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北島早苗は、終末期医療に携わる精神科医。恋人の高梨は、病的な死恐怖症(タナトフォビア)だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンでいったい何が起きたのか? 高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか? 前人未踏の恐怖が、あなたを襲う。
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Posted by ブクログ
Audible!! 2000年作品なのに、今聴いても全然古く感じなくて、気づいたら貴志さんの世界にすっかり引き込まれました。 冒頭はホラーっぽい不気味な雰囲気から始まって、奇妙な自殺が続いていくんだけど、その行動には“なぜか自分の嫌いなものをわざわざ選んでしまう”みたいな共通点があって、ゾワッと...続きを読むする。 話が進むにつれて、その恐怖がだんだん形を変えて、サイエンスミステリーっぽくなる感じが面白い。ホラーの怖さと、科学の冷たさが混ざり合ってく感じ。 『我々はみんな死を待ち侘びている 生きている間しか、死ぬ悦びを感じられない』 作中のこのフレーズがやばい思想だけど、妙にわかるような気もして不思議な感覚。 「死が約束されてるから、生が濃くなる」っていう考え方が、物語全体に漂ってる雰囲気とリンクしてて、不気味なのに魅かれる、、 ありきたりだけど、恐怖と快楽は紙一重ってことがバンバン伝わってきた(・_・; ただのホラーじゃなくて、ちょっと哲学っぽいテーマをふわっと投げてくる、怖いのに静かで、美しさすら感じる作品でした。
⭐︎4.5 さすがの恐ろしさ。おどろおどろしい雰囲気がたまらない。線虫とか気持ち悪いけど、科学的な根拠みたいなものもあってファンタジー全開って訳でもなく、リアリティがあって面白い。 宗教団体そのものはもちろん、そこへ入っていく青年の描写が特に面白い。ラストの意外性もあって良かった。貴志ワールド最高だ...続きを読むった。
私にとっては長めな小説。 え!なるほど〜って何回かなる伏線の振り撒き方。 後半は怒涛の気色悪さと悍ましさ。 こう終わるのか〜って胸がジクジクした。
読んだのが前なので記憶が薄いですが、起こっている現象の理由がちゃんと説明されててかなり好みでした。 面白かったです。
完全に好みだと思うがほんとーーーーーーーーに気持ち悪くてグロくてすきです!!! 寄生虫×新興宗教 文字通り身の毛がよだつ変体ぶり 貴志先生の想像力はとどまるところを知らないのか…ここまで偏執的にメディカルSFホラー???を作り上げたのが素晴らしすぎて、天晴れとしかいいようがない。 気持ち悪すぎて...続きを読むずーーーっと顔を顰めながら読んでました。 猿を見るのが怖いです。 アフターコロナで読めたのは僥倖でした。 未知の病原体に対する恐怖がとてもリアルに想起されて、こんなのどうやったら防げるんだろうとすごく真剣に考えてしまいました。
高梨光宏 北島早苗 蜷川武史教授 森豊助手 赤松靖助教授 白井真紀 上原康之 ジロー 土肥美智子医師 松宮 青柳謙吉 福家満記者 荻野信一 川村紗織里 松崎老人 椎名由美 美歌&絵瑠 鍋島圭子 黒木晶子 若杉美登里 畦上友樹 庭永先生 曾根教論 脇医師 仙波 斉藤美奈代 渡邊教授 田尻教授 ...続きを読む依田健二教授 藤沢 田端瑞恵 荏原京子 吉原逸子 墨田医師 喜屋武雅弘九段 滝沢優子 浜口麻美
ホラーと思って読んだところ、むしろSFとしてめちゃくちゃ楽しんだ。SF考証や周辺知識が非常に豊富で重厚。ガチで線虫講義が始まった日にゃワクワクが止まらず。 キャラクター作りも手抜かりなし。早苗さんの医学知識や考え方も違和感ないし、よう調べてる。特に荻野君のエ○ゲやロ○画像のくだりは素晴らしい解像度。...続きを読む他人と思えない。 そのしっかりとした世界観の構築があってこそ、狂気の描写が活きる。高梨さんや荻野君の独白は読んでてニヤニヤが止まらない。 さすがの実力。新世界よりもまた読みたいね
目黒の寄生虫博物館に行ってから、寄生虫の虜になってみつけた作品。「黒い家」と「悪の教典」も面白かったので期待大で読み始めたが、その何倍も面白かった。ヒトや他の生物と同様に寄生虫も自らの生存率を高めるために進化してきた。怖いというより、ますます寄生虫に興味が湧いた。
序盤は、天使の囀りと共に自身が強い不安やストレス、恐怖などを感じるものによって自殺に導かれていく人々(高梨 タナフォトビア→死に魅せられる)の存在に、オカルトめいたものを感じた。 しかし徐々に、その原因は精神病や洗脳などのオカルトめいたものではなく脳内の快楽物質を巧みに操る線虫によるものだった。
最高で最恐のグロホラー。内側から侵食してくる様な生理的に気持ちが悪い描写をこれでもかとぶつけてくる。要するに寄生虫に侵された人間がヤバい!という話なのだが、そいつらの捻じ曲がった善性をキッパリと否定してくれる主人公のカッコ良さが目立っていてとても良かった。とにもかくにも、寄生虫の設定が綿密で、惨状が...続きを読むありありと頭の中に浮かび上がるのが良い。悍ましいにもほどがある。 …線虫バンザイ!
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天使の囀り
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貴志祐介
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