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いまいちばんのっているノンフィクション作家、石井光太氏がアジアの貧困地域を歩き撮りためた衝撃的な写真たち。秘蔵の数千点の中から厳選し、短めの物語を添えた著者初のフォトエッセイ集です。これまで著者がノンフィクション作品で書いてきた様々な地域の真実の姿が、ついにあらわに。写真だけでは伝わらない、貧困地域のむき出しの物語はショートエッセイで。
Posted by ブクログ 2017年01月21日
とにかくショックな一冊だった
目をそむけたくなるような写真が多く
でもこれがまだまだこの世界の現実なのだ
豊かな国はほんの一握り
ゴミ溜めの中で生きる子どもたち
自分の目をつぶされ、腕を切断され物乞いさせられる子どもたち
歩けないので自分の汚物で垂れ流しの台車の上でくらす老婆
売春をする...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月03日
圧倒される。
世界には、こんなにも過酷な姿がある。
「貧しい人たちもいる」とか「大変な目にあっている人たちがいる」とか、言葉にすれば平坦になってしまう。
この本に収められている世界の姿は、そんな平坦な表現・想像を簡単に吹き飛ばす。
「自分に何ができるんだろう」なんて考えられないほど、ただただ腹を抉る...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月23日
凄まじい。表現し難い衝撃だ。
眼を背けたくなる光景。それが日常に溶け込んでいる事実。紛争や飢饉という非日常ではない。日常である。同じ空間に悲惨さが横たわっているのさえ忘れさせる微笑ましい写真もある。アジア特有のまとわりつく埃っぽい空気感とともに、数々の事実を切り取った写真の価値は高い。
石井氏が...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月21日
知らないふりをしてしまいたい現実がまざまざと見せつけられる。餓死より酷い生活がある発展途上国の裏側。涙が出た。恵まれている日本人に罪があるわけでははない。どうしようもない。けど、誰もが諦めて無視していたら、だれも救われない。自分以外。平等なんてあるわけがない。でも。自分だけがのうのうと甘い汁を吸い続...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月23日
電車の中で読もうと本書を開いたけど、そこにはあまりに衝撃的な写真が多数が掲載されており、本を閉じた。
家で改めて読んだのだけど、まさに地を這う人々が生活していた。憐れみを増すため、ワザと身体の一部を切断し、砂を塗りつけ化膿させる子供。蛆や虫が入っていても気にせず残飯を食べる少年。数十円で春を売る障害...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月31日
いいタイトルだ。
ページをめくるたびにぎょっとした。
普通は写さない、写しても大きなメディアでは報じないようなシーンがたくさんある。
死んだ人、死にそうな人、汚いもの、美しくない障害、とりかえしのつかない怪我、薬物。
たとえば負傷したストリートチルドレンの写真。
上半身裸で頭に路上に横たわり、巻...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月10日
アフガニスタンやインドや東アフリカなどのストリートや貧民窟で暮らす少年少女や障害者や物乞いなどのルポ。
一日の稼ぎをよくするために病気や怪我を治療しないで物乞いをし続けるとか、写真がまた結構な衝撃で。
made in JAPANと書かれたペン型の銃とか(もちろん日本製ではないけど)不発弾を集めて...続きを読む
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