすごく悪い作品でしたが、同時に刑法39条について深く考えさせられる作品でした。
ただ一つだけ、古手川の上司が冷静沈着で、でも部下想いの渡瀬で良かった。
Posted by ブクログ
ミステリの部分は、他の方々のレビュー通り理路整然としていて鮮やかだった。
グロ表現についても血の匂いや傷口の生々しさ、当事者が感じる痛みが文字通り痛いほど分かる書きっぷりで、にも関わらず一晩で読み切ってしまうほど引き込まれる筆致だった。
ただ正直、読後感はあまり良くない。
刑法第39条をテーマに挙げていながら、目新しい視点/解釈での取り上げ方ではなかったので、自分が期待した部分は別にこの話の肝ではなかったのかと(勝手だが)落胆した。
あとはその、勝雄と真人があまりにも可哀そうだと思ってしまった。
結局動機が保険金と復讐だったというチープさに対して、失われた命と人生が重すぎる。
特に真人が古手川と打ち解けたシーンでは真人の幸せを願ったものだが、直後フラグ回収とばかりに殺害され、挙句母親から愛されることもなかったという事実を知ったときは、なんだかもう37条の話などどうでもよくなっていた。
結果読後に残ったものは悲しさだけだった。子供の理不尽な死というのが自分にとって地雷なのかも。
Posted by ブクログ
以前から気になっていたカエル男。
中山七里さんのミステリー小説。
寂しい家庭で育ったちょっと冷めている男性刑事が主人公で、強面、凄腕の警部から指導を受けながらカエル男事件に挑んでいく。
カエル男はある法則をもとに殺人事件を起こしていく。そして、その方法は結構な胸くそ悪くなるグロい殺し方。
また、このお話は刑法第39条の心神喪失者による殺人事件がメインテーマになっており、自ずとそういう人たちが出てくる。
真相は幾重にも張り巡らされており、最後まで楽しめる。
一気にこの3部作、全て攻めます!