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Posted by ブクログ
もしも本当にこの作者が人心掌握術に長けていたとしたら本当にゾッとする。そんな印象を持った上巻でした。
特にカウンセリングの先生と心理テストの内容について話しているところは、相当勉強しないと分からないような会話が飛び交っていて、作者の熱意というか、努力というか、凄さを見た気がした。
だからこそ、人間の内面の描写には思い当たることが幾つもあって、このこの作者と会話をしたら簡単に全てを見透かされてしまうのだろうなと、さらに恐ろしさを感じた。
とにかく主人公であるところの蓮見先生の人間性が、もう人間ではなくて化け物じみている。
それが最初は全く分からずに、学校での些細なトラブルからその素性が徐々に明らかになってくるのだけれども、その明かし方も絶妙。引っ張りすぎず、かと言ってバラシすぐない塩梅が、先を読み進める楽しみにもなり、期待感にもなって全く飽きさせない。
ミステリーを含んだホラー感もあって、ゴロテスクな描写も程よい感じ。あまりに生々しいと気持ち悪くなって続きが読めなくなってしまうけど、今はゾクゾクっと鳥肌が立つぐらい。
これから先、どんどん狂っていく蓮見先生がどんなふうに描かれるのか、どんな結末になるのか非常に楽しみだ。
興奮しながら読むのは久しぶり
私も三池監督と同様に蓮実聖司が一日でも早く日の目を浴びることを渇望します。彼、蓮実聖司は私がかつて持ち合わせており、成長するにつれて世間というものを知ることにより捨てざるを得なかった厨二心を今一度呼び起こしてくれました。前述した言葉は断じてサイコパスであることをアピールする訳ではありません。数多の男子たちが学生時代教室に侵入してきたテロリストを華々しく撃退することを妄想するように、私も人混みの中で、今ここでナイフで人を刺したらどうなるだろうと思ったように、誰もがそういった幻想を抱くはずです。しかし、それを行動に起こさないのは刑務所行きであったり、世間からの非難などの圧倒的デメリットがあるからです。しかし蓮実は違いました。類まれなる頭脳で
Posted by ブクログ
ひとことで言えばサイコパスが淡々と人を殺していく物語なのだけど、殺人の動機は快楽ではなく営利目的であるというのが珍しい。目標達成のための障害となる物(人間)を排除するために殺人を行っているので殺人マニアというわけではない。それが故の無機質な狂気。
現実世界で起こった殺人事件の記事(Wikipediaなど)では、正確な時間の表記と共に事件当日の流れが記載されているものがある。本作でも同じように、終盤の大量殺人の場面は、「PM9:51」といったように時刻が表記される。
そうすることで、現場の時間を共有させられ、より一層恐怖を現実のものとして感じることができる。
※上下巻あわせての感想
はすみんがかっこいい
映画で話題になったのは知っていましたが、原作から入りました。
登場人物が多かったですが、混乱することなく読めました。
先が気になって気になって仕方がなかったです。
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