石井光太のレビュー一覧

  • 飢餓浄土

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    アジア、アフリカの途上国の現実を幻想や流言といった精神面から斬り込んだルポルタージュ。

    石井光太の一貫したテーマとも言うべき貧困地に赴き、貧困の現実を捉えるだけでなく、現地の方の精神的な世界にも迫った興味深い作品になっている。

    第一章では、各地で今だに語り継がれる残留日本兵の亡霊の話からアジアの現実を浮き彫りにしてみせる。

    第二章では、アフリカやアジアの国々で様々な理由により抑圧される性の現実を描く。

    第三章では、戦争が遺した悲劇と呪術や呪いといった不可思議が支配を続ける現実を描いており、第四章では、今だに戦地に残る流言について描いている。

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    2014年01月13日
  • 僕らが世界に出る理由

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    世界を股にかけて回り、その衝撃的なルポルタージュを次々と発表する筆者が何かをやろうとしてそのきっかけとなる一歩を中々踏み出せない方の為に、自らの体験を踏まえて語る一冊です。著者の視点が素晴らしいです。

    アジアをはじめとする世界各国を回り、衝撃的なルポルタージュを発表し続けている石井光太氏が、若い人向けに語ったことをまとめた一冊です。
    『いつ、何をやるか?』
    このテーマは10代の後半から20代の半ばくらいまでのは常に付きまとって来るわけですが、それらの疑問について、筆者が自らの体験を基に、熱い回答で答えております。

    石井氏は両親をはじめとする身の回りの人間が世界を舞台に活躍する方だそうで

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    2013年10月30日
  • 写真増補版 神の棄てた裸体-バングラデシュ編-

    購入済み

    (゚o゚;)

    衝撃的でした(>.<)

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    2013年08月12日
  • 戦場の都市伝説

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    ウガンダ・ビクトリア湖の「死体を食べて大きくなった巨大魚」、パレスチナの「白い服を着た不死身の自爆テロ男」、海外取材経験の豊富な筆者が現地の人から聞いた『噂』。しかしそれには『真実』が含まれていて…。

    古今東西、人と人が相争うところには『うわさ』というものがまるで野火のように人々の間を通り抜けて、あっという間に広がっていくようです。 しかし、うわさというのは往々にして『真実』を含んでいるというのもこれまたよくあるお話。本書は海外取材の経験では百戦錬磨を誇り、衝撃的なレポートを数多く発表してきた筆者が、日本を含めて各地の戦場に散らばっている『うわさ』を集めて紹介したものです。その中の一部を紹介

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    2013年07月21日
  • 地を這う祈り

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    ネタバレ

    貧困地帯を渡り歩き、一般的に忌避される人々への取材を続けている著者のエッセイ&写真集。
    日本では想像もつかないような世界の最貧困層の実態を、余計な感傷を交えることなく捉えた内容。
    より多くの銭を稼ぐために病や怪我や死でさえも利用する物乞いたちの姿に始まり、生きるために性を売りながら果ては路上死を迎えた女性の写真、さらにはシンナーを片手に新聞紙を貪る少年の話まで、読み進めるほどに苦しさが募った。
    時折挿まれる人々の笑顔の写真は、麻痺し始めた現実感をそのつど揺さぶり起こしてきた。
    思いがまとまりきらず、言葉に詰まる。

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    2013年06月03日
  • 物乞う仏陀

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    ネタバレ

    アジア諸国で身体に障害を持つゆえに物乞いとならざるを得なかった人々、マフィアにより誘拐され障害者として物乞いを強要される人々等を描いたノンフィクション。そんな人々が著者には仏陀に見えたのか?悲惨な現実を突き付けられても、なすすべもないのですが…。

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    2013年05月26日
  • ルポ 餓死現場で生きる

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    戦争や紛争、貧困、食糧不足、感染病。世界には一筋縄では解決できない複雑で深刻な問題が数多くある。私たちはしばしば新聞や雑誌などに記されている統計的な数字を通じて、そうした問題の事の重大性を知識として享受する。
    だが、こうした「大きな問題」について考える際に、私が常々重要だと考えるているのは、その問題に対する「当事者意識」である。人々に「当事者意識」を喚起するのでなければ、「大きな問題」を人々に伝える意義はほとんどないように思う。

    たとえ「大きな問題」を知識として得ていたとしても、そうした問題を「我が事のように感じる」という意識がないと、具体的なアクションを起こすためのモチベーションは起こらな

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    2013年08月18日
  • ルポ 餓死現場で生きる

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    「恵まれない子どもたちに支援の手を」と一言で語られがちな世界の貧困問題にもう一歩深く踏み込んだ作品。
    飢餓の中に生きる人たちにも生活があり日常がある。
    当たり前のことだが、改めてそのことに気付かされた。
    本書では「子供兵」についての記述もあるが、戦争が終わったあとの彼らの行く末、また彼ら(彼女ら)がなぜ、どのような経緯で子供兵になるに至ったのか、ということも書かれている。
    貧困と戦争、そして生活、それらが切り離すことのできない問題として描かれ、安易に児童労働や、児童結婚を否定するだけでは解決出来ないということを知った。
    あとがきに「私は、あなたが問題の難しさに絶望するのでなく、その複雑に絡み合

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    2013年01月24日
  • 地を這う祈り

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    改めて本にして手にすると、
    世界の広さと幅を感じさせられました。
    日本はやはり豊かな国です。
    それが幸せにつながっているかは個々のことですが、
    圧倒的に環境が悪い地域で生きる人のことは
    いつも心に留めておきたいです。

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    2013年01月05日
  • 戦場の都市伝説

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    タイトル通り,「戦場」における「都市伝説」が数多く紹介されています.平和な国に生まれ育ったことをただただ感謝するのみです.どうか,世界に平和が訪れますように.

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    2013年01月03日
  • 日本人だけが知らない 日本人のうわさ~笑える・あきれる・腹がたつ~

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    ネタバレ

    ◆日本企業vsデマ
    戦後の渡米日本人→性別欄に、数字(性交回数)を記入
    日本製品→戦後は粗悪品で売れず、工場を宇佐に移転 MADE IN USA表示
    ニコン→日本工学工業、戦時中スコープや命中機器を製作、小型大国の日本ブランド先駆け
    オカモト→軍事工場として兵士用のコンドームを大量生産、「突撃一番」「鉄兜」
    コンドーム使用率→日本低い(3位)、北欧・南アに続く、ちなみに日本は18センチ、アメリカ向けは20センチ、北欧向けは23センチ
    人毛カツラ→中国やインドの貧民、寺院の剃髪を買い上げてつくる

    ◆ジャパン・セックス
    昔の日本の婚姻関係→近親婚はセーフティネット
    春画→明治時代の欧米への人気の

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    2013年04月25日
  • 物乞う仏陀

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    ノンフィクション。アジアの物乞いに魅せられた著者が、各国で出会った人々のエピソード集。

    情熱大陸で著者を知り、気になって読んでみた。ノンフィクションってもっとお堅い文章なのかと思っていたけれど、短編ということもあって驚くほど読みやすかった。良くも悪くも、小説のようだと思った。読みやすすぎて、なんだかフィクションのように感じてしまう部分も。挟み込まれている会話のテンポが良いからかもしれない。けれど、その中にさらっと描かれている現実は、想像しようとしてもなかなかできない。

    自分の無知を恥じたり、旅先で恋に落ちたり。ノンフィクション作家の人って、こんなに作品の中で自分をさらけ出すものなのだろうか

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    2012年08月27日
  • 物乞う仏陀

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    かなりリアルでヘビーな作品。はじめは興味本位で読めるが、後半になるにつれて、ページをめくるのが苦しくなってくる。
    おそらく筆者が疲弊していくにつれての変化なんじゃなかろうか。ノンフィクションのような随筆のような筆致。傍観者であろうとする筆者がだんだんと苦しくのめりこんでしまう様子が伝わってくる。

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    2012年08月12日
  • おかえり、またあえたね

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    「知って、じゃああなたは何をする?」と、一貫して語りかけている良作。
    やさしい語りかけにやさしい色合いの絵が調和していて、残酷なリアルなのに、きっと小さな子どもにでも最後まで読ませてくれる。


    『おかえり、またあえたね ストリートチルドレン・トトのものがたり』は、とてもおそろしい本だった。
    帯に偽りはない。
    「絶対貧困」という、途方もなく、世界中の誰もまだ解決できていない残酷な現実に対してリアルで、
    けれど希望を残してくれた作品だった。

    「知って、じゃああなたは何をする?」と、一貫して語りかけている良作だ。
    「絶対貧困」の世界に暮らす、トトというひとりのストリートチルドレンを主人公にした物

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    2012年07月31日
  • 物乞う仏陀

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    現実とは認めたくないような現実であっても、そこには糾弾する相手はいない。そんな現実を少し知ることができた。

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    2012年07月16日
  • 地を這う祈り

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    この本読まないと知らなかった世界があった。

    一度だけ東南アジアで物乞いを見たことがあるが
    そのバックグラウンドが多少わかる。

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    2012年07月10日
  • おかえり、またあえたね

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    石井光太さんの本。絵本になっていて、とても読みやすい。
    絵本なので、全体的な雰囲気としてはやわらかいが、詰まっているメッセージとしてはかなり重いもの。貧困地域のスラムを取り巻くさまざまな問題を突きつけてくる。
    ひとつひとつに想像力を働かせながら読めば、本書を存分に活かすことができていると思います。

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    2012年05月16日
  • ルポ 餓死現場で生きる

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    公用語すら喋れなければいかに仕事がないか、
    児童結婚という名の身売りが、娼婦と比べてどちらがよいのか、
    児童労働を禁止したら、児童労働でしか金銭を得られない彼らはどうなるのか、
    貧困から抜け出す唯一の道が子供兵になることなのに、子供兵すら禁止するのか、
    そういった餓死現場で生きている人たちの現実を描写した作品。
    豊富な現場に裏打ちされた文章が目の前で起きていることのように訴えてくる。

    簡単な特効薬があればとっくに解決している。
    問題の糸は深く複雑に絡んでいる。答えは一つずつ見つけていくしかない。

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    2012年04月22日
  • ニッポン異国紀行 在日外国人のカネ・性愛・死

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    在日外国人の諸問題を書いたノンフィクション。
    普段生活しているうえでは全く知らなかった日本の一面を
    垣間見ることができる珍しい本かと。
    読後は色々考えさせられました。
    ノンフィクションをあまり読まないのですが。これはぐいぐいと引き込まれました。

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    2012年03月24日
  • 物乞う仏陀

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    アジア各国の物乞いを取材した本

    ・宝くじを売る障害者の姿をよく見るのは、発展途上国に税金を社会福祉に使う余裕がなく、宝くじの仕事や利益を社会福祉事業に回すことを行っているためである。
    ・ムンバイのマフィアはストリートチルドレンを捕まえて手足を切断し、沈黙を強制して働かせる。
    ・物乞いを眠らせて、臓器を摘出し、闇ルートで販売する。
    などなど

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    2012年03月17日