石井光太のレビュー一覧

  • おかえり、またあえたね

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    世界で数千万人いるといわれる路上で暮らすストリート・チルドレンと呼ばれる子供たち。主人公のトトはその一人です。かわいいタッチで描かれていますが内容は厳然たるもので、私たちに重い現実を突きつけられます。

    僕はこの本の原作を書かれた石井光太さんの本はすべて読んでいて、そのディープな世界に魅了されていますが、今回の本は彼が初めて手がける絵本だということで大変楽しみにしておりました。

    主人公のトトは作者の石井光太さんがアジアの最貧国で出会った少年のイメージが組み合わさってできたものなんでしょうね。これは、絵本なのでほかの石井光太作品で特徴的などぎつい話は一切出てきません。しかし、ここに書かれている

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    2011年09月07日
  • 日本人だけが知らない 日本人のうわさ~笑える・あきれる・腹がたつ~

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    「日本企業は中国でつくった一番いい製品を欧米に輸出する。二番目にいい製品を、日本へ逆輸入する。そして、最悪の品を中国本土で売る」…etc。海外でまことしやかにささやかれている日本の「うわさ」です。

    この本は海外でまことしやかにささやかれている日本人に関する「うわさ話」を海外に取材をすることの多い筆者が見聞きしたものを収録した本です。まぁ、笑えるものから「あながち間違ってはいないよなぁ」、というものまでさまざまあります。こういうところから日本人はいったい海外でどうんなふうに見られているのかを知るというのもまた面白いことだと思います。目次に書かれていることをを少し引用します。

    「日本人は、洋服

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    2011年09月02日
  • ルポ 餓死現場で生きる

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    餓死現場で生きる人たちが直面している様々な問題と、問題が起こる背景を実体験に基づいて語ったもの。
    児童労働や売春などは先進国の価値観では許されるものではない一方で、彼らにとって家族が食べていく為の最後の手段だったり、貧困から抜け出せる手段だとしたら、我々はこれらの行為を安易に非難すべきであろうか。単に統計上これらの数字を減らせば良いわけではなく、こういったものに従事せざるを得ない彼らの現実をもっと理解すべきであると感じます。児童労働や売春を単に取り締まるだけだと、彼らはもっと劣悪な労働環境に陥る可能性があり、貧困の根本になっているものを解決しないでは、問題は解決しないと感じました。

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    2011年08月19日
  • ルポ 餓死現場で生きる

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    データだけでは分からない現実がある。ここに描かれているのは圧倒的な貧困だ。生き延びる為の悪循環は、先進国が考える支援だけでは到底救えない。しかし、現実から目を背けず受け入れ理解したい。

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    2011年07月03日
  • 地を這う祈り

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    アフガニスタンやインドや東アフリカなどのストリートや貧民窟で暮らす少年少女や障害者や物乞いなどのルポ。

    一日の稼ぎをよくするために病気や怪我を治療しないで物乞いをし続けるとか、写真がまた結構な衝撃で。

    made in JAPANと書かれたペン型の銃とか(もちろん日本製ではないけど)不発弾を集めて建てた家とか、なんとも言えん。

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    2011年06月10日
  • ルポ 餓死現場で生きる

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    ネタバレ

    石井氏のルポは、いつもいろいろと考えさせられるものがある。
    例えば児童労働の問題。批判するのは簡単だが、なぜ子どもたちはそこで働かなければならないのかということを考えていくと、「児童労働は”悪”」と単純に決めつけてしまうことの怖さが見えてくる。
    石井氏は批判はしない。ただ弱者の横に寄り添ってくれる優しさがある。

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    2011年04月11日
  • 地を這う祈り

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    タイトルに惹かれて購入しましたが、衝撃的な内容でした。日本というか自分自身が生ぬるいと感じて、変な焦燥感が読み終えた後も付きまとって来る感覚があります。写真多めなのでサクッと読める。

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    2011年04月05日
  • 地を這う祈り

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    「罪悪感のような気持ちがある」。障害者の写真を撮る時の気持ちをそう語る石井さんの言葉を読んで、「目を背けず正面からありのままを見よう」と思えた。

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    2011年01月19日
  • 日本人だけが知らない 日本人のうわさ~笑える・あきれる・腹がたつ~

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    日本人の噂のバイブルとは『日本人だけが知らない 日本人のうわさ』のことです。老若男女、海外経験のある人はもちろん、外国に行った事の無い方もこの本を存分に楽しめます。私たち日本人とは一体どんなものなのか?哲学的なテーゼを面白可笑しく考え直してみませんか。

    (九州大学 学部生)

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    2010年09月24日
  • 物乞う仏陀

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    アジアの路上で物乞う人々のありのままがかかれています。
    先進国である日本では考えられないような事も
    まかり通るほんとに恐ろしい現状にただただ自分の無力感を
    覚えました。

    不発弾がごろごろと転がる村で力を合わせて
    必死に生きている人々

    シンナー中毒で路上を這いずり回るストリートチルドレン

    物乞いをさせるため手足を切断されたり眼を潰されてしまう子供

    臓器や眼球までも売買させられてしまう物乞い

    こんな事が同じ地球上で生きるために繰り返されているのです。
    こんな信じられないような現実が。

    苛酷な環境で生きる人々の心に歩み寄り
    問いかける事で現状の羅列でなくより真実に

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    2010年09月02日
  • 物乞う仏陀

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    とにかく目が醒めました。
    とにかく泣きました。
    悲しくて泣くと言うより、新たな発見で泣く。
    人はこういうとき、こう思うんだなって。
    私にとっては心から大切な本になりました。

    遠いアジアの現実は自ら端を発して知ろうとしなければ知ることができない。
    ボランティアや福祉、ストリートチルドレンや発展途上国問題ににありがちな、施しを乞い悲しい現実だけを捉えた本とは違い、旅をしながらありのままの出来事、感じたことを偽りなく伝えてくれる。
    それはときに葛藤であったり、恋心であったり、笑いであったり、嘆きであったりと過酷な旅で得たものは人生における大切な感情そのものたち。
    健常者であってもそ

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    2010年06月27日
  • 少子化に打ち勝った保育園―熊本「やまなみこども園」で起きた奇跡―

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    自然に返したジョロウグモからのお礼。柿を盗る疑似体験。豊漁祈願の「ぶちあわせ太鼓」。ドラマを織り込む。スリルを味わう。挑戦意欲を引き出す。卒園しても生涯記憶に残る。地域丸ごと園の庭。保護者も参加し、支え合う。子どもとともに親も成長する。子育ては苦役から喜びに。子どもの数は3人、4人。もう一人産みたくなる。「少子化に打ち勝つ保育園」は奇跡のように40年。認可外の弱み、財政難、プールでの事故。数々の困難を地域一体の大家族で乗り越える。批判もある。普遍的にはできないが、子どもが増える未来への希望を与えてくれる。

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    2026年04月07日
  • 世界と比べてわかる 日本の貧困のリアル

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    貧困状態への解像度が上がる本。
    日本は発展途上国に比べて、制度でサポートしているが、社会的なつながりが絶たれている問題がある。
    食や教育の経済力不足で子供がそもそも不利にならないよう、親ができる環境は整えておきたい。愛が最も必要なのは、言うまでもない。

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    2026年04月02日
  • ルポ 誰が国語力を殺すのか

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    国語力=十分な言葉量で自らの心の船を適切に操ることができるちから。
    その原因は学校教育なのか、sns.ネット依存なのか、家庭環境なのか。複合的に絡み合っている気がする。

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    2026年03月28日
  • ルポ 誰が国語力を殺すのか

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    ネタバレ

    自身は社会課題解決の一環として、若年層の国語力の底上げをコンテンツとしたいと思っており、それに対する情報としてとても参考になった
    国語力の低下が社会行く末を提示していると感じた
    渾身のルポルタージュ作品だ

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    2026年03月26日
  • 死刑囚メグミ(1)

    購入済み

    この罪とは?

    実は結局、先に原作の小説を読みました。読みだすと割のほぼ、一気読みでした。
    1巻だとまだ最初の場面なので先は長いですが、マンガらしい表現できちんとこの話を描き切って欲しいです。

    #ダーク

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    2026年03月23日
  • ヤクザの子(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ヤクザの子と一括りにはできない、と考えさせられた。
    それぞれの家庭で事情があり、周囲の人との関わりによってその人の考え方が形成されたり、生き方が決まってくるのだと思った。

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    2026年03月04日
  • 最期は一日中抱っこさせて  ―短い命の輝かせ方―

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    プラネタリウムを通しての生と死はとても腑に落ちた。皆が平等で尊い命って言葉で聞いてもどこか薄っぺらくて、今生きてる世界はまだまだ能力主義にまみれているから。中々実生活では腹落ちしにくい。それがプラネタリウムという経験を通して実感できるのは本当に良い

    星つむぎの村に行ってみたい。
    院内学級にも自立支援にもとても興味がある。

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    2026年02月18日
  • 教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち 1巻

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    「子どものために」って言ってる人や団体って、子どもって言葉を都合のいいように利用してるのは知ってる。
    教育虐待は、あれも依存症と同じ気がする。子どもが一人の人間として人格を持って生きてること完全に忘れてるわけで。過去に、事件を起こした人たちにはこの教育虐待があったと言われてるけど。大人が、適切な人間関係築けず子どもを犠牲にしてるだけなんだよね。ひどすぎる。

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    2026年02月02日
  • 教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち 1巻

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    進学塾に通わせ、名門中学に入れる。名の知れた大学を卒業して、一流企業に入社すれば、勝ち組。子は幸せになり、親は満足する。路線を踏み外せば負け組。そうならぬよう、親も厳しく指導する。甘やかしてはいけない。さぼろうとすれば、言葉も激しく、力ずくでもやらせる。…その方針は、現代日本社会においてあながち間違いではない。うまくいっていることもある。むしろ成功している方が多いかもしれない。塾だって、緻密な研究の下、子の能力を最大に引き出している。教育虐待はなぜ起きるのか。委ねられるのは、個々の親と指導者たちの良識。

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    2026年01月21日