石井光太の一覧
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プロフィール
- 作者名:石井光太(イシイコウタ)
- 性別:男性
- 生年月日:1977年
- 出身地:日本 / 東京都
- 職業:作家
日本大学藝術学部文芸学科卒。2005年『物乞う仏陀』でデビュー。東日本大震災を題材にした『遺体-震災、津波の果てに』が第18回 「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」で「震災・原発報道特別賞」受賞、2013年に映画化。その他作品に『世界の美しさをひとつでも多くみつけたい』、『ぼくたちは なぜ、学校へ行くのか』などがある。
配信予定・最新刊
作品一覧
2023/03/25更新
ユーザーレビュー
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涙なくしては読めない、
命の重さ、尊さについて考えさせられる。
正しさとはなにか?
正義の反対はもう一つの正義
という言葉を思い出した。
正しいことをするという
主人公の医師の想い。
いろいろな立場の人がいる中で
何が正しいと言い切れるのだろうか。
望まぬ妊娠をした女性、
生まれてくる子ども、
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冒頭、小学校の授業。「ごんぎつね」でお母さんが死んでしまった後に葬儀の準備で、何かを煮てる。何を煮てるか尋ねると、かなりの数の子が母親の遺体を煮てると答える、という衝撃的な始まり方。
日本の子供たちの国語力が下がっているという事を証明しつつ、その原因は何かを、学校なのか家庭なのかネットなのか論じつ...続きを読むPosted by ブクログ -
良書。暗澹たる気持ちになった。
16歳向けということで平易にかつ網羅的に書かれていて、教育レベルに関わらず読みきれる本というのも良い。
この本を手に取る"階層"にいる若者にとって、学歴と職業、貧困の再生産と格差の拡大、ジェンダー問題あたりまでは容易に想像がつくと思う。いわゆる、自分ごととして捉えや...続きを読むPosted by ブクログ -
東京大空襲によるどれだけの人の人生が変わったか、この本を読むまで考えたことがなかった。
学校の授業でも映画でも原爆に焦点を当てることが多い中、浮浪児の話はあまり知られていないのではないだろうか。
これを感じさせないぐらい、東京の発展と当時の人のがむしゃらさはすごかった、ということを物語っていると...続きを読むPosted by ブクログ