名称未設定ファイル

名称未設定ファイル

880円 (税込)

4pt

SNS、クラウドソーシング、人工知能、フェイク・ニュース、管理・監視社会、電脳世界――
現実のリアルな事象をモチーフにした話から、近未来、超未来を舞台にした物語まで、
SF、ブラックジョーク、パスティーシュなど様々なジャンルを横断する短篇集。

小説デビュー作品『止まりだしたら走らない』が各所で話題となった
今注目の若手作家が鋭い分析力と想像力で紡いだ17篇。

言語学者の川添愛による解説も収録。

《目次》
01 猫を持ち上げるな
02 カステラ
03 この商品を買っている人が買っている商品を買っている人は
04 カスタマーサポート
05 天才小説家・北美山修介の秘密
06 紫色の洗面器
07 みちるちゃんの呪い
08 1日5分の操作で月収20万! 最強ブログ生成システムで稼いじゃおう
09 過程の医学
10 習字の授業
11 ピクニックの日
12 亀ヶ谷典久の動向を見守るスレpart2836
13 GIF FILE
14 有名人
15 最後の1日
16 同窓会
17 クラムゲートの封は切られる

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

名称未設定ファイル のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私たちそれぞれが持つ普通と、社会全体の普通。ここには大きな認識と感性の違いがあるなと考えさせられた。主人公の立ち位置から見える景色と、読者として数歩下がって見える景色の違いに驚嘆するばかりだ。

    0
    2024年06月26日

    Posted by ブクログ

    シンプルに面白い。令和版・星新一さんではないかと個人的には思う。平易で読みやすく、なのに深い。著者の真骨頂ではないか。

    0
    2024年01月15日

    Posted by ブクログ

    品田遊氏の作品を読むのは2回目。インターネット世界の危うさ、虚しさを巧みに描き出している。もしも星新一先生がネット社会を書いたらこうなるかも、と言ってしまうと乱暴であるとは思うが、読み終えた後その感想がまず浮かび上がってきた。『名称未設定ファイル』のタイトルどおり、各章がパソコンに格納されたファイル

    0
    2023年07月15日

    Posted by ブクログ

    良かった。
    2chのスレッドやAIの文章生成、SFなど色々。
    「最後の1日」が1番好きだった。多分ありがちな話だけど、こういうコミュニケーション不全の話が好き。
    「過程の医学」は、恐山の後の著作に通ずるものがある。

    0
    2022年11月16日

    購入済み

    これが「品田遊」

    退廃的で、それでいて創造的。
    自然に紛れた不自然。
    こんなにも心地良い不快があっていいものでしょうか。
    筆者が限りなく中立で、変な色気や飾り気を持たないことばでできているので、展開に身を委ねて読めます。
    星の数ほどある現代の小説の中で一際異彩を放つ品田遊の「世界」を是非お楽しみください。

    0
    2021年05月11日

    Posted by ブクログ

    品田遊による17編の短編。ネットやSNS、AIなどを題材にした作品集。
    ニヤリとするものからうっすら怖いものまでどれも面白く読めるんだけど
    皮肉だな大げさだなと思いつつ、いやこれもう「あるある」なのかも…
    SF好きな私は「クラムゲートの封は切られる」がお気に入り。

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    インターネット社会の複数面を切り取ったような短編集。 筆者は好きだが小説家としての実力は知らなかったため、不安半分であったが、なかなか斬新なアイデアに溢れた作品で、非常に楽しめた。

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    全体的にブラックユーモア漂う短編集。
    内容が良いのもそうなのだが、話毎に表現手法がガラッと変化したりする様は、「文字表現」というものへの挑戦といった印象を受けた。
    現代社会、とりわけインターネット社会ならではのストーリーであり表現だなと感じた。
    同作者の他の作品も読みたいと思える短編集だった。

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    日常にいるいる!という人や、こんな人いそう〜となる人がたくさん出てくるため読んでいて面白い。

    内容もさることながら解説も素晴らしかった。

    0
    2024年04月12日

    Posted by ブクログ

    ⚫︎受け取ったメッセージ
    ネット、SNS時代のブラックな短編17編。
    ダ・ヴィンチ・恐山さんの面白さが
    存分に発揮されている!



    ⚫︎あらすじ(本概要より転載)

    非凡な活躍を続けるダ・ヴィンチ・恐山こと品田遊がネット世界の虚無を抉り出す幻の名小説集、読者熱望の文庫化!

    「本作は、シャープな描

    0
    2023年11月19日

名称未設定ファイル の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

品田遊 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す