【感想・ネタバレ】トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年02月19日

これがほぼ実話なら、トヨタが怖い。
あくまで小説と割り切れず、どこまで真実なんだと
ドキドキしながら読み切りました。
今後のEV戦争や人事に目が離せません。

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Posted by ブクログ 2024年02月13日

ニュースとか新聞をあまり読まないから、自動車業界でおきたアレコレ知らず、直近のアレコレまとめてゴシップつきで面白おかしく読めて楽しい。
シリーズ三作目で少し書き方変えたのか?ちょっと見方かわったかもな。コロナかを乗り切ろうとしたときの日経の書きっぷりはさすがにいじわるだし、どっちむいてんのとは思った...続きを読む
個人的に東アジアに住んでて、タクシーでトヨタありがとうと言われまくってるから見方がかわったのかもしれない。

途中までよんでの感想。

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Posted by ブクログ 2024年01月31日

2024年 10冊目
トヨトミシリーズ3部作のラスト
古き日本企業の組織文化が痛烈に描かれていて、日本のトップ企業がもしこの通りだったらと思うと将来が不安になった。
また今作から関西を拠点とする新たな企業が登場したが、これがまたいかにも実在しそうな話で、何事も引き際が肝心であることを改めて感じた。
...続きを読むトヨトミシリーズはこれで一旦終わりだが、今後は実在する企業の動向により注目したいと思う。

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Posted by ブクログ 2024年01月11日

虚と実のバランスが上手く取れてて、引き込まれる。事実なのか虚構なのか、弥次馬的な興味も加わり、一気読み。どんでん返しにはびっくりだけど、さもありなんと、なんか痛快な読後感。「今のクルマがオーバースペック」同感。家電も含めて。トヨトミ、また本の買い占めに走るのかなぁ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月22日

 『トヨトミの野望』『トヨトミの逆襲』に続く、トヨトミ・シリーズの完結編。『トヨトミの野望』は既に読三田にも紹介されていますが、知人からも「これ、すごいですよ」と紹介されたものです。今回も「いやぁ~、面白かった」ですが、誰が読んでも「トヨトミ=トヨタ」とわかります。帯には「99%実話の噂」とあります...続きを読むが、恐らくは実話。企業名・人物名は、容易に「ああ、あれね」とわかるよう面白いヒネリが入れてあります。

 『トヨトミの野望』はトヨトミ家の御曹司として将来の社長候補である豊臣統一が美人局にあい、それを柔道でならした当時の社長・武田鋼平(奥田碩?)が救い出すという話から始まります。その後のシリーズで、豊臣統一社長の米国公聴会やEV対応の遅れ、ワンマン経営、車検不正事件、豊臣統一から次の社長への交代劇など、これまでのトヨトミに関する裏話(ほぼ事実?)が満載です。現在、トヨトミ・グループで小型車を生産している会社で不正検査が話題になっていますが、なぜこうした事態が起こったのか、この本を読むと容易に理解できます。

 豊臣統一は米国で働いていた際に、メディアの重要性に気づき、多額の広告費をメディアに投入。一方で、自社に都合の悪い記事を書くメディア・記者を「出禁」にして広告費も投入しないなどメディアを統制。メディア側も頼みの資金源が削減されると困るので、トヨトミに好意的な記事ばかりを書き、世間はトヨトミを礼讃。しかし、これを読むとトヨトミも普通の会社、というかトヨトミ家の完全独裁企業です。

 著者は覆面作家で身元不詳。恐らく、日商新聞(日経新聞?)の記者で、記事にできずに溜まった情報を一気に吐き出したという印象です。ただ、週刊誌的な話題かというとそうでもなく、車検制度やEVの現状、メディアの内情やなぜ中国からEV発となったのかなど、いまの社会動向を理解するのに最適な本とも言えます。自動車関係者ではなくとも、一読を薦めたい一冊です。

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Posted by ブクログ 2024年05月05日

昨今の自動車業界がよくわかる一冊。登場人物も肉付けがしっかりされていて、でも良い人にももちろん悪い面もあり... まぁ、豊臣統一さんは徹底的にダメ人間に描かれていますが。世襲がどうなるかと思ったけれど、希望の持てる終わり方でよかった。でもトヨタには頑張って日本経済を牽引してもらいたいなぁ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月12日

シリーズ3作目

サクサクって楽しく読めるけど、だんだんとつまらなくなってく&相当フィクション入ってね?というのは、やむを得ないか?
今回は二デックの永守の話もだいぶ多い上に、倒れるとこまで行ってるし、トヨトミ昭夫の子どもの話って、ぉこまでホント?

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Posted by ブクログ 2024年03月10日

「野望」「逆襲」に比べ現実味が薄れ小説らしくなっているが、どこまで真実なのだろうか。本当に99%実話なのだとすれば相当に根が深く、日本のEVどころか産業界全体にも影響が大きい。事実であるならこの会社の車には乗ってはいけないと思うが、小説として楽しめたと思うことにし、この本を前提にモデルとなったあの会...続きを読む社を見ることはよそうと思う。

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Posted by ブクログ 2024年02月17日

どこまでが現実でどこまでが虚構なのか読んでいたら分からなくなってきた。
シリーズ3作目で小説らしくなったけど逆に個性が無くなったように自分は思える。
次はあるのかな。

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Posted by ブクログ 2024年01月18日

実話では誰かを当てはめるようにして読むと面白い。会社の内部事情が事細かに書いてあって、トヨタ自動車とニデックに勤めている人は必修だと思う。
フィクションなのかノンフィクションなのか次第にわからなくなってしまうほど。就活生にもおすすめ。

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Posted by ブクログ 2024年03月04日

話そのものは面白いんだけど
三部作として見ると、前作との違いに戸惑ってしまう
織田電子の存在も謎だし、途中で出てきた官僚の人もどうなったか明確じゃないし
消化不良の感じはあるが、次回作出ても更に散らかるだけな気もする

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Posted by ブクログ 2024年01月17日

週刊文春かな、いやそれ以上だね、という感じのあることないこと加減。
元々、実在しない名称の組織と個人ではあるので、あることないこと、といってもあれだけど。
最後は永守さん?を引退させちゃうし、展開にもムリというか、絵空事感が強くなってあんまり面白くもなくなるけど、ああいう変な終わり方にすることで、ト...続きを読むヨ◯さんにエクスキューズしているのかなぁとも思った。
組織が人をどう遇するか。
いろんな、運、不条理があるよね、というか基本それかなと思いました。

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