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Posted by ブクログ 2020年06月30日
震災直後の岩手県釜石市の遺体安置所で様々な形で遺体と向き合った人々の記録。
これほど読みながら胸が苦しくなるのは初めてかもしれない。途中で読むのをやめようかと思ったが、使命感のような気持ちで読み終えた。
事実のみが淡々と綴られている。だからこそいかに壮絶な現場だったのかが伝わってくる。登場する人物は...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月06日
新型コロナが世界的に流行してるせいか、生死について考える時間も多くなり、長く積読していたこの本をようやく手に取ることが出来ました。
釜石市の遺体安置所で、震災当初から奮闘していただいた様々な方々を時系列に、そしてリレー形式で書かれているので、非常に読みやすい本ではありました。
私自身、母親である...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月28日
本書は、2011年3月に発生した東日本大震災において大きな被害を受けた、釜石市の遺体安置所を舞台にしたルポ。あの日奪われた統計学的な数の命と、この世に残されたおびただしい数の遺体。それらは大きな混乱と悲しみの中で、被災者自身の手によって供養され、葬られた。このことは、大手メディアによって詳しく報道さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月24日
東日本大震災でたくさんの方が津波被害で亡くなられたが、どのように発見され、身元特定され、火葬まで至ったのか。未曾有の災害で町のあちこちに遺体が散見し、市井の一般人が「遺体が至る所に転がっている」光景を目にするのは先の大戦以降なかったという。
遺体安置所のキャパの問題、遺族の心のケア、混乱の中で誰が...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月20日
テレビや新聞だけでは詳しく知ることができない釜石の方達の最期を知ることができました。
遺体に触れるには、正直なところある程度の覚悟や心の準備がいると思うのです。
ただ、あの震災の場では、それらを用意する間もなかったことがよくわかりました。
人の死はたいがい突然やって来るのですが、あまりにも多過ぎ...続きを読む
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