黒い家

黒い家

726円 (税込)

3pt

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに……。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞受賞作。

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黒い家 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    単なるホラー小説かとおもえば…

    ホラー小説といえばこれ、と勧められたので購入してみました。
    内容は霊的なホラーではなく、生きている人間のサイコな行動で恐怖を煽ってくるのですが、この作品はそれだけではなく日本の生命保険をメインに据えて、人間の暗い部分を上手く描いていました。
    読み終わった後、つい今の日本の福祉制度や教育現場、また人間

    4
    2013年12月27日

    Posted by ブクログ

    保険金詐欺をテーマにしたサイコホラー。あまりの恐怖に心臓バクバクで目を細めて読んだりするも、15分読書のつもりが2時間読んでる熱中ぶり。生まれついたサイコパスはいるのかというテーマもあり、人怖やノワール好きにはたまらない作品。

    1
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    子供が親に殺されるって事が辛すぎる。

    ヒトコワの頂点作品です。

    頭のおかしい人に執着されるのが人生で1番の問題。災害と変わらない、どうしようもない。

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    第四回日本ホラー小説大賞受賞作。
    怖かったー!

    終盤の畳みかけるような恐怖。
    それだけでも素晴らしいのに、生命保険の裏側のえぐい世界を赤裸々にさらし、さらに心理学まで加わって、密度が濃い。
    詰め込みすぎでもなく、緻密に計算されているのが伝わってきて、大満足でした。

    冒頭の保険関係の描写が読みづら

    0
    2025年10月18日

    Posted by ブクログ

    保険屋に関するホラー小説
    とても面白かった

    主人公は保険業の人間
    ある客の家を訪ねた際に子供の首吊り死体を発見してしまう
    多額の保険金が子どもに掛けられておりお金を要求されるが、遺体発見時の家族の様子やお金への執着心を見て、主人公は家族が息子を殺したのではないかと疑う
    警察も自殺か他殺か判別できず

    0
    2025年09月13日

    購入済み

    ほんと嫌な怖さ

    読みたいなと思いつつ今まで機会がなかったのですが、夏なので怖い話を読みたくなってトライしてみました。ああーそういう怖さなんだ、確かにめちゃめちゃ怖い!という感想です。人間のもつ怖さとか嫌なところ満載でした。あと保険屋さんの社員さんは大変だなあとしみじみ思いました。

    0
    2022年08月26日

    スリル満点!

    本好きな義理伯父に、本棚にある本どれでも借りていって良いよと言われて手に取った本。今思えばタイトルの付け方が好きで惹かれたんでしょうね。
    猟奇的なホラーは初めてではないので(小説での初は中学生の頃に読んだ綾辻行人の『殺人鬼』だった)抵抗感はなかったのですが、犯人との対決時(というか、如何にして犯人

    0
    2017年07月14日

    Posted by 読むコレ

    映画化もされた貴志祐介のホラー小説。
    映画はまだ見てないが原作が怖いと絶賛されてる理由がわかる。
    華やか様に見える企業の裏で保全業務の大事さ、大切さ。
    怖いよ~。今真夜中だって、、、

    0
    2014年03月20日

    Posted by ブクログ

    貴志祐介の小説は「新世界より」のときにも感じたが、生物的な描写が繊細である。それは、単に生物と絡めて話を進めたいというだけではなく、特定の生物の行動から人間の理性的ではなく、本能的な行動を描写するためのものに感じる。さらに、今作はホラー小説ということで、その生物的な描写がさらに生々しさを得て恐怖とし

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    ものすごく怖かった。。
    生命保険という、一見内情がわかりづらい業界について細かなイメージを与える描写の細かさから始まり、
    登場人物の動きや口調、表情が、実際目の前に存在するかのように想像されて、逃げたい・恐ろしいという感情に襲われた。貴志祐介すさまじい。
     
    音・臭いなどの五感につながる表現も効果的

    0
    2025年11月19日

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