バリ山行

バリ山行

1,672円 (税込)

8pt

第171回芥川賞受賞作。

古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る目的の気楽な活動をするようになっていたが、職人気質で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿があえて登山路を外れる難易度の高い登山「バリ山行」をしていることを知ると……。

「山は遊びですよ。遊びで死んだら意味ないじゃないですか! 本物の危機は山じゃないですよ。街ですよ! 生活ですよ。妻鹿さんはそれから逃げてるだけじゃないですか!」(本文より抜粋)

会社も人生も山あり谷あり、バリの達人と危険な道行き。圧倒的生の実感を求め、山と人生を重ねて瞑走する純文山岳小説。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • タイトル
    バリ山行
  • タイトルID
    1622337
  • ページ数
    160ページ
  • 電子版発売日
    2024年07月25日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

閲覧環境

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バリ山行 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ⚫︎受け取ったメッセージ
    安定した道を選ぶことは、本当に安全か?
    危ない道を選ぶことは、ただ無謀なだけなのか。

    ⚫︎感想
    会社の方向転換とバリ山行が並行構造になっていて、登山が仕事や人生のメタファーになっている。安定した道だと思えても、思わぬ出来事や責任が発生したり、バリ山行のような命懸けの道に生

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    「山を登る話」だと思って読み始めたら、全然違った。
    派手な展開があるわけではないのに、ページをめくるたびに心が少しずつざわつく。山そのものよりも、人が抱える孤独や執着、社会の中で生きる息苦しさがじわじわと浮かび上がってくる。
    タイトルの「バリ山行」が最後には単なる登山用語ではなく、生き方そのものを象

    0
    2026年06月26日

    Posted by ブクログ

    本物の恐怖は山にある、街にある恐怖は人間が想像で作り出しているものに過ぎない。山に入ってリアルな孤独、枠組みを外れてみたくなるんだな。バリ山行。
    上出遼平の歩山録にも描かれていたけど。山は死と隣り合わせで、ある種そういうヒリヒリ感とか魅力がやっぱりあるんだろうな。予測不能感。かなり体力的にも、きつい

    0
    2026年06月23日

    Posted by ブクログ

    バリ山行と言う言葉を初めて知りました。中小企業に勤める主人公たちの日常の仕事に纏わる悩みや不安と、登山で体験できる非日常が上手く描かれていて、面白かったです。
    ただ、仕事の辛さを忘れたくて現実逃避的に読書をしたい派なので、日常の仕事の辛さを突きつけられてしんどかったです笑。

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

    読みやすい。
    僕も山登りは好きでしたが、そんな生半可なものじゃなかったので、なんだか恥ずかしいです。
    最後らへんは妻鹿さんへのラブレターみたいで切なさがまた良い味でした。

    0
    2026年05月01日

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ芥川賞受賞作のイメージと違って、わかりやすくて面白かった。

    バリ山行シーンは、自然の描写が素晴らしい。没入感があり、自分もメガさんと一緒にバリエーションルートを歩いているような臨場感と高揚感があった。

    ​藪漕ぎを楽しむメガさんの姿が『クレイジージャーニー』アドベンチャーレースの田中正

    0
    2026年04月29日

    Posted by ブクログ

    山に登った事が無いのに、山の小説が大好き。そんな私が最近山登りをはじめた。そして、この小説に出会ってしまった!自分の会社での立場を投影したり、新しい山登りの感覚を覚えたり、完全に私の人生に大きな影響を与えた1冊となった。面白かった!ドキドキした!ワクワクした!しんみりした!げんなりした!最後は、かぜ

    0
    2026年04月10日

    Posted by ブクログ

    自身も建築に身を置きながら山にも登る人間として、これほど五感に迫り、共感で胸が熱くなった。

    道なき道を行く「バリ山行」に憑りつかれた職場の先輩・妻鹿(メガ)さん。周囲からは変人扱いされているが、他人の目に縛られず、自分の思う道をただ突き進む不器用な生き様に強烈に惹かれた。仕事においても経験に裏打ち

    0
    2026年03月22日

    匿名

    購入済み

    タイトルの意外性

    タイトルの意味がわからないまま読み進んでいく。
    途中でバリはバリ島ではないことがわかる。登山の話だったのだ。
    山の中の自然の描写、主人公を取り巻く環境、そして心の移り変わりが丁寧に描かれていて一気読みした。

    #ドキドキハラハラ #深い

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    会社の仲間との楽しい登山から始まり、わくわく、共感しながら読んでいたら谷底に落とされるような展開。

    仕事も人生も見えやすいルートに従っていることが正しいように見えがちで、そこから外れる道もあるというシンプルな二項対立を纏いつつ、山道がこれまでの人々が作ってきた道であるように、そこあるのは線ではなく

    0
    2026年06月14日

バリ山行 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • タイトル
    バリ山行
  • タイトルID
    1622337
  • ページ数
    160ページ
  • 電子版発売日
    2024年07月25日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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