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Posted by ブクログ
とにかくショックな一冊だった
目をそむけたくなるような写真が多く
でもこれがまだまだこの世界の現実なのだ
豊かな国はほんの一握り
ゴミ溜めの中で生きる子どもたち
自分の目をつぶされ、腕を切断され物乞いさせられる子どもたち
歩けないので自分の汚物で垂れ流しの台車の上でくらす老婆
売春をする幼い少女達
貧しい世界ではいつも犠牲は子どもたちか
ひ弱な老人たち
でも彼らの目は意外なほど力強い
そんな生活の中でも、しっかりプライドを持って生きている
生きるエネルギーが伝わってきて
豊かな世界にいる自分の方がひ弱な気がしてしまうのはなぜだろうか
作者の石井光太さんは本当にすごい!!
目を覆わず勇気をもってシャッターをきる。
ありのままを伝えることに命を燃やしている
それはこの残酷な現実をたくさんの人に知ってもらいたいという気持ちからだ
世界の現実を直視せよ!!
彼のメッセージに、今の自分に何かできることがあるのかを考えさせられた
Posted by ブクログ
凄まじい。表現し難い衝撃だ。
眼を背けたくなる光景。それが日常に溶け込んでいる事実。紛争や飢饉という非日常ではない。日常である。同じ空間に悲惨さが横たわっているのさえ忘れさせる微笑ましい写真もある。アジア特有のまとわりつく埃っぽい空気感とともに、数々の事実を切り取った写真の価値は高い。
石井氏が自ら語るように、自分の弱さを痛感しながらも使命感から貧民窟を訪問し、写真を取り、文章へ興す。初海外がアフガニスタンというツッコミどころはあるものの、冒頭で語られる少女とのエピソードは彼の強烈な原体験になっている。偽善ではなく問題提起。本書の意義は十分果たしている。
Posted by ブクログ
電車の中で読もうと本書を開いたけど、そこにはあまりに衝撃的な写真が多数が掲載されており、本を閉じた。
家で改めて読んだのだけど、まさに地を這う人々が生活していた。憐れみを増すため、ワザと身体の一部を切断し、砂を塗りつけ化膿させる子供。蛆や虫が入っていても気にせず残飯を食べる少年。数十円で春を売る障害を持った女。ものを拾って稼いだ僅かな金を現実逃避のためシンナーにつぎ込むストリートチルドレン。
世界は思っているより貧しく、安定していない。ここでは命の価値が明らかに異なる。しかし、あくまで異なるのは他人の命の価値。泥をすすって、残飯を食べて、身体を売ってまで生きようとする彼らは自分の命を我々より価値があるものと思っているんだろう。じゃなきゃとっくに自ら命を絶っちゃうよ。なぜそこまでして生きるのか?と思うのだけど、『生まれたから』というのが答えなのじゃないかなと思う。単純だけど人間の根源はそこなんだろう。生まれたから、生を全うする。あたり前のことだけど気付かされました。
あまりに僕らの世界と異なり、生々しく、時にはグロテスクなので、直視するのは困難だけど、これは『今』の世界。自分のいる世界と家族の安定に感謝しながらも支援ができないかを考える。しかし、支援の対象があまりに広大で、どこから何から手を付けていいかわからない。単発の支援では意味が無い。無理なく継続的に確実に支援できる方法はなんだ??
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