教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち 1巻

石井光太 / 鈴木マサカズ / ワダユウキ

教育ジャーナリスト・石橋大地が代表を務める「エデュケーション企画」。ここでは教育関係のメディア企画などを行っており、教育の名のもとに行われる違法な虐待行為「教育虐待」にまつわる問題も扱っている。過熱する中学受験ブームの影響により、石橋のもとには様々な相談が寄せられ――。巻末には原作・石井光太氏による書き下ろしコラムを特別収録！

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 新潮社
• 掲載誌・レーベル: コミックバンチKai
• 電子版発売日: 2024年08月07日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 69MB

[ブクログ · ★★★★★]

自分の親（特に父親）は、教育熱心でまさにこの漫画に出てくるような親でした。
第3話の冒頭に「教育虐待を受けた子どもは反抗期がない」というワードがあり、自分も親の言いなりで反抗期が一切なかった為、30代半ばになって「もしかして教育虐待を受けてたのかな？」と考えさせられました。

近しい境遇を歩んだ人でなければ、エンタメとして読み進められるかと思いますが、自分にとっては一コマ一コマに対する自己投影と、「当時よく潰れずに頑張れたな」と何とも言えない感情に陥りました。興味深い漫画でした。

（ちなみに、自分は親に恨みもなく、むしろ感謝しかないです笑）