ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

1,760円 (税込)

8pt

〈世界人口78億人突破! 〉
どう滅ぼすか、みんなで一緒に考えよう!!!!!!

ダ・ヴィンチ・恐山、小説家として待望の帰還!!
突如降誕した魔王と、集められた10人の人間たち。
読む者の“道徳”を揺さぶる、話し合いの幕が開く。

【あらすじ】
全能の魔王が現れ、10人の人間に「人類を滅ぼすか否か」の議論を強要する。結論が“理”を伴う場合、それが実現されるという。人類存続が前提になると思いきや、1人が「人類は滅亡すべきだ」と主張しはじめ……!?

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ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本の分類としては小説にあたるのかもしれないが、内容的には哲学に関することで一般的な小説と哲学書の中間というような感じだった。小説ほど読みやすいというわけではないが、哲学書ほど読みにくさを感じることも無く、哲学にちょっと興味はあるけど知識は殆どない自分のような人間にはピッタリの本だと思う。

    それぞれ

    1
    2023年08月22日

    Posted by ブクログ

    道徳的思想としての反出生主義は、なんとなくキリスト教の原罪を想起させるので興味深い。
    様々な視点からの議論がとにかく面白かった。

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    軽い気持ちで読み始めたけれど、哲学書の類でした。非常識なようでいてかなり根本的なテーマ。登場人物のほとんどが揺れ動きつつも自分の考えを深めていく過程はとても興味深いし、自分自身がどのような答えを持つか、ということ以前に、相手の意見を聞いたり、その意見の背景にあるものを考えたり、というプロセスの大切さ

    0
    2025年05月24日

    Posted by ブクログ

    異なる思想を持つ10人の考え方にどれも共感する部分があり、読む前に漠然とあった自分の考えが何度も揺さぶられるような思いで一瞬で読み終わってしまいました。
    自分の考えが誰に近いかポジション取りしながら読み進めると、その考えを強固にする例えが出てきたり
    途中で思わぬカウンターパンチをくらったりと、どこま

    0
    2024年10月20日

    Posted by ブクログ

    自分は反出生主義者に近いのではないかと思って読み始めたが、やはりブラックの意見に賛成だった。
    自分では至らない部分についての詳細な意見が聞けたり、魔王に集められたその他面々からの反論や質問への返答も納得できるもので良かった。
    色んな人に読んでもらって、反出生主義が突飛な考えではなく一つ一つの道徳を積

    0
    2023年04月09日

    Posted by ブクログ

    悲観主義者や楽観主義者、懐疑主義者などの様々な思想を持った10人が魔王の命により「人類を滅ぼすべきか否か」を話し合うというほぼ会話文のみで構成された物語。

    「人類を滅ぼすべき」という一見荒唐無稽な主張は道徳的に突き詰めていくと腑に落ちる所があって面白い。
    読み口はライトだけど真摯に頭を働かせて、疑

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    反出生主義について、人類を滅ぼそうとする魔王に人間たちが滅亡するべきかしないべきか話し合ってプレゼンする、という形を借りながらさまざまな立場からの意見を学べる本。
    そもそも反出生主義について名前くらいしか知らなかったのだけど、「実存」に対する反出生主義と「道徳」に対する反出生主義がある、というのが興

    0
    2025年04月23日

    Posted by ブクログ

    反出生主義について書かれたものをはじめて読んだ
    一気に読んだので、もう少し自分の中で咀嚼したい
    まだしっくり来ないので

    0
    2025年03月10日

    Posted by ブクログ

    反出生主義と他計10つの主義による仮想討議会という小説

    哲学的な内容を楽しく読める。キャラクターが色分けされていてわかりやすい。
    内容は、反出生主義をはじめしっかりまとまっていて、どの考え方もわかるような、それでいてどれにも組みしたくないような、でも自分の考えは分からずといったような、小説のように

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    題材が題材なので堅苦しい雰囲気かと思ったが、それとは真逆のコミカルな雰囲気の作品。

    さまざまな思想が色分けされてわかりやすくされており、ライト層向けの思想小説だなと感じる。

    0
    2024年03月27日

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