無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
「生まれくる子供に家庭を選ぶことはできない。その一方で、国や社会にはどんな子供をも不適切な環境から守る義務がある。」
支援を受けることを拒む家庭こそが、真に支援とつながりを必要としているのだということを、改めて強く感じられる本。
児童養護施設や、児童自立支援施設など、社会的養護の支援機関に、一定数反社会的組織を身内に持つ子どもたちがいるのだろうと想像すると、その運営の困難さが想像される。児童相談所なども、ヤクザの家庭には介入しづらい(拒まれる)のだろう。
ドラッグという身体的快楽と結びつきやすいところも、反社会組織や犯罪がなくならない、そして問題を複雑化させる原因なのだなということもまた、強く感じた。
親がヤクザ等で、子どもが困っているときに、祖父母が手を差し伸べるが、過剰に厳しく躾をしたり勉強させたりすることで逆に子どもが反発する、という事例がいくつかあった。やはり、子どもに必要なことは、まずその子どものありのままを受け入れるということなのだろう。
Posted by ブクログ
『子供は生まれてくる親を選べない。』
これはよく言われる言葉ではあるが、いま一度痛烈に思ったなあ。
この本は14人の『ヤクザの子』…親が暴力団の家庭に生まれた子供たちの半生が綴られている…
DV、ドラッグ、差別、貧困、ネグレクト、暴力による支配…『普通の暮らし』を望むことはおろか、ひきこもることも許されない。
ドラマや小説では任侠に生きる人たちの潔さや不器用さが時には『いい人』として描かれているが、この本に登場する14人は誰一人幸せな人生ではない。(中には『自分の人生は幸せだ』とインタビューを受けて答えてる人もいたが、そうは思えない)
どんなにひどい環境でも、最後は本人の気持ちと生き方が人生を左右するものだが、最初のスタート(生まれた環境)が負の世界というのは、いささか気の毒なことだろう。ヤクザな親を持ち、後ろめたさを感じ、夢をあきらめ、その事実をひた隠しに慎ましく生きることをよしとする現実…ノンフィクションだと思うと、ほんとに悲しすぎる。
自分は普通の真面目なサラリーマン家庭に生まれた。そして息子が2人いるが、2人とも大学までの学費は何とか捻出し社会人となった。嫌な言葉ではあるが、僕も息子たちも『親ガチャ』は当たりなのかな。
いま『半グレ』という組織に属さないだけで暴力をアイデンティティにする輩もいるようだが、どんな事情であれ軽蔑するし、社会から無くしていきたいものだと思う。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
少年・青年マンガ
少年・青年マンガ
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
試し読み
小説・文芸