石井光太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレテレビの素人インタビューを見ていて、若い世代のコミュニケーション能力の低下を感じることがあり、ふとこの本を思い出してあらためて読んでみた。「やばい」「えぐい」など特定の語彙しか出てこず、他人と複雑なコミュニケーションがとれない、助詞・助動詞などを適切に使えず文章を書いたり読んだりできないという人は結構増えているのではないか。まずは家庭、そこに学校を含めた家庭外のつながりの中で国語力を養える体制をつくる必要。生まれる家庭によって大きな差がつかない(というよりは、家庭環境に恵まれなかった子も最低限の力をつけられる)体制が必要だと感じる。国語力再生のための取組は、コスパが重視されるこの時代にこそその意義を考えさせられるものだった。
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Posted by ブクログ
本当に?って思う事例がたくさんあり、面白く読めた一方で、とても考えさせられた。
核家族化や少子化、共働きが当然のようになり、親だけで子育てをすることが難しくなっている。本当は、企業勤めのようにコスパやタイパを求める感覚を、子育てにまで持ち込みたくないと思っている人も多いのではないだろうか。それでも、時間や心の余裕がなければ、効率のよい子育てを求めてしまう。スマホは、その状況にとても都合よく入り込んだものなのだと思った。
また、個性を大切にすることが重んじられるようになった中で、「自分の人生を生きる」ことばかりが優先され、共同体に生きている感覚が薄れてきているのではないかとも感じた。一人ひとりの主張や事情を尊重するほど、ルールやラベル付けも増えていく。もちろん必要なものもあるけれど、その一方で、中庸のようなものがなくなっている気がする。経済的な余裕のなさも関係しているのかもしれないが、社会全体として、心の豊かさが失われてきているのかもしれない。
そう考えると、スマホ育児は親個人の問題だけではなく、核家族化や個人主義、共同体の希薄化など、いろいろな変化が重なった結果なのだと思えた。
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Posted by ブクログ
最近の子供は物語を読めない?!
言葉の中身を理解できない子供が増える実態、そのルポルタージュの結果は…
この本を私が読んだ感想は、いろんな大人が都合を子供に押し付けた結果なのだと思う。
教育機関、SNS、家庭環境…
ままならない事もあるので、親とか先生とか特定の大人を責めても問題は解決しない。
どの環境においても、どの要因も歯車の一つでしかないので、どれかが上手く回らないと好転は期待できない。
ただ、やはり言葉を一つでも多く知ること、直接的に人と関わる機会を得ることで国語力は身につくものであることは想像通り。
それを、どの段階でどうやって身につけるかで人生変わるなと…。
国語力は社会を生きていく上で、身を守るためにも必要なのだと思いました。
私も言葉を知らない方なので、気をつけなければと気を引き締めると共に、子供に対して私にも何かできることはあるのかと考える一冊でした。
ぜひ、国のエリートと呼ばれる人たちに読んでほしい。