石井光太のレビュー一覧

  • ルポ 誰が国語力を殺すのか

    Posted by ブクログ

    現代では、子どもの国語力低下が著しい。単なる読解力の低下ではなく、語彙力、想像力、思考力の全てが低下していると言える。
    これら全ての力は全ての学力の基礎となるだけではなく、生き抜く力にも直結する。
    よって、今の子どもたちは生き抜く力が低下しているとも言える。いじめに不登校に、引きこもり。生きづらさを抱えている子どもたちは年々増加傾向にある。

    中でも深刻なのは語彙力の低下だ。語彙力が増えないことには知っている言語が増えないため、それにともない思考力も鍛えられない。
    人は言葉で思考し、アウトプットする。
    ヘレン・ケラーが、「ウオーター」を理解してから、瞬く間に言語を習得し、癇癪がなおり、人として

    0
    2026年01月20日
  • 血と反抗 日本の移民社会ダークサイド

    Posted by ブクログ

    実際の色々な国の外国にルーツをもつ2世の人の話を聞きながら書かれている本で、自分では触れたことのない世界や考え方で考えさせられた。

    0
    2026年01月17日
  • 君はなぜ、苦しいのか 人生を切り拓く、本当の社会学

    Posted by ブクログ

    興味があったところ(4章まで)だけを読みました。

    この本を読もうと思った理由は、富の格差が生じ貧困がうまれた社会的背景・経緯を知りたいと思ったからです。
    その答えがわかりやすく書かれていて、非常に勉強になりました。

    1970年代の日本では、一億総中流と呼ばれるように、多くの個人商店があった影響で、富裕層と貧困層の差は大きくなかったようです。
    しかしながら、1990年代に入るとすぐさまバブル崩壊、さらに2000年代にはグローバル化と情報化により拍車がかかり、結果、富裕層と貧困層の格差が大幅に広がったようです。

    なんだか、社会科の授業の復習をしているようで、読んでいてとても楽しかったです。

    0
    2026年01月15日
  • 教育虐待 ―子供を壊す「教育熱心」な親たち 4巻

    購入済み

    面白いがなんかフィクション臭が

    東大に入らんでも順天に比べたら全ての国立大医学部が上だと思う…

    0
    2026年01月08日
  • ルポ スマホ育児が子どもを壊す

    Posted by ブクログ

    本当にこんな子がいるのかと思うほど、一つ一つが濃いルポだった。
    あんまりルポって好きてばないけど、本人談ではなく教育の専門家からの話だったからか、ずっと面白くて読み進めることができた。

    0
    2026年01月06日
  • 世界と比べてわかる 日本の貧困のリアル

    Posted by ブクログ

     日本は貧困大国である。ただ、周りにその人たちが見えないだけだ。
     社会に埋もれている人たちは数多くいる。貧困に苦しみ、誰にも助けてもらえず、誰からも相手にされず、ただ死を待つような人生を送っている人たちが、この日本にはたくさんいるのだ。
     「相対的貧困」という尺度で見れば、途上国のスラムのような絶対的貧困は日本には存在しない。しかし、路上生活者、ホームレス、シングル家庭といった人々がどれだけ困窮しているのかは、普通に生活している者には想像もできない。
     貧困に陥る原因として、もちろん生育環境もあるが、障害も大きな要因となっている。そうした人間の弱みにつけ込んで金を巻き上げる暴力団のビジネスや

    0
    2026年01月02日
  • 最期は一日中抱っこさせて  ―短い命の輝かせ方―

    Posted by ブクログ

    一週間だけ帰ってきた我が子。大好きな食べ物を食べさせ、ディズニーに出かけて楽しみ、キャッチボールを共にする。そして、最後の1日はずっと抱きしめさせてもらう。…我が子はもういない。帰らぬ人となってしまったが、思い出は残る。病棟にファシリティードッグが訪れ、勇気をもらった。院内にも学級があり、学び続けた。プラネタリウムで星も眺めた。ファミリーハウスに泊まり、日常を取り戻した。夢であったアイドルグループのコンサート参加も皆に支えられて実現した。そのときの輝きは今もある。時は刻まれても、短い命が生きた証は残る。

    0
    2025年12月25日
  • ルポ 誰が国語力を殺すのか

    Posted by ブクログ

    自分もかなり危機感を感じている“国語力”。
    その実態を知りたくて、『ルポ 誰が国語力を殺すのか』を読んでみました。

    想像通りだった部分もあれば、完全に想像を超えてきた部分もあり……。
    国語力が足りないとどんなことが起きるのか?
    子育て世代として、危機感のアンテナがバシバシ立ちました。

    ちなみに、著者の言う国語力とはこのように表現されています。

    ”私が思うに国語力とは、社会という荒波に向かって漕ぎ出すのに必要な「心の船」だ。
    語彙という名の燃料によって、情緒力、想像力、論理的思考力をフル回転させ、適切な方向にコントロールするからこそ大海を渡ることができる。”

    本書に登場する事例(不登校、

    0
    2025年12月10日
  • ヤクザの子(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    『子供は生まれてくる親を選べない。』
    これはよく言われる言葉ではあるが、いま一度痛烈に思ったなあ。
    この本は14人の『ヤクザの子』…親が暴力団の家庭に生まれた子供たちの半生が綴られている…
    DV、ドラッグ、差別、貧困、ネグレクト、暴力による支配…『普通の暮らし』を望むことはおろか、ひきこもることも許されない。

    ドラマや小説では任侠に生きる人たちの潔さや不器用さが時には『いい人』として描かれているが、この本に登場する14人は誰一人幸せな人生ではない。(中には『自分の人生は幸せだ』とインタビューを受けて答えてる人もいたが、そうは思えない)

    どんなにひどい環境でも、最後は本人の気持ちと生き方が人

    0
    2025年12月02日
  • こどもホスピスの奇跡(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    もし自分の子供が難病を抱えていたらとら考えると怖くなったのが正直な気持ちでした。病気で苦しむ子供にとっての幸せは何か考え続けて、新たなホスピスを生み出した人々の姿に感動をした。
    世間の人々や病院の方針の当たり前を変えることの難しさがどれほどのものかが読み取れた。
    闘病で亡くなった子供達の話や、子供たちと向き合った人たちのこれでよかったのか・もっとできたのではないか、という葛藤に胸が苦しくなった。

    0
    2025年11月29日
  • 本を書く技術 取材・構成・表現

    Posted by ブクログ

    ノンフィクション作家が語る本を書くための技術論。分かりやすく勉強になった。文章執筆以外にも思考のヒントになるエッセンスが詰まった一冊だった。

    0
    2025年11月25日
  • ヤクザの子(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    【存在する世界】
    仲間に教えてもらって読みました。

    不謹慎かもしれませんがおもしろかったです。
    本人からすればおもしろいとはどういうことだと怒られそうですが、その世界のリアルを感じることができました。

    薬は最も手を出してはいけないシロモノですし、育てる気がないなら子供はつくってはいけない。

    0
    2025年11月06日
  • 43回の殺意―川崎中1男子生徒殺害事件の深層―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「何で救えなかったんだろう」
    この事件は衝撃で、
    事件当時、同市内に住んでいたこともあり、
    当時会ったこともない少年に対して
    自責の念を感じたのを覚えている。

    本書は事件までの経緯や家庭環境が丁寧に描かれており、惹き込まれるように読んでしまった。

    やるせない、寂しく、恐ろしく、
    残念無念で、重石で心が沈むように
    心にズーンとくる本だったけど、
    少年たちの心について、考えさせられた。

    家庭での寂しさが、少年を夜の街へ
    非行へと向かわせるのかな·····

    学校が、家庭が、部活が、趣味が
    どれか一つでも居場所があることの大切さよ

    だけどその居場所は、悪事や不健康でなく
    健全で安心安全な楽し

    0
    2025年10月16日
  • ルポ スマホ育児が子どもを壊す

    Posted by ブクログ

    数十年前より圧倒的に便利で密度の高い時代。人の方はその進化についていけているのだろうか?
    これだけ世の中にデジタル機器が溢れても人の働き方、時間はさほど変わらない。
    課題や問題が片付いたと言う話もとんと聞かない。常に成長と発展を求められ、休むのは墓の中でと言う考えは今はあまり表には出ていないかもしれないが、どこかで改めていかなければならないのではないだろうか。とにかく人生にも心にも余白が必要だと本書を読んで強く感じた。

    0
    2025年10月04日
  • 格差と分断の社会地図 16歳からの〈日本のリアル〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    16歳からの、とあるとおり、若者向けに書かれたもの。斜め読みしちゃったけど、本来はちゃんと読むべき本だろう。正直気の毒な境遇の話が多くて気が滅入る。でもこれが現実とちゃんと理解すべきなんだろうなぁ。虐待とか貧困とかの問題は他の本でも読んでるけど、外国人の子どもが学校に行かなくてもいいとは知らなんだ。選挙に出る人たちはみんなこの本を読んでから発言してほしい。シェア金沢は初めて知った。憧れの場所が実在してたとは。

    0
    2025年09月14日
  • ルポ 誰が国語力を殺すのか

    Posted by ブクログ

    言葉を使うことが不得手であることが、社会で生きていくことに圧倒的に不利な状況を生むことと、それを克服する実践が紹介されている読み応えのあるルポ。

    0
    2025年09月13日
  • ヤクザの子(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    映像などでドキュメンタリーを見る事があるけど
    この本の内容の方がリアルを感じられた。
    それぞれの置かれている立場や
    人それぞれの考え方があるけど
    あまりにも辛くて途中読み止まる事が何度もあった。
    乗り越えようとする者、流れに流される者、
    望んでこの親の元に来たわけでは無いはず。

    一番怖いなと思ったのは
    あとがきに出てくる少年の言葉。
    この考えに至るまでに、伝えられる事はないものなのかなと。

    0
    2025年09月02日
  • 本を書く技術 取材・構成・表現

    Posted by ブクログ

    筆者がこれまでノンフィクションを書くために培った術が余すことなく、結構赤裸々に収められていて、書き手を目指す方々は必読では。と同時に、例示として多数のノンフィクション本が紹介されており読みたい本が急増。『累犯障害者』は特に読みたい。

    0
    2025年08月18日
  • ルポ 誰が国語力を殺すのか

    Posted by ブクログ

    「ヤバい」という言葉で全て済まそうとする若者が増えていると感じる。語彙力がなければ、表現できることも少なく、能力を伸ばすことも難しいだろう。そのことを、多くの取材から示してくれる。また、その多くの取材から、解決策も模索している点でこの本は優れているいる。

    0
    2025年08月08日
  • 「鬼畜」の家―わが子を殺す親たち―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネグレクトや児童虐待の裏には、連鎖する劣悪な家庭環境があることを知った。
    今後世の中がそういった家庭へのアプローチを深く取っていけるように変われば、救われる子供、そして母親も増えると思う。

    0
    2025年08月06日