【感想・ネタバレ】連続殺人鬼カエル男のレビュー

あらすじ

マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

サイコスリラーの体裁だけど、中山七里って社会性入れてくるから、純粋なサイコ話じゃないんだろうなと考えて読んでいた。
はじめのどんでんに向けたフェイントが巧み。書き方も、心理トリックも。ピアノ部屋に入って、そういえばコントラバスケースのこと書いてたなーと思い出してから怒涛。動機としてちょっと弱いよなぁと思うのは、次のどんでんの匂いがしてから。
次作では、おの人が犠牲になるらしいが、それなら誰がカエル男を引き継ぐのか。また同じテーマでそれがやれるのか。読んでみたい。

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オーディブルにて。

まず始めに、『笑う淑女 二人』を先に(半年以上前)読んだせいで、名前までは覚えてなかったけれど、カエル男=女という壮大なネタバレをくらっていたが、それでもなお面白かった。

時系列、真犯人、黒幕という3どんでん返しがあり、後半の暴徒vs警察あたりからのハラハラドキドキもあり、過去編は苦しかったが、それを超える面白さだった…!

メモ:カエル男ふたたび→笑う淑女 二人→カエル男 完結編

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルからB級小説とたかを括っていたのだが、社会派超絶本格ミステリで度肝を抜かれた。冒頭から胸糞悪くてそれをずっと煮詰めているような雰囲気だが、結末に向かう二転三転のプロットには爽快感がある。

特に「ナツオ」の性別誤認こそ至高のミスリードだった。よくよく考えれば「男」と断定できる要素はなかったんだけど、その仕掛け方が実に巧妙だった。

つまりは、この小説は三重構造どころではなく、読者を掌にのせた中山七里という存在をカウントしなければならない。

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

完結編が出たので1作目から。とにかく多作で作風も多岐にわたる七里さんの本はかなりの数読んでいると思うけど、結末が二転三転がウリと言わるのは、そうかなー?と思っていた。
最後にどんでん返しはみんな結構ある訳だし。でもこの本読んであーこの本辺りからそう言われ出したのかなと思える結末でした

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2025年12月14日

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死体や、暴行などのシーンが細かく描かれており、怖かった。「切り裂きジャックの告白」で古手川がおそらくこの事件を振り返る文章があり、あっ、きっとこの事件を指しているんだろうなと思い出して読むのが面白かった。古手川が体力というか身体が強すぎてバケモンだろと思う。精神的な病は外傷ではないから、精神状態が他人から分からない。だからそういった事件が起こる可能性のあるという恐ろしさについて考えさせられた。続編も購入したので読む、、。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以前ドラマで視聴していたが、改めて読んでみた、なかなかエグい描写あり、別人格の狂気具合がドキドキさせる、ただ警察所襲撃は長く感じてしまった。刑法39条を扱う作品はいくつもあるが、被害者目線な捉え方な作品

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2025年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 2011年刊の古い本だが、その年の「このミステリーがすごい!」の選出に残った本。

 連続猟奇殺人が埼玉県飯能市で発生する。殺害方法は多様だがすべて常軌を逸するやり方。

 捜査にあたる小手川。手がかりのない中、容疑者の絞り込みのため、精神障害を持つ人間を当たり始め、障害を持つ若者とその治療に当たる理学療法士と知り合う。しかし、殺人は続き…

 狂気の殺人が続いた地元。その次第にいらだち、恐怖のために爆発に至る過程など筆力でぐいぐい読ませる。最後、真犯人との対決は、このシチュエーションなら謎解きにとどまらず緊張感が落ちない、という設定になっている。 

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっと読みたかったけど、なんとなーくちょっと苦手で逃げていた作品。

何を逃げてんだー!って怒りたくなるぐらい面白かった!
しかし、得られる物はないので星4。笑

さすがの中山七里作品!
グロテスクな殺害方法
心が壊れまくってる犯人
犯人を取り巻く環境

最高に狂ってて、最高に面白い!

そして小手川さんと渡瀬班長が出てきて。
ヒポクラテスシリーズのファンとしては乱舞しました。笑
ヒポクラテスに出てくる小手川さんよりも、荒っぽい感じ。
喧嘩っ早いし、女性に対する感情も思いのまま出してる感じで。
いい意味で荒っぽい感じだったかな。

勝雄が犯人!ってときはすごく違和感があって
いやー、どう考えてもさゆりが怪しいでしょーって思って読み進めてたら
まさかの真犯人!!!御前崎教授、、、。
やられたーーー!!!

そして、最後の最後。
勝雄の狂気が芽生えるところ

オマエザキムネタカ。

ぞくぞくぞく!でした。

外傷再体験セラピーと因果応報がテーマな事件でしたね。

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2025年10月30日

匿名

ネタバレ 購入済み

どんでん返しを警戒して読んだからか、性別誤認させようとしているところには気づけたけれど
さらにその先があったとは。。。
因果応報での締めも良かった。
ただ、戦闘シーンとかくどく感じてので多少読み飛ばしてしまった。

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2025年02月01日

ネタバレ 購入済み

引き込まれますが、結構グロい

グイグイ引き込まれて一気に読みました。猟奇的ミステリー小説やドラマ・映画は無数にありますが、文章だけでここまでグロいのはすごい描写力。苦手な方にはオススメしません。どんでん返しにはそこまで驚きませんでしたが、よく出来ているミステリーだと思います。続編も併せて読んだのですが、何だか読後しばらくモヤモヤしてしまったので星4つとしました。

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2020年02月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

後半の展開が凄かったですね~(笑)一気読みでした(笑)猟奇連続殺人という話は中々良かった(笑)猟奇殺人よりも暴動の場面が怖かったですね~(笑)どんでん返しと言っても可能性のある人間が限られますが(笑)そして主人公の古手川さんがタフすぎる(笑)班長もかっこよかったし(笑)満足でした(笑)まあ真相としては有名な小説と同じですけどね(笑)

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2025年12月02日

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