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Posted by ブクログ
「ヒポクラテス」シリーズの第3弾!ただいま、戻りました(・ω・)ノ
ことの発端は、浦和医大法医学教室の光崎教授のもとに、城都大学付属病院の南条教授が訪れたことだった。南条教授は、昨日搬送され急死した前都議権藤の死因に疑問があり、三崎教授に解剖を要請する。結果、死因は肝臓がんではなく、エキノコックスという寄生虫に侵されていたことが判明する。そして第二の被害者が…。埼玉県警の古手川刑事、法医学教室のキャシー准教授、そして主人公の栂野真琴助教授は、エキノコックス禍によるパンデミックを阻止するべく奮闘する。被害者たちの共通点が4年前のニューヨーク視察にあったことを突き止め、キャシー准教授とともに現地を訪れた栂野真琴がたどり着いた真相とは…。
今回も期待を裏切らない作品でした。いつもとは異なる光崎教授、キャシー准教授のルーツとか、読みどころ満載でした。古手川刑事と栂野真琴の関係性にヤキモキしながらも、アメリカと日本との国民性の違い、もっと言えば根深い人種差別とか、パワハラ、議員の不正問題とか…大きな社会問題をはらんだ内容で、読ませてくれましたねぇ…!第4弾、ますます楽しみになりました!
Posted by ブクログ
自覚症状もなく突然肝臓がんで死亡した元都議会議員。
MRIにも映らない、急激に悪化した肝臓がんの正体は感染症だった…!
感染源の特定に挑み、辿り着いた真実とは…。
ヒポクラテスシリーズ第3弾。
これまでのように解剖で死因を暴くだけではなく、パンデミックを防ぐため感染経路を追跡していく過程が主なストーリーとなっています。
変異したことで発見や対策が困難な未知の病原体を、病院・感染研究所・警察とそれぞれのアプローチから究明するのが興味深かったです。
感染者はニューヨークへの視察中に罹患したはずだが、同行した罹患者と思われる議員たちは頑なにスケジュールを明らかにしようとしない…。
もうこの時点で嫌な予感しかしないですよね。
アメリカへと及ぶ捜査によって、人種差別、医療や政治の在り方、社会の闇がどんどん可視化され、小説とは思えないリアリティに気が重くなります。
自分の命と天秤にかけても秘密を守る議員がただただ情けなく、やりきれない…。
そしてひっそりと仕込まれた地雷を最後に爆発させてくる中山先生…油断できません!
今作は解剖=事件の解決とはならない、いつもとは違う形で法医学の試練に挑んだ真琴たち。
解剖の枠を超えても、『ヒポクラテスの誓い』を全うする姿が頼もしかったです。
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