ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
日曜日の昼下がり、株式上場を間近に控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラス。オフィスは厳重なセキュリティを誇っていた。監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の向こう側で仮眠をとっていた専務が逮捕されて……。弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。日本推理作家協会賞受賞作。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
防弾ガラス、監視カメラ、暗証番号で守られた部屋で完全密室殺人事件が起きる。 依頼された防犯コンサルタントと弁護士が事件の真相に迫る長編作品。 犯行の全容をここまで説明する作品も中々ないように思え、犯人側の苦労も垣間見える。
読んだのは、かれこれもう20年前になるのか。 大好きなホラー作家である貴志祐介さんの初ミステリー作品。 登場人物の女性弁護士も怪しい鍵屋(セキュリティショップ店員)も犯人も容疑者も、全てがキャラが立っている。 トリックも勿論素晴らしいけど、やっぱりキャラだなぁ。犯人に同情の念が湧かざるを得ないし、幕...続きを読む引きの仕方も最高だった!! 是非読んで頂きたい一冊。
昔観たドラマの原作ということで読んでみた作品。 ドラマの方のストーリーは全く覚えていなかったので、新鮮な気持ちで読めました。 色々な仮説と検証の中にはそれが答えかと納得してしまうものもあったりで読んでいて何回も騙されてしまいました(いい意味で)。 最後の方でタイトルの意味が分かった時にはなるほどなと...続きを読む考えさせられました。 続編を読むのも楽しみです。
密室で起こった事件。状況からして犯人は一人であるものの、その人物「久永」は事件当時猛烈な睡魔から眠っていた。弁護士である主人公は「久永」の無実を証明するべく、防犯コンサルタントの「榎本」と共に密室の謎に挑む。あらすじの通り、シンプルなミステリーであるが、謎の難関さから導き出した答えが何度も何度も否定...続きを読むされてしまう。その度に「これすらも無理ならどうするのか?」といった問いが生まれ、作中のキャラ達と感情がリンクする。後半は犯人の壮絶な過去と経験から犯行に至るまでを語られ、最後は名探偵よろしく謎を解く。現代において探偵としての謎解きに違和感なく落とし込めていると思うが、内容は王道のミステリーである。
貴志祐介さんというと黒い家のホラーの印象があるが本作のようなミステリーも秀逸 中盤まで見事にミスリードされる 後半パートで榎本が犯人に迫るまでは一気読みでした
トリックは、全然見破れなかった。自分ではもってなかった視点からの事件。本当にどの描写も気が抜けないと思い知らされた。
いや凄いなこの話。 さすがにこんなトリック見破れないって。無理だって。 全部の真相が解明した時唸ってしまってました。 ミステリー小説としてはかなりの有名作品になるであろう硝子のハンマーですが何故かここまで読む機会がなかったもので今回が初読みでした。ついでに貴志祐介さんの作品としても初読みですね。...続きを読む 黒い家とか新世界よりとか悪の教典とか……とにかく有名な作品を沢山書いてる方っていうのは知ってるんですけど、なかなか手が伸びなかった作家さんでもあります。純粋にめちゃくちゃホラー小説が怖そうだったからなんですけど。悪の教典とか絶対怖いだろうし。えぇ、ホラー苦手なもので。 なのでミステリー要素強めのこの作品を初読みに選んだ訳なのですが、作品の構成に驚きました。 前半と後半でそれぞれ違う人物が物語の主軸になって話が進むんですね。後半の方は何かもうメンタルに来るシーンが多くて何回か本を置いてしまったんですけど何とか読破出来ました。 色んなミステリー小説を読んできたけどこんなに犯人に同情してしまったのは初めてかもしれません。 いや勿論やった事を許せるのかと言われると当然許せないし結構な凶悪犯の部類に入ると思うんですけど、バックボーンを知ってしまうと人間って情が湧いてしまうんだなぁとしみじみと実感。 少し社会問題なんかも取り入れられていて今もあんまり変わった雰囲気ないなぁ、なんて思ったりしてました。 そして地味に青砥先生と榎本の関係も気になるところ。 これ絶対両思いのはずなんだよなぁ。 職業さえ、職業さえちゃんとすればワンチャンあるぞ榎本!
後半にかけてから面白味が増していく トリック解明は予想できる訳がないがそれぞれの人間性の描写や事件後の様子はとても良かった
ビル12階での密室殺人ミステリ。一つ一つの可能性を検討していくところが一緒に登場人物として話が進んでいく様だった。後半から犯人がわかってしまうのに、飽きさせない面白さがあった。
純粋に面白かった!2章が始まったときに、あれ?はっきり解決せずに次の話にはいるの?って思ってちょっと騙されたから話の構成も楽しかったです。専門用語が出てくるとこも完全に理解できたわけじゃなかったけどよかったな。泥棒がセキュリティの仕事をしているというキャラ設定も良いし!続きも読みたい。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
硝子のハンマー
新刊情報をお知らせします。
貴志祐介
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
新世界より 全3冊合本版
十三番目の人格 ISOLA
クリムゾンの迷宮
青の炎
悪の教典(上)
兎は薄氷に駆ける
エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く
鍵のかかった部屋
「貴志祐介」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲硝子のハンマー ページトップヘ