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鬼が哭(な)く夜は死人が出る――まさか、令和になってまで。終戦直後、中国地方の寒村で起きた惨殺事件。姿を消した犯人の呪いにより、今も犠牲者が出ているというが……。驚愕の呪いの真相とは!? “どんでん返しの帝王”が因習と伝奇の本格推理を現代に甦らせる! 圧巻の結末(ラスト)!!
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Posted by ブクログ
オーディブル試聴。中山七里先生の因習村殺人事件だー!!てワクワク聴き始めたけど、ホラーというより物語の着地点は意外と理性的なサスペンスでした! 一応舞台は岡山ということになってるけど、村人たちに方言とかはなく、地域を特定しない配慮が感じられました。今の世情に照らし合わせて頷ける箇所が多い作品で、面白...続きを読むかったです!
さて中山七里さんも、そろそろ単行本に手を出して来た。まぁ、フリマアプリで安くで手に入れてはいるんやけど(^◇^;) 何か、八つ墓村みたいな大量殺人して、山に消えた利兵衛が生きているんか? 地主、小作の関係が逆転した怨みから、狂ったように、元小作達を襲った利兵衛… GHQの農地改革の影響で、小作が...続きを読む農地を安く取得して、地主の立場がなくなるのは、少しキツイけど、小作の人らを人扱いしてなかったのも影響してる。やはり、人は大事にしないとね。 時は経ち、今だに見つからなかった、利兵衛の呪いが!山が哭くと人が死ぬ! そこに、東京からの移住者が。 こういう閉鎖的なとこ来ると他所もんは、虐げられるんかな?そんなとこ住んでないから知らんけど。 でも、変な祟りを解明しようと。 何で、わざわざ、解明しようとしたかは、内緒にしとこ! またまた、どんでん返しあるけど、犯人さんどうするんやろ? あんまり反省してるようには見えん。 コロナ禍のパニックと祟りを掛け合わした感じで、面白かったけど、こんな閉鎖的な村には絶対行きたくないな。 安易に、老後は、自然と暮らすとか言えんって感じ(−_−;) 原因分かっても、山哭いたら、怖いわ〜 ************************ 土曜日は、映画館へ 「F1」 私は、別にイケメン堪能が目的やないですよ。あくまでも内容! で!良かったやん! ベテランレーサーをブラピが好演! しかし、セナと闘っていたとは!凄い設定や! とある事がキッカケに、フリーのレースドライバーを… 1レース毎に契約して、勝つのはカッコ良い! お誘いで、ピンチのF1チームの助っ人に! 相変わらずのカッコ良さ! やっぱり、一匹狼みたいなのカッコ良いけど、あくまでも孤立やなく、あえて群れない!チームに入ればチームプレーも出来るのが、ほんまの一匹狼なんやな!
鬼だからあのシリーズものかと思ったけど違う話でした。 最初の村人惨殺から現代に話がうつって、これは利兵衛の怨念?というファンタジー要素と、村ならではの閉鎖的な価値観やコロナ禍の現実的な要素がみごとに交わっていたと思う。 結果がでて、そこからもうひとひねり!があったのがさすがです!
戦後起きた元地主による村人大量惨殺。犯人は山の方に逃げ、以後怨霊となり、語り継がれていた。 そして現代、その村では不可解な死が重なり、原因をコロナウイルス蔓延や東京から移住してきた余所者に転嫁していた。 全体を通して、村特有の閉鎖性、同調圧力がすさまじく疲れたが、現代の不可解な死を解明していく段階で...続きを読むは少しずつ村人も余所者に心を開いていた。無知な故、他者を鼻から差別する、共通の敵と見なすといった行為は、私生活においても無意識に行ってしまっているのかもしれない。最後の裕也(村出身の、東京に出たい中学生)の告白には鬼哭山のエピソードを解決では終わらせない後味の悪さを突き付けられた。
ミステリー小説なので、人が死ぬ原因とかそっちに注目したほうがいいんだろうなと思うんだけど、でも感想を書くとなるとこの本の中に充満しているコロナ当時の息苦しさを思い出すんですよね……。
終戦直後に閉鎖された村で起こった惨殺事件。 時は令和のコロナ時代まで進むが、当時の惨殺事件の祟りとされる現象が今でも村で語り継がれ、実際に事件が起こる。 祟りとコロナをうまく使ったミステリーで、窮地に立った人間心理や閉鎖された地域の鬱屈がよくわかる。 サラッと読めて面白い作品。
限界集落での昔の言い伝えとコロナ、よそ者問題などなど まぁ狭い世界で生きていると考えも狭くなっちゃうのかな 自分も気をつけなければを学びとしよう
姫野村で生まれた中学2年生の天木裕也は、閉鎖的な村と人間関係、そして口を開けば家業のパセリ栽培を手伝わせてくる両親にうんざりしており、早く大人になって村を出たいと密かに思っていた。世の中がコロナで大変なころ、ただでさえ人の出入りに敏感な姫野村に、新しい住人・麻宮恭一が引っ越してくる。大人たちはみな...続きを読む、東京からくるようなやつはコロナに感染しているから決して近づくなと口を揃えるが、裕也は麻宮と一言二言話すうちに仲良くなり、人目を避けながら交友を続ける。麻宮は姫野村の郷土史を調べたがっているらしく、裕也は昔この姫野村で起こった、村人6人を惨殺し、鬼哭山に逃げ込んだ厳尾利兵衛の話、そして今も山から鬼が哭くような声がした翌日には決まって死体が出る話をきかせる。 麻宮が一体何を目的にやってきたのか、そして途中から登場するその友人で大学の助教授であるという吹邑黎人(ふくむられいと)と共に一体何者なのかがキーなのだろうと思っていたので、最後はひさびさに「やられた」感があった。おおお、ダーク。この2人、他の作品にも出てた??
なんか、怖そうなタイトル((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル でも読後、あれ?そんなに怖くはなかったかも…と、思いました。 物語の舞台は岡山県姫野村、人口300人足らずの限界集落で、約70年前に村人6人を惨殺したとされ世間を騒がせた巌尾利兵衛の呪縛に囚われていた。それは、数年に一...続きを読む度鬼哭山から利兵衛の咆哮が轟くと、村人が死ぬというというものだった。時は流れて令和2年…村の人々は新たなる恐怖、新型コロナのパンデミックに晒される中、東京から転地療養として移住した麻宮…、この地域に息がつまっていた隣家に住む中学生の天木裕也は麻宮と親交を図るようになっていった矢先、鬼哭山から咆哮が轟き、村人が不審な死を遂げてしまう…。 コロナ禍ぁ…この頃のことを思い出しました。私の住んでいる地域もまぁ田舎なので、県外ナンバーの車を見た!とか、あの人がマスクしていない!最初の感染者だけにはなりたくない!とか、心当たりがありすぎて(;・∀・)!でも、ここまで排他的ではなかったと思ったり…。エンディングはちょっとした驚きもあったけど、なんとなくよめちゃったかな…主人公の天木少年の今後が明るいものであるといいと思います。
終戦直後の大昔と、今、 何もかもが違うようにおもいがちだが、 案外人々はおんなじ様な仕組みで生きている気がした。
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鬼の哭(な)く里
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中山七里
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