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DV、ドラッグ、差別、貧困――暴力団の家庭には社会のあらゆる問題が詰まっている。両親は朝から注射を打ちセックスに耽り、クスリが切れた瞬間に血だらけになるまで殴り合う。学校では極道家庭と白い目で見られ孤立し、出自が影響して就職は不可能に近い。ヤクザの血を継ぐ人間は表の世界で生きられないのか。14人の「ヤクザの子」が証言する哀しい半生。「ヤクザ・チルドレン」改題。
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Posted by ブクログ
石井光太『ヤクザの子』新潮文庫。 『ヤクザ・チルドレン』を改題、大幅加筆修正。 暴力団の家庭に生まれたが故に様々な苦難を味わう14人のヤクザの子の証言により構成されたノンフィクション。 かなり衝撃的な内容だった。特に覚醒剤に溺れる親を持つ子供の人生は悲惨だ。クスリが切れると血だらけになるまで殴...続きを読むられ、学校ではヤクザ家庭と白い目で見られ、社会人として普通の職業に就くのも困難なのだ。 女の子であれば、レイブや母親にソーブに売り飛ばされたりとさらに悲惨な人生が待ち受ける。 戦前、終戦直後であれば、警察では目の行き届かない裏社会の抑止力となった暴力団であるが、暴対法などが施行され、国家権力による締付けが強化されると事情は大きく変わる。合法的、或いはグレーゾーンのシノギの場はどんどん奪われ、組織の末端となれば、貧困に苦しむことになる。そうなると薬物売買などの非合法なシノギに手を染めざるを得ないのだ。 昔、学校の同級生や先輩で親が暴力団というのが2人くらいは居た。中でも親が暴力団という先輩は一家全員が空手の有段者で、某国営放送のローカルニュースでそれが街の話題として取り上げられていたのには笑ってしまった。まだ暴対法など無い時代の話である。 本体価格710円 ★★★★
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ヤクザの子(新潮文庫)
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石井光太
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