バリ山行

バリ山行

小説・文芸
1,760円 (税込)

8pt

第171回芥川賞受賞作。

古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る目的の気楽な活動をするようになっていたが、職人気質で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿があえて登山路を外れる難易度の高い登山「バリ山行」をしていることを知ると……。

「山は遊びですよ。遊びで死んだら意味ないじゃないですか! 本物の危機は山じゃないですよ。街ですよ! 生活ですよ。妻鹿さんはそれから逃げてるだけじゃないですか!」(本文より抜粋)

会社も人生も山あり谷あり、バリの達人と危険な道行き。圧倒的生の実感を求め、山と人生を重ねて瞑走する純文山岳小説。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    バリ山行
  • タイトルID
    :
    1622337
  • ページ数
    :
    160ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年07月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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バリ山行 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    NHKのラジオ
    山カフェで紹介していた
    神戸が好きな街なので興味がわいた
    山登りの話かな〜と思ったが主人公の仕事が同じ業種、業界だったので親近感がもてた
    妻鹿さんのスピンオフ、外伝を楽しみにしている

    0
    2026年10月30日

    Posted by ブクログ

    実際山に行く身としては、山の怖さをしれば知るほど、バリ山行は無理かな、と思う気持ちはあるものの、山登り、山遊び、山に収穫、果ては山岳信仰。懲りずに何故山に行く?と聞かれると、、誰も知らない自分だけの楽しみ方があり、唯一無二の場所、その得体のしれない安心感や冒険心で山に行きたくなる気持ちはわかります。
    非日常的なバリ山行の自然的描写も素晴らしく、家族もいて会社員として働く日常的な生活を対比させながら、現代社会の生きづらさを上手く文章にした作者に脱帽です。
    読んでよかった〜!

    0
    2026年09月30日

    Posted by ブクログ

    芥川賞受賞作ということで普遍的に理解される評価がついた著作なのかなと思って読みましたが、この作品の細部は山をやらない人には分からないな、と予想とは逆の感想を持ちました。それでも評価されているのは、社会への閉塞感や葛藤というみんなが持っている心の声が主人公を通して鮮やかに聞こえるからだと思います。

    0
    2026年09月16日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    現実を忘れて没頭した。
    文章がすごい。山の感じや会社の感じがわかりやすく描写されていて、比喩などもあるんだけれど技巧を感じさせない、わざとらしさがなく、すらすら入ってくる感じ。
    山登りのことはよく知らないけれど、目の前に山を感じた。
    あと、妻のことは、私のことをよく見て、よく理解している人として描かれている。妻は主張はちゃんとするけれども、私に対して無関心なわけではなくちゃんとコミュニケーションをとろうとしていて、実際にありそうな夫婦の感じが描かれているなと思った。

    0
    2026年08月21日

    Posted by ブクログ

    まさに圧倒的な「生」の実感

    生命の危機の前では日々の悩みもちっぽけに感じるっていうのは本当にそうなんだろうな。そこに魅了される気持ちもわかる気がした

    バリ山行とまでは行かないけど、自分もたまには自然に包まれて一体化しに行こうかな!

    0
    2026年07月16日

    匿名

    購入済み

    タイトルの意外性

    タイトルの意味がわからないまま読み進んでいく。
    途中でバリはバリ島ではないことがわかる。登山の話だったのだ。
    山の中の自然の描写、主人公を取り巻く環境、そして心の移り変わりが丁寧に描かれていて一気読みした。

    #ドキドキハラハラ #深い

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    中途入社で入った建設会社で、ほんのり浮いていることを自覚していた波多。社内でできた登山部に参加することでなんとか馴染もうとしていた。
    そんな中、社内の誰ともつるまずにひとり飄々としていた妻鹿が珍しく登山部に参加し、彼がバリエーション山行と呼ばれる登山に勤しんでいることを知る。
    それは一部の一般の登山をしている人たちからは忌み嫌われる、登山道を外れた山行だった。

    波多が最初に登った六甲山のルートが、かつて1度だけ行った登山とまったく同じルートだったので、その景色を思い出しながら読み進めた。
    そして、波多の働く業界が今働いている業界と近しく、やたらと身近に空気感を感じながらの読書となった。

    自分の頭で考え、自分の足で切り開く、それがいいんだよ。

    0
    2026年10月31日

    Posted by ブクログ

    初山岳小説。面白かった。
    読みやすかったし、山の魅力も伝わってきた。怖さも。バリ山行というものがあることも初耳で興味深い。そして松浦さんのスタンスもとてもよくわかる。
    仕事の世界と山の世界の対比も良くて、妻鹿さんの計り知れなさも怖いような憧れるようなそんな人物像が上手いなあって思いました。
    妻鹿さんのその後の仕事が上手くいっているといいなあ。
    登山をしたくなりました。もちろんバリ山行ではなく、観光登山。
    しかし本作のテーマとは外れるものの、主人公は妻の家事育児ワンオペ具合をどうにかした方が良いぞ。それに対してあまり感謝している感が出ていないのも相当問題であるぞ。せめて育休中の設定にしておけばよかったのにね?

    0
    2026年10月30日

    Posted by ブクログ

    バリ山行って?
    山歩きには興味があったので手にとった。
    バリエーション山行って事だった!道なき道を掻き分けてすすむ登山。 社会で生きていくなかでの不満や悩み、辛さそれらをひと時忘れられる山行って私も大切だと感じます。そういう自分を見つめられる時間って人にはひとつ無ければ駄目な気がします。

    0
    2026年10月22日

    Posted by ブクログ

    妻鹿さんが最後に言った言葉は何だったのか、とても気になりました。いつか山で再会して(謝って、笑)ほしいです。

    0
    2026年10月11日

バリ山行 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    バリ山行
  • タイトルID
    :
    1622337
  • ページ数
    :
    160ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年07月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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