作品一覧

  • トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~
    3.9
    1巻1,782円 (税込)
    衝撃の巨大自動車企業小説、ついに完結! 「99%が真実」という噂で書店から本が消えた!? 気鋭の経済記者が「覆面作家」となって、初めて書くことができた「世界一の自動車メーカー」禁断の真実。あまりに詳しすぎる内部情報や関係者しか知らない極秘ネタを小説に偽装したノンフィクションではないか……そう噂され、発売と同時にベストセラーとなった超問題作『トヨトミの野望』と続編『トヨトミの逆襲』。その「完結作」がついに発売!  世界中を襲った未曾有のパンデミックのなか、巨大自動車会社トヨトミも待ったなしのEV(電気自動車)シフト転換を迫られていた。しかし、販売ディーラーの相次ぐ「不正事件」や持ち株比率たった2%の創業家の「世襲問題」など暗雲が垂れ込める。カギを握るのは“トヨトミの母”と呼ばれる元女優の謎の老女。彼女がひた隠す「豊臣家の秘密」とは──。 「本書の内容のどこまでが事実でどこまでがフィクションなのか。これについて、巨大自動車企業に極めて近い経営者は99%が事実と私に言い切った」(夏野剛氏、『トヨトミの野望』文庫版解説より)綿密な取材をもとに描き、経済界を震撼させてきたトヨトミシリーズ。 その“衝撃のラスト”を見逃すな!
  • トヨトミの野望
    4.5
    1~2巻836~935円 (税込)
    経済界を震撼させた超問題作奇跡の文庫化。 「本書の内容のどこまでが事実でどこまでがフィクションなのか。  これについて、巨大自動車企業に極めて近い経営者は99%が事実と私に言い切った。一方で良識ある自動車業界担当の官僚は、まあ、半分くらいじゃないですかね、と口を濁す。名古屋界隈の書店から本書はすべて消えた、とか(中略)さまざまな噂が駆け巡るが、真実を知るものは本書の登場人物のモデルとされる人物だけだろうし、彼らが本書の真偽を語ることは絶対にないだろう。  本書は週刊誌ではないのだから、真偽のほどなどどうでもいい。フィクションと割り切って読むと、これほど面白い企業小説はない」(夏野剛氏による解説より)
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    創業家VS.左遷サラリーマン!日本の救世主は、ハズレ社員だった。気鋭の経済記者が覆面作家となって挑む日本最大のタブー「27兆円企業」に迫る!「失われた20年を、高度成長期並みに駆け、世界一となったあのトヨトミ自動車が潰れるときは、日本が終わるとき。日本経済最後の砦・巨大自動車企業の真実を伝えたいから、私は、ノンフィクションではなく、小説を書きました」(梶山三郎)

ユーザーレビュー

  • トヨトミの野望

    Posted by ブクログ

    経済、ビジネス系の小説で過去イチに面白かった。
    語彙や情景描写など、文章力がスゴい。
    出てくるキャラクターが分かりやすく、それぞれの視点からも楽しめる。

    0
    2025年08月25日
  • トヨトミの野望

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    企業の世襲制の在り方や、人事の在り方について考えさせられた。正直言って、他人事だからいいけど、自分がこの企業の一員として働きたいとはとても思えなかった。
    話の筋としてはおもしろかった。

    0
    2025年07月06日
  • トヨトミの逆襲

    Posted by ブクログ

    「今、読むべき一冊」だと思います。
    何故、孫正義は大統領就任式にトランプの隣に立てたのか?またトヨトミにとってその意味は?
    トランプ、孫正義、中国、情報セキュリティー、デファクトスタンダードからデジュールスタンダードへ、テスラ、グーグル等々、現在進行形で動いているであろう世界の裏の話しも伺えます。

    部長器と揶揄されなからも、血縁を理由に社長に就任した統一。圧倒的なテクノロジーを武器にしたIT企業に翻弄されながらもyesマンしか置かない統一はトヨトミ(≠トヨタ)を率いて世界と戦えるか。社長としての器を問われ、成長するストーリーを軸に終盤は男泣きのシーンもあります。最後に見せる統一の迫力ある薄ら

    0
    2025年05月24日
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

    Posted by ブクログ

    日本最強企業は日本一血筋の強いオーナー企業。
    本家血筋以外の社長は奉公人扱いされ、トヨトミ家と闘いながら剛腕社長が最強企業を築いていく内容は下手な小説以上に興奮します。現代にもこんなお家騒動はまだあるんですね。

    0
    2025年05月17日
  • トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~

    Posted by ブクログ

    前作から時間が遡ったところから話が始まり、後継者問題に焦点を当てた一作

    歳を重ねるごとに、凝り固まっていく経営者の苦悩がとても味わい深かったです。

    記者の視点が変わることで見えるもの違うのもこの作品の良さだと思いました

    クライマックスの爽やかな風が吹きそうな、記者の想いに触れるシーンを是非味わってほしいです!

    0
    2025年04月30日

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