虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか

虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか

ビジネス・実用
858円 (税込)

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4.4

罪を犯した少年たちは、いかにして心が壊れたのか。矯正教育ではどんな取り組みが行われているか。虐待を受けた少年たちの病理と矯正教育の最前線を追った著者渾心のルポ。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会問題
  • 出版社
    :
    平凡社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    平凡社新書
  • タイトル
    :
    虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか
  • タイトルID
    :
    614922
  • ページ数
    :
    392ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年05月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    少年院などを実際に取材しているので勉強になる。
    生育した環境が人格形成に大きく影響しているのだと思う。
    周りの支援があれば、少しは生きやすい世の中になるのかも。
    自分も含めて、正しい知識を持てるようになりたい。

    0
    2022年08月28日

    Posted by ブクログ

    非行少年少女の置かれている「厳しい現状」を更生施設や更生過程にある少年少女(元を含む)への取材も交えながらつまびらかにする一冊。

    「厳しい現状」には親からの虐待のようなものから、友人・社会環境の悪さ、本人の能力的な問題、そしてなにより手を尽くしても「そうそう簡単に更生はできない」という現実、そんな多岐にわたる「厳しさ」が明らかにされる。
    そして「加害者の被害者的側面」だけではなく、厚生施設側の立場、そして「そんな加害者の被害者家族」の思いなど、いろいろな立場から見た「加害者」の見られ方も取り上げる。

    こういう問題を扱い本の中ではかなり救いのない方の一冊。でも、だからこそ納得する部分は多かった。更生してほしいと誰だって願うけど、それをきれいごとだけでやすやすとできるような言い方をしつつその実装のお粗末さに落胆するよりは、こういう厳しさを指摘する本の方が信頼ができる、個人的にはそう感じた。

    少年院などの「誘惑のない場所」でいくら更生しても誘惑のある社会に戻ってそれが続くとは限らない。そして加害者を積極的に受け入れることを社会に求めるのも難しいし、そんな加害者を受け入れることは被害者にとっての苦痛になる側面もまたある。

    そういう現状を踏まえた上で、この本では最後に「更生した人が運営する更生施設」を紹介する。
    非行少年少女も、そうでない少年少女も、大人だって「自分を受け入れてくれる同類」を本音では求めている。それが「厳しい現状にいる少年少女」と「まっとうな世界で暮らしている人」を分け隔てる原因になり、それが非行少年少女の更生を妨げている部分はある。
    「更生した人」にとっても、決して「まっとうな人」が暮らす社会は居心地のいいものとは限らない。場合によっては「更生しようとしている人」の方が親近感がある場合もある。一つの有効な解決法なんだろうな、と。


    「ワル」に限って群れるのは、ワルいことをしたいというより、ワルいことの方がイイことより誰にでもできるから群れるための敷居が低いから。
    「したくてワルやってるわけではない」という「厳しい現状」は…犯罪に走るかはさておき、わりと見かける事例。自分自身考え直す部分があった半面…やっぱり難しいよな、というのが本音なのかもしれない。

    0
    2021年02月17日

    Posted by ブクログ

    石井氏の書籍はいずれも取材が丁寧だ。少年犯罪の被害者家族・加害者そしてその治療環境をバランス良く問題提起まで含めて記してある。

    矯正施設を出所した後の居場所作りをどうやって作っていくか? そこが一番の問題になるんだろうけれど、そのヒントとなる部分にも触れてある。

    読むと思わず重い溜息が漏れるほどに絶望的な内容が満載なのだけれど、これが現実なのだろう。

    0
    2019年12月01日

    Posted by ブクログ

    子を持つひとりの親としては、加害者の背景を少しは理解できつつも、許すことはできないと思う。
    一方で、ひとりの人間として、加害者本人ではどうしようもなく事件を起こしてしまった場合もあり、加害者本人に罪を負わせたところで解決するものではないと理解した。

    本書は、事件の加害者、被害者、加害者の更生に関わる人々、それぞれの側から背景や心情、取り組みが、とてもとても丁寧に書かれている。

    本書で、加害者が更生期間を終えて戻ってきたとき、受け入れる側が受け入れなければ、また同じことの繰り返しになってしまうため、受け入れる必要はある。一方で、その対応が被害者の家族を苦しめる、という記述がある。
    せめて加害者が別の町で暮らせられればと思うのだけれど、それも難しいのだろう。少なくとも被害者の家族を苦しめないようにしたい。

    そしてなにより、心無い言動で被害者の家族を悲しませないようにすることは、肝に銘じたい。

    0
    2019年10月14日

    Posted by ブクログ

    中には今まで見聞きした事もないような壮絶な虐待経験やドラッグ中毒も紹介されており、そんな彼らが犯罪者になる構図も分かりやすく書かれていた。
    また被害者にならないためには彼らの事をよく知り可能な限り近づかないに限ると改めて思う。

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    またしても、少年たちの犯罪のルポを読ませてもらった。問題が複合的すぎて、どうしていいのか、途方に暮れる。少なくとも、少年たちをきちんと更生させることが、社会にとって良いことに決まってる。そのための方策にもっと力を尽くすべきだと思う。法務大臣はつまらない役職なんていう前に、そういうことももっと考えるべきだと思うなぁ。

    0
    2022年12月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    凶悪な事件を起こす位なら、虐待されて死んでしまった方が酷い目にあう被害者を出さずに済んだので、その方がいいんじゃないかって思わされる程の衝撃的な内容だった。
    特に兵庫県高一リンチ殺人事件は、そう思わざるを得ない気持ちになるくらい気分害する事件だった。読んでても加害者達の更生の価値なし。
    親は選べないし、その親から生まれたという事実も変えられない。どうにもならない。中途半端な感情なら誰も助けることが出来ない、それが現実と突きつけられた虚無感の1冊

    0
    2021年03月05日

虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか の詳細情報

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    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会問題
  • 出版社
    :
    平凡社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    平凡社新書
  • タイトル
    :
    虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか
  • タイトルID
    :
    614922
  • ページ数
    :
    392ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年05月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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