あらすじ
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに……。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞受賞作。
感情タグBEST3
単なるホラー小説かとおもえば…
ホラー小説といえばこれ、と勧められたので購入してみました。
内容は霊的なホラーではなく、生きている人間のサイコな行動で恐怖を煽ってくるのですが、この作品はそれだけではなく日本の生命保険をメインに据えて、人間の暗い部分を上手く描いていました。
読み終わった後、つい今の日本の福祉制度や教育現場、また人間の欲深さについて考えさせられてしまいます。
だからと言って怖くないというわけではなく、現実に十分ありえそうな、言わば身近な恐怖を感じさせられました。
「黒い家」の物語が本格的に始まるきっかけとなるシーンについては、文章だけだと言うのに鮮明な情景を想像させられ思わず身震い。文句無しに面白い作品です。
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極上をゆくホラー小説。
一番怖いのは人間だ!!p150くらいまで読んだ後、登場人物が多すぎたせいで訳わからなくなり、もう一度登場人物をメモしながら丁寧に読んでいった。この本のクライマックスが、やばすぎて速読してしまい、内容一割くらい入ってない気がするが、本当にやべぇ。サイゼリヤでようやく読み切りまちた。
Posted by ブクログ
面白い‼️めちゃくちゃ面白かった。これ1998年の作品なんやね。作者はこれ書いてる時、
先の未来、今の日本がどうなるか読めてたんやね。メインの内容もホラーやし、しっかり恐くて気持ち悪い描写もあるからこれから読む人は気を付けてw
Posted by ブクログ
全然ホラーだと知らずに読んでいた。あとがきでホラー大賞を取った作品だと気づく。確かにゾットするようなキャラクターが出てくるけど、自分が今すぐ対象にはなり得ないのでホラー嫌いの私でも読めたみたい。
でもミステリーとしては、面白いけどなんで今更気づくんやろうという、推理しながら読めるような感じではなかった。
主人公が生命保険会社で働いていて、生命保険をテーマにしている作品を初めて読み、あとがきを読み、これは現実にも起こることなのだと知った。同時に、サイコパスについて改めて考える機会となり、恵と同様それでも性善説を貫こうと決意した。
Posted by ブクログ
保険金を懸賞金と思ってる。相互扶助をうたう保険会社的にはたまったもんじゃない!そして後半は何のための攻撃かわからんと思ったけど、人間が蚊を殺す(邪魔になるから排除する)ようなものかと思えば納得…?
↓ここからは映画の感想↓
森田芳光監督の映画版をプライムビデオで観た。原作の設定を使ったオリジナル作品かなと思った。模倣犯のような。
Posted by ブクログ
いいねぇーーー!!!こういうの好きよ!!!
めちゃくちゃ読み応えあった!!
伏線回収も気持ちよかった!!
表紙見て心霊かと思ってたけどゴリゴリのヒトコワやん!!あと、この本なんか映像化しやすそう笑
保険業界の仕事を最初にリアルに見せることで、より臨場感を出してくるのがすごかったな。。
老人を殺人鬼にしてるんだから若い男の主人公なら勝てそうなのに、文章力ありすぎてこの犯人がとにかく怖く感じる。
ビルのシーンと家のシーンの迫力が本当に凄すぎて、早く結末知りたくてもどかしかった。。
Posted by ブクログ
生命保険会社で保険金の支払い査定の職員が、顧客の家に呼び出され、顧客の息子の首吊り死体を発見。
そこから保険金の支払いの催促に毎日現れる顧客…そして異常行動はエスカレート。
再読だけど夏になると読みたくなる!
この実写映画も大好き!
Posted by ブクログ
読みだしたら止まらない!!怖いのにめくる手が止まらなかった!
不気味さがひしひしと日常を蝕んでくこの感じさいっこうに怖かった!!追い詰められていく感じが素晴らしかった。
背筋が凍って夏にぴったり!
Posted by ブクログ
この本は結局のところ、
・現実的でありえそうだから怖い。
・保険屋の苦労さが身に染みて体験できる。
・対象は、人間の殻を被った化け物。
読みやすさ☆☆☆☆☆
のめり込み☆☆☆☆☆
オチが良い☆☆☆
兎に角怖い☆☆☆☆☆
Posted by ブクログ
本の方が映画よりも映像が浮かぶってどういうことだ…!?
映画もカルト的で好物だけど、原作本の正統派な怖さは段違い。また、映画よりも痛そうな描写が多くて何度もヒエッとなった。
Posted by ブクログ
怖かった〜!!!!!
読みながら「こっわ…」と小さい声で呟いてしまう、途中で深いため息(深呼吸?)が何度も出てしまうくらいに、とても怖かった。
結局、人が1番怖い。
自分が主人公のような立場でなくてよかったと感情移入してしまうくらい、没頭できた。
筆者の語彙量が多いためか、表現の力が素晴らしい。
話の構成も作り込まれていて、読み終わった後はまるで1本の映画を見終わった気分になった。
実際に映画でも見てみたいくらい。
ヒヤヒヤする展開が過ぎ去ったかと思えば、最後にまた大波が押し寄せる。
少し思想が強い部分と、もう一度読み返すには気力が必要なところを踏まえて星4にしようか迷ったが、久しぶりにここまで没頭する本だったと感じられたことから、星5とした。
読み終わった後は少し夜道が怖くなる。
そんなヒトコワ小説だった。
めちゃめちゃ怖いという評判を聞いて読んでみたら、本当に怖かったです!
犯人のやばさが想像を遥に超えていて、どうなるか全く予想できず怖がりながら最後まで読みました。
しかも、最後に更にやばそうな人物が登場して無限ループのような展開に・・・。登場人物達の無事を祈らずにはいられません。
匿名
生命保険金を求めて起こるヒトコワなホラーミステリー。
どちらかというとオカルトな話の方が好きなので途中ガッカリしたが、それでも楽しめる傑作。
心理学の話も興味を引かれた。ヒロインがあんな目にあっても考えを変えない強さを持っていて好感が持てる。と同時に意思薄弱で腕を失っても他に依存しないと生きれない者の憐れさを感じた。
保険会社でだけは働きたくないなって思ってしまった。
ほんと嫌な怖さ
読みたいなと思いつつ今まで機会がなかったのですが、夏なので怖い話を読みたくなってトライしてみました。ああーそういう怖さなんだ、確かにめちゃめちゃ怖い!という感想です。人間のもつ怖さとか嫌なところ満載でした。あと保険屋さんの社員さんは大変だなあとしみじみ思いました。
スリル満点!
本好きな義理伯父に、本棚にある本どれでも借りていって良いよと言われて手に取った本。今思えばタイトルの付け方が好きで惹かれたんでしょうね。
猟奇的なホラーは初めてではないので(小説での初は中学生の頃に読んだ綾辻行人の『殺人鬼』だった)抵抗感はなかったのですが、犯人との対決時(というか、如何にして犯人の凶行から逃れるか)は静かな広い社内で一対一という事もあり、スリル満点でドキドキしました。
エレベーターは危険に決まっとるやろー!と思わず口走ったり(笑)。サイコパスな犯人て本当に怖い。
そして彼女はお花畑すぎ。サイコパスは育った環境ではなく生まれついてのものだとする説がありますよね。だとしたら、彼女の考えは的外れも良い所です。
Posted by 読むコレ
映画化もされた貴志祐介のホラー小説。
映画はまだ見てないが原作が怖いと絶賛されてる理由がわかる。
華やか様に見える企業の裏で保全業務の大事さ、大切さ。
怖いよ~。今真夜中だって、、、
Posted by ブクログ
一度ページを開けば、そこには不快感と恐怖が渦巻いているにもかかわらず、その異常な世界観に魅せられ、ページを繰る手が止まらなくなる。
特に秀逸なのは、関西弁のダイナミズムと舞台設定の妙だ。一見すると親しみやすさや人間味を感じさせる関西の言葉遣いが、本作においては狂気や執着、不気味さをどこまでも煽る効果的な装置として機能している。会話の端々から滲み出る「会話が成立しない人間の気味悪さ」は、理屈や善意が一切通用しない絶望的な恐怖を読者に突きつけてくる。
そして何より、貴志祐介作品の真骨頂とも言える「ラストの煮え切らなさ」が、この作品の恐怖を完結させず、読者の日常へと引きずり出してくる。事件が一応の収束を見せた後も、どこかスッキリとしない不穏な気配や余韻が漂い続けることで、読後も「自分のすぐ隣にもこのような人間がいるかもしれない」という冷や汗の出るような後味が残る。単なるホラーの枠を超え、人間の心理構造や異常性の深淵を覗き込ませてくれる、恐怖と興奮が最高潮に達する一冊だ。
Posted by ブクログ
もう怖くて怖くて…ただどうなるか知りたくてページを読むのが止められない。貴志祐介さんの作品は読後も後味が悪いし、日常生活が蝕まれるような恐怖があるので、読むタイミングを選ぶのだが笑、毎回期待を裏切らない面白さがある。
Posted by ブクログ
約30年前に刊行された本で、今でいう統合失調症が精神分裂病という名称で使われていたり、早くスマホで通報してよ!って場面も当時はまだ携帯電話の普及がそこまでされてないから主人公が持ってなかったり、90年代を感じる。
すごく鬼気迫る展開に後半はページをめくる手が止まらなかった。
最初に想像していた幽霊系の怖さではなく、完全に人コワ。
足を引き摺る中年女性なのに人を殺めすぎでは…
金への執着、金のためなら手段も厭わない菰田幸子、狂人すぎる。
Posted by ブクログ
ベストセラーや有名過ぎる作品は避けたい方なのですが、なんとなく読む気になって読んでみました。
面白かったです!王道というのかな、わかりやすいストーリーで、特に後半は先を知りたくて一気に読んでしまった!ゾッとするような怖さでした。
Posted by ブクログ
結局はヒトコワな作品。
初めて読んだヒトコワ作品として楽しく読めた。
終わり方もヒトコワならでは?な結末で面白かったが自分の好みの路線ではなかったかも。
Posted by ブクログ
夏も終わるし怖いやつ〜と思いなんとなく購入。
幽霊系だと思ってた笑
結果怖かったからヨシ!
後半とか先が気になりすぎてちょっと飛ばし読み…また戻る…をしてしまった…
Posted by ブクログ
怖い、怖すぎる。
文章でこれだけ恐怖心を煽られた経験は中々ない。
特に菰田幸子が会社に忍び込んでいると分かってからの展開はもう心臓バクバク。
なのに、読む手が止まらなくて読み終わった後に少し後悔する。(怖すぎて)
場面を頭の中で映像化しながら読み進めるのが楽しかった。
Posted by ブクログ
ずっとドキドキしながら読んでいた。悪い夢見そうな感じ、寝るのが怖くなった。
結構前の本だけど、サイコパスは頭部外傷が影響しているって既に言われていたんだなと。(あとは生育環境だったり、それだけではないだろうけど)
本を通して常におどろおどろしいのに、どこか希望があった。それが恵さんの存在か、と後書きで納得した。あとは同僚も主人公に味方というか、邪険にせず、助けてくれる感じがあって救いだった。
最後もまた暗い戦いが始まりそうだったけど、隣には頼りになる仕事仲間がいるし、母親や彼女との仲も深まって、周りの人に支えられながら働いていくんだろうと希望を感じた。
Posted by ブクログ
おすすめのミステリー小説としてyoutubeで紹介されていた本。
生命保険の会社員である主人公が被保険者の自宅に訪問の際事件に巻き込まれてからは一気読みだった。続きが気になる感が上手だなと思った。
途中主人公が色々な目に会うのになんで彼女の身の保全に意識が向かないんだろと思いつつ、案の定彼女監禁されてるし、と少しモヤモヤ感はあった。
最後はミステリーというよりもサスペンス映画みたいだった(笑)
時折心理描写で蜘蛛の話が出てくるがその心理描写と物語の照らし合わせるのがすごく上手だった。小説家ってそういう細かい所もしっかり考えて文章を作ってるので完成度が高い。映像では感じることのできない感動だと思う。
面白かった。
Posted by ブクログ
まさに「いちばん怖いのは人間なんですけどね」を表したかのような作品でした。何をしでかすか分からない理解できない「サイコパス」をテーマにしたものだったのですが、本物を見た気がしました。しかし、何が起こるんだろうという好奇心から読む手が止まりませんでした。
Posted by ブクログ
ホラーというよりサスペンスでは?幽霊よりも生きた人間の方がよっぽど怖い。
30年近く前の作品なので、精神疾患まわりの用語が今とは違っていて、当時はずいぶん直接的な表現だったんだなあと思った。保険業界の当時の事情や問題点なども知れて勉強になった。
Posted by ブクログ
こわい!!もうこわすぎる!!人間!!笑
妙にありえない話ではなさそうな所、より恐怖を煽られる。
人の異常性を示すために動物が一旦死ぬ描写本当に好きじゃない。
でもそれ以外は背後に恐怖を感じ続ける描写が続いて、久々に薄目で読み進めてしまった。
Posted by ブクログ
とにかく怖い。
人の悪意や性悪説を煮詰めたような物語。
ひとつひとつの描写が残酷でリアルで、ちゃんと鳥肌がたった。
名前は忘れたけど問題解決をするために雇われていた元ヤクザの男が保険の解約をさせようとするシーンがあったけど、こういうノウハウを知りたい。
あとはやっぱりエンコ詰めの詳細ですわ。
まじで知りたくないし、そんな事知ってても。。。
みたいな。
恵?主人公の恋人は、悲惨な目に遭ったのにそれでも人の善を信じるみたいな
ライアーゲームのカンザキナオ様みたいなやつで気分が悪かった。
生まれながらに最低な人間もいるでしょうし、環境のせいだけではないと思う。
関わりたくない仕事です。保険マン。
Posted by ブクログ
世の中通常の価値基準では本当に理解できない人がいるもんだよな
主人公や彼女は助かったけど、関わったせいで亡くなった人たちがあまりに不憫
保険や虫や夢分析についてもちょっと詳しくなれる
Posted by ブクログ
1900年代の実際にいたシリアルキラーたちを彷彿とさせる小説だった。
実際にこういう人たちがいた。
吐き気するくらい怖かった。生まれながらにサイコパスと言われる人はいて、その人たちは恐怖心も痛みも罪悪感も全く感じず、若槻と関わって追い込まれたのが引き金になり、リミッターも解除されて最後はああいう結末になったんだろうと思った。火事場の馬鹿力。
本当に歪んで、壊れすぎてて理解が追いつかない。
幼少期の出来事って人格形成に直結してると再確認した。
結局、和也を殺したのは幸子…?なぜ小坂は初め、和也が死んでる姿を見た若槻のこと凝視してたの??どういうつもりだったのか…。
そして幸子はずっと何を考えてたの?2人とも今まで何を考えて生きてきたの…。ただ欲のまま動いてたの?どうしようもなく不幸な人たちだな…
しかも名前が幸子って…皮肉すぎる。
あとバウムテストのくだりも子供の頃の日記も不気味で怖かった。なんでそんな人間が生まれるのか…。悲しすぎる。
非常に面白い
読みながらこちらも緊張してしまうような情景描写の優れた作品。
『善意で踏み固められた道も、地獄へ通じていることがある、、、』とても好きな言葉です。
サイコパス
霊的な怖い小説を読もうかと思い手に取ったのがこの黒い家。読んでいくうちに、おやこれは霊的ではなく人的なホラーだ、と気づきガッカリ。その束の間、生命保険会社の日常の描き方や伏線など、どんどん作品に魅了されてあっという間に読み切ってしまいました。
Posted by ブクログ
おいおいポリスメン?
天使の囀りといい。警察が動かなさ過ぎる。
仮に菰田がサイコパスだとして、そのサイコパスが跳梁する世界な未来だというなら、蟻の防壁である警察が無力過ぎる。
サイコパスというお話に関して。
エレベーターのくだりは菰田をサイコパスたらしめてて良いんだけど。
恵を捕まえるためにトイレに3時間。しかもボックスの中からどうやって恵を識別するのか、疑問が残る......。それも下見したのかな。恵の所在自体は手中にあっただろうから、服や靴を見るくらいならできるかも?
にしてもパワープレイ過ぎる。
目前の利益に食らいつく獣なのは分かりますが、それで警察や会社のような人の目掻い潜ったのか......。
知性があって人情を持たないキャラとか最近では出てきてるし、ここでしか味わえない野性的なキャラもまた面白いんだけど。
サイコパスにまつわる理論を語るには、その辺がチラついてちゃうから、少し理解しかねる。
でもこれだけディテールが描写されて、ダレないのが貴志祐介さんの凄いとこなんだよなぁ
Posted by ブクログ
保険業界のディテールは興味深かった。ただ、ミステリー?な部分はあまり。犯人は最初から予想通りだった。犯人が人間離れしすぎていてファンタジーみたいだった。
Posted by ブクログ
性善説、性悪説とあるが、犯人はどちらだったのかと思う。
ホラー小説かと思いきや、ミステリにもなっているので、途中中だるみはあったが、後半は一気読みでした。
取り上げられているほどの怖さはなく、なぜか安心してしまいました。
顧客の家に呼ばれ、子供の首吊り死体の発見者になってしまった保険会社社員・若槻は、顧客の不審な態度から独自の調査を始める。それが悪夢の始まりだった。第4回日本ホラー小説大賞受賞。
Posted by ブクログ
日常に潜むホラーを、虫の生態系に重ねた情景描写が、身体の芯からゾワっと感じ、貴志祐介の味が出ていて良かった。
保険会社に勤める主人公。保険を売るということは、「死」という事象に価値を提供しなければいけない。そんな立場の主人公ならでは目線で、「生」とは。「死」とは。という部分に触れられている。
そこには会社員としてのロジカルな思考と、人間としての本能的な思考とで、主人公の中に常に葛藤がある。
その葛藤の末に出した道理から外れている存在を、「サイコパス」や「人間の形をした化け物」といった表現で切り離そうとしている様子と、全てを受け入れようとする、心理学を学ぶ彼女という存在がその対比構造を分かりやすくしていた。
十人十色という言葉があるように、人間という種族を一つの型にはめることはできない。その型から溢れた人間を括る言葉があってはいけない。私はそう考えさせられた。
これは単なるホラー作品ではなく、社会と多数性・人間とはどうあるべきか。という問いをかけられているような、とても考えさせられる作品であると思う。
最後主人公が考えたように、黒い家は未来の日本なのかもしれない。
完全ホラー
まず読み終わった感想は、五十嵐貴久さんの「リカ」を思い出した。
サイコパスな女性が確かに怖いと感じたけど、私的にはもう一捻りホラープラス何か欲しかったなぁという感じでした…
ただ生命保険会社の裏側とかが分かって面白かった!
保険金目当ての殺人や詐欺なんて、想像以上に現実にあるのかもしれないなと思ってしまった…
そういう意味でもホラーだな!
ストーリー展開が気になるので一気読みだったが、若槻の夢の話や昆虫や虫の描写は長すぎて要らないのではないかと思った。若槻があまりにも鈍感すぎてリアリティに欠けてる部分もあった。鈍感が故に話しの展開に面白さが増してるのかもしれないけど。
これを映像化するとだいぶ怖いと思う。映画あるみたいだけど観ようとは思わない。
Posted by 読むコレ
保険屋が主人公の物語。現実でも色々な問題ある客がいると思うが、そういう客と保険屋との小説。物語としては面白かったが、犯人が一人でそこまでできるかという疑問があり、リアリティに欠ける部分があった。
あんまり…
普段読まないホラー系のジャンルを読んでみました。
結論から言うと怖くはありませんでした。
生命保険会社で働く主人公が契約者に逆恨みされるサイコスリラーです。
オカルト系ではないので登場人物が契約者を殺したり他にも色々するのですが、その手口が現実味を帯びていないものもあり違和感を感じました。
ゾクゾクしてくるのような怖さは感じず、ただただ人間不信になりそうな気分の悪さを感じました。