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Posted by ブクログ 2021年08月29日
貧困や飢餓、ストリートチルドレン、少年兵、性犯罪、エイズ。
漠然と大変な問題という認識はあったが、こんなにも悲惨な事だったとは。
改めて自分が如何に満たされた生活をしているのかを認識し、何が出来るのかを考えさせられる本でした。
著者が現地で聞いた話がリアルに書かれており、ショッキングな内容が多い。...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月13日
[2014.11]貧困の中で生きる人たちについて複数の視点からまとめられている。児童労働、教育、児童結婚、ストリートチルドレン、子ども兵、エイズといったそれぞれの現状とそれが起きている背景にある要因について、著者が現地で取材した具体的な内容を元に書かれている。
1つの問題を解決しようと考えても、連鎖...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月16日
統計や、単純理論に終結させる
マスメディア式発想では、
決して自分に落とし込めない世界の実情…
寄付はしているけど何もできていない気がする自分へ、
もう一度〆の言葉。
みなさんのなかには、そのどうしようもない現実を目にして
途方に暮れる方もいたかもしれません。
しかし、あなたは世界の大問題をな...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月16日
今まで石井さんが取材してきた貧困国のまとめのような一冊。
ユニセフなどの国際機関がが発表している統計上の数字も見せながら、数字だけでは見えてこない一人一人の生活の一部を教えてくれます。
例えば、世界では飢えている人々は約10億人いるといわれていて、途上国で死ぬ5歳未満の子供の3人に1人は栄養不良...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月03日
アフリカで生じていることは何となく知っているつもりだった。しかし、実は何も知らなかったことをこの本で思い知らされた。
つぶさに足を運んでの取材に頭が下がる。そして、様々な環境に置かれた一人ひとりの存在を受容する筆者のスタンスに学ぶものが多々あった。
難しい理論を説明するのではなく、一人ひとりの迫ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月24日
世界の貧困の現場を教えてくれているので示唆に富む。例えば児童労働を禁止すれば家族を養えなくなった子供たちはアンダーグラウンドでもっと劣悪な環境で働かねばならなくなったり。それは児童結婚や売春や貧困ループの助け合いなんかでも背景には色んな要因が絡んでおり、そういった点も考慮して考えねばならないんだろう...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月05日
石井光太さんの本は、どんなに疲れているときでも読み始めたら止まらない、背筋が伸びる。
「教養」という言葉が、普段使っている意味と異なる意味を持って使われている。
普段「教養がある」と聞けばそれは詩学を嗜み歴史に精通し音楽や芸術に造詣が深い・・・というイメージになるけど、この本では日常生活で人とコミ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月30日
この作者の持つ視点の低さには毎度のことながら驚かされます。この本もまた、場合によっては自分の世界を根底から覆される恐れがありますので、お読みになるときにはその点をよくご理解いただけるとありがたいです。
性懲りもなく石井光太さんのルポルタージュばかりを読んでいる自分がおります。この人の本は、ムチャク...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月19日
餓死現場で生きる人たちが直面している様々な問題と、問題が起こる背景を実体験に基づいて語ったもの。
児童労働や売春などは先進国の価値観では許されるものではない一方で、彼らにとって家族が食べていく為の最後の手段だったり、貧困から抜け出せる手段だとしたら、我々はこれらの行為を安易に非難すべきであろうか。単...続きを読む
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