止まりだしたら走らない

止まりだしたら走らない

990円 (税込)

4pt

Twitter界のスタープレーヤーであり漫画家、大喜利界の星。
あの“ダ・ヴィンチ・恐山”が、“品田遊”名義で満を持して破格の小説家デビュー!

都心から武蔵野の台地を横切り東京を横断する中央線車内を舞台に、
さまざまなヒトたちの個人的な問題をあぶり出す連作短編集。
現代人の共感を呼ぶ、あの人の、私の、誰かの、車内事情。

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サラリーマンの憂鬱/無慈悲な改札/質問投稿サイトにテキトウに答える大学生/
人身事故/痴漢騒動/先輩営業マンと新人部下/車内飲食/
車中で仕事をする女性教師/ホームの向こう側とこちら側/いつもの往復/
車窓の風景/風変わりな恋...
...内向しすぎて破壊的!?中央線車内で起こる、24篇のドラマを収録。
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物語を伴走する、“error403”によるイラストにも瞠目必至!

東京駅から高尾駅まで、彼らを乗せて、中央線が行く―。

#品田遊=ダ・ヴィンチ・恐山とは?
2009年のtwitter黎明期から活動を開始し、笑いのツボを突く投稿が多くのお気に入り(fav)を獲得。
twitter以外でも、誰も今まで見たことがない謎の活動が話題になり、
全く素性を明かさないにも関わらず、フォロワーは6万5千人を突破している。
活動はインターネットにとどまらず、大喜利や紙芝居の大会にも出場。
「第4回ギャグ漫画家大喜利バトル!!」では『海月姫』で有名な東村アキコを退け優勝を果たした。
またマンガ製作ツール「コミPO!」を使用したマンガ家としても活動し、
「くーろんず」などの作品を世に送り出している。
今回、そんなダ・ヴィンチ・恐山が全く新しい名前“品田遊”で小説に挑戦する!
Twitterアカウント: @d_v_osorezan

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止まりだしたら走らない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年08月17日

    ダヴィンチ恐山の考え方が好き。
    愛しい屁理屈。
    本編に短編が挟まる構成おもしろい。
    子供の作文の話声出して笑った

    1

    Posted by ブクログ 2023年11月16日

    中央線の各駅を舞台にした小話と、電車に揺られながら他愛ない話をしつつある目的地へ向かう二人の学生の話が収録されています。

    普段電車に乗るときも、向いに座る人や横に立っている人は何かしら思考を巡らせている。そんな思考を少しのぞき見しちゃうような、今度電車に乗ったとき、人間観察、いや、妄想がしたくなっ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月07日

    ひたすらに面白い。"そういうのってあるあるwでもこれほど明確に認識はしてこなかった"というような、共感を伴う気づきのオンパレードだった。まるでアハ体験の快感の連射をとめどなくくらったようだ。ドーパミン出まくりである。脳が喜んでいるのを感じる。この斬新で愉快な屁理屈で構成されたスト...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月05日

    どこにでもいる人のどこにもない話。見たことはないけれど「いる」話ばかりで面白かった。「露出狂」と「春」がお気に入り。

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月10日

    中央線を介した群像劇。

    様々な角度からの登場人物の繊細な心理描写が目立ちます。

    読んだ後に爽やかな気持ちになりました。

    0

    Posted by ブクログ 2020年12月31日

    さすがダヴィンチ恐山と思わされる作品でした。
    いくつかの短編の間に本編(?)が挟んであって
    斬新なかんじでした。
    また、近所の本屋では在庫がありませんでしたが、すこし大きめな本屋に行くと在庫が残っていることが多いです。

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月13日

    作者の感性がとにかく光ってる。言われたら思い出して「そういうこともあったな」となるけど、言われなければ一生忘れていただろう学生時代の感覚みたいなものを鮮明に描写できるのはすごい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月15日

    中央線の中、頭の中の独白でほとんどが構成された小説。内向性に共感できる部分があって面白かったし、共感できなかった部分については興味深かった。たぶん再読する。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月27日

    短編?
    サクサク読める。それこそ、通勤や短時間の電車の中に読むのにいい。

    「タイムアタック」
    幼い頃の給食早食いの話から始まって、サラリーマンになっても、駅までタイムアタックに挑戦する主人公に笑えた。そういう人いるんだろうな。

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月25日

    中央線に乗る、2人の学生を縦糸に、各自の場所で生きる1人1人を横糸に織りなすオムニバス形式の小説。

    どの話にもオチや仕掛けが仕込まれていて、楽しいなと思った。品田遊さんが書く人たちの内面って、それぞれ全く違う魂を感じるので凄い。

    0

止まりだしたら走らない の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    コルク
  • ページ数
    248ページ
  • 電子版発売日
    2015年07月31日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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  • ・ブラウザビューア

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