1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。第29回日本SF大賞受賞作が合本に!
10年ほど前に1度読んだことはあったものの、大人になって改めて読みなおしました。
結末を知っていてもイッキ読みしてしまうぐらいストーリーは面白いし、大人になってから読むと学生時代とは違う視点で読めて新鮮でした。再読でも面白いです。
ディストピアものが好きな人にはおすすめ。
久しぶりでした。40代の大人が寝る間も惜しんでイッキ読みしました。何か面白い小説ないかなと色々ネットを通して探しているなんて人、僕もそうだけど、まだ読んでない人、絶対オススメだから読んでみてください!絶対ネ!
今まで読んだSF小説の中で最も世界観がよく出来ていて、リアルでスリル満点なストーリーでした。読んだ後の余韻が千年続きそうなくらいですね。言葉遣いも洗練されていて読み応え抜群。本当に読んで良かったと思います。