石井光太のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
アジアの路上で物乞う人々のありのままがかかれています。
先進国である日本では考えられないような事も
まかり通るほんとに恐ろしい現状にただただ自分の無力感を
覚えました。
不発弾がごろごろと転がる村で力を合わせて
必死に生きている人々
シンナー中毒で路上を這いずり回るストリートチルドレン
物乞いをさせるため手足を切断されたり眼を潰されてしまう子供
臓器や眼球までも売買させられてしまう物乞い
こんな事が同じ地球上で生きるために繰り返されているのです。
こんな信じられないような現実が。
苛酷な環境で生きる人々の心に歩み寄り
問いかける事で現状の羅列でなくより真実に迫ったドキュメンタリーです。
だから私に何が出来るのかわからない。
だけど知る事が大事なのだと思う。 -
Posted by ブクログ
とにかく目が醒めました。
とにかく泣きました。
悲しくて泣くと言うより、新たな発見で泣く。
人はこういうとき、こう思うんだなって。
私にとっては心から大切な本になりました。
遠いアジアの現実は自ら端を発して知ろうとしなければ知ることができない。
ボランティアや福祉、ストリートチルドレンや発展途上国問題ににありがちな、施しを乞い悲しい現実だけを捉えた本とは違い、旅をしながらありのままの出来事、感じたことを偽りなく伝えてくれる。
それはときに葛藤であったり、恋心であったり、笑いであったり、嘆きであったりと過酷な旅で得たものは人生における大切な感情そのものたち。
健常者であってもそうでなくてもみんな生きているには違いないんだ。
幸せは他人が量るものではなくて、己自身で量るものだと。
私はなんといってもこの著者の観点がすごく好きで、
この日本のどこかに、こんなにもやさしく芯の強い人がいるなんて、すごく嬉しかった。
石井光太さん、すてき。 -
Posted by ブクログ
私は小学生の頃、テストで10点や0点を取っても呆れられるだけで、逆に何も叱られなかった。それから中学2年生になるまで一切勉強をしてこなかったのだが、今振り返ると何かのきっかけで「自発的に勉強するようになる」のが一番の近道なのだと思う。
もしあの時親に強制的に勉強させられていたら、私はもっと勉強が嫌いになっていたと思う。
教育に限らず、物事を強制することは虐待と同じであり、最悪な道へ導いてしまう可能性があることをこの本を読んで痛感した。
自分が親になったらつい干渉してしまいそうだからこそ、のびのびと育ててくれた自分の環境に改めて感謝したい。